原題:THE SORCERER'S APPRENTICE
この夏、ディズニーが贈るNY魔法大戦争!
レイトショ―にて鑑賞。ニコラス・ケイジが、ジェリー・ブラッカイマーにこの作品を持ちこみ、映画化となったらしい。たくさんのヒット作を送り出しているブラッカイマー、「プリンス・オブ・ペルシャ」が先ごろ公開されたところですが、これが今一つだったので、今回はどうかな?となんて思ったり、、、、、。
ということで感想です。まあまあ良かったのではないかと。お話的にはパーシー・ジャクソンとオリンポスの神々に似たような感じではありますが。パーシーの場合、実は本人自身も知らない半神、半人だったという事実。今回の場合、主人公デイヴが実は、邪悪な魔法使い“モルガナ”のとどめを刺す有能な魔法使いだということだということが後に判明するという事実。
どうもこういうパターン化されたものが何故か多いんですね。でも本作は意外にもつまらなくなかったのは、魔法使いたちのそれぞれの味があったからかしら、、、、。
ニコラス・ケイジ扮するバルサザールというキャラ、ロングヘアーでそれなりに良い雰囲気がありました。キャスティングという点ではバッチリかな。
敵対するマキシム・ホルヴァートには、あの17歳の肖像のアルフレッド・モリ―ナ。彼だとはまったく気づきませんでした。そういえば見たことあるなあというくらいの印象。彼も変装することで、その役に上手くハマっています。
そしてモニカ・ベルッチ。出番は少なかったものの、こういう古典的な役にとてもマッチしていて、ミステリアス。ニコラス演じるバルサザールもそうですが、2人とも良いですよね。
主人公デイヴを演じたジェイ・バルチェルだが、見たことがるような?トロピック・サンダーに出演していたらしいので、それが記憶にあるのか、、、、、。芸歴は長いようです。現在28歳の彼は12歳から子役として活躍していたそうなので16年もこの世界にいるんですね。
さてストーリー(allcinemaより拝借)
太古より人間の知らないところで魔法使い同士の戦いが繰り広げられていた。今は亡き善なる魔法使いマーリンの弟子バルサザールは、恋人の魔法使いヴェロニカの犠牲により、1000年以上に渡りどうにか幽閉している邪悪な魔法使い“モルガナ”にとどめを刺し、戦いを終わらせることができるマーリンの後継者となる“選ばれし者”を探していた。ところが現代のニューヨークで、ついに見つけた“選ばれし者”は、テスラコイルの研究に没頭する気弱な物理オタクの大学生、デイヴだった。バルサザールは混乱するデイヴを強引に自分の弟子にして、彼の秘めたる力を覚醒させるべく特訓を開始するが…。
ニコラス・ケイジ、今回の魔法使いバルサザール役が本当にお似合いだったよ。後ろにはあのアルフレッド・モリナ
古典的な要素だが、何故かニューヨークシティをバルサザールやホルヴァートがスポーツカ―でカーチェイスしながら疾走したり、ワシや牛のオブジェが動き回ったりというアクション満載なのが何か新鮮な感じもする。
また主人公ディヴが科学オタクということで科学の力を使うところも面白いかも。
今作は、1940年に製作されたディズニーの名作アニメ「ファンタジア」に収められた一編「魔法使いの弟子」が基になっているそうです。
製作・主演を務めたニコラス・ケイジによる企画、「子供の頃に自分が見て感銘を受けた『ファンタジア』を現代の家族にも見て欲しいと思って製作した」とのこと。
今回、『ナショナル・トレジャー』のスタッフが再結集して製作されたというのも見どころのようですね。
解説(allcinemaより拝借)
ナショナル・トレジャー」に続き、ジェリー・ブラッカイマー製作、ニコラス・ケイジ主演、ジョン・タートルト―ブ監督のトリオで贈るファンタジー・アドベンチャー大作。ディズニー・アニメ「ファンタジア」の“魔法使いの弟子”パートをモチーフに、現代のニューヨークを舞台に勃発した善と悪の魔法使いによる最終決戦の行方と、そこに巻き込まれた一人の青年の運命を描く。共演はジェイ・バルシェル、モニカ・ベルッチ、アルフレッド・モリナ。
メディア | 映画 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(ディズニー) |
初公開年月 | 2010/08/13 |
ジャンル | アクション/ファンタジー/アドベンチャー |
映倫 | G |
http://disney.go.com/disneypictures/sorcerersapprentice/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.disney.co.jp/deshi/