銅版画制作の日々

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ミックマック(2009)

2010-09-25 | 映画:ミニシアター

 原題:MICMACS A TIRE-LARIGOT

世界が平和でありますように、、、、、。

悪人を鑑賞後、京都シネマにて鑑賞しました。予告編での映像がとても素敵だったので、楽しみにしていました。
主役バジルには「僕の大切なともだち」でダニエル・オ―トゥイユと共演したダニー・ブーン。ダニー・ブーン、ちょっとお年がいかれたのか?やつれたような気もします。もっとふっくらしていたよね。
映像は思っていたとおり、趣があってなかなか良い。バジルの仲間たちのキャラも個性があって面白いと思います。
ただお話の運びが結構ゆっくりしています。少々辛気臭い(>_<)それがどうもいけません。間延びした感じなもんで、何か観る前の高揚感が一気に下がってしまいました。
あまり面白くないやんか!!もう少しテンポを上げて欲しい。


フラカス(人間大砲)ドミニク・ピノン
ジャン=ピエール・ジュネ監督作品の常連俳優さんだそうです。55歳、何かもっとおじさんに見える。

結局最後まで、私はテンション上がることなく終わってしまいました。まわりのお客さんは、要所、要所で爆笑でしたが、、、、、。私は正直笑えず。一人しらけ状態(涙)

 
STORY(キネマ旬報より拝借)
 

ある日、レンタルビデオ店で働くバジル(ダニー・ブーン)は、発砲事件に巻き込まれ、頭にピストルの弾を受けてしまう。一命は取り留めたものの、頭には弾が残ったまま。仕事も家も失ったバジルは、外で寝泊りをしながらパントマイムで生計を立てながら暮らしていた。そんなバジルを見かけたガラクタ修理屋プラカール(ジャン=ピエール・マリエル)は、彼を仲間の所へ連れて行く。そこには、とても個性豊かな人々が住んでいた。冷蔵庫に入ることのできる“軟体女”(ジュリー・フュリエ)、計算の天才“計算機”(マリー=ジュリー・ボー)、人間バズーカでギネスブック記録を持つ“人間大砲”(ドミニク・ピノン)、ことわざの天才で元民俗歴史学者の“言語オタク”(オマール・シー)、ガラクタアーティストの“発明家”(ミッシェル・クレマド)ら、おかしな人々の笑顔には、温かな空気が満ちていた。新たな人生を歩み始めたバジルは、ある日ガラクタ集めの途中、兵器会社の横を通りかかる。そこは、バジルの頭に残った銃弾を造っている会社であった。さらにその向かいには、30年前に西サハラでバジルの父の命を奪った地雷を造った会社があった。自分の人生をメチャクチャにしたこの2つの兵器製造会社を許すことはできない、とバジルは仲間たちと共に“死の商人”への仕返しを開始する……。

 


ラ・モーム・カウチュ(軟体女)ジュリ―・フェリエ
本当に柔らかい身体ですね。冷蔵庫に入っていました。

反戦メッセージがあり、ブラックコメディでファンタジー性も、、、、。おとぎ話のようなティストも含まれていて、良いのですが。私的にはちょっと好みの作品じゃあないかも。フランス映画が嫌いなわけではありませんが、これはちょっと想像していたものではなかったです。

ジャン=ピエール・ジュネ監督は脚本も兼ねています。いやあオリジナル作品なんですね。その点はリメイクや、原作本の映画化じゃないのでやはり凄いですよね。


それぞれのキャラクターは何ともいえない味があります。

タンブイユ(料理番)を演じたヨランド・モローが特に印象深かった。

解説(allcinemaより拝借)

 「アメリ」「ロング・エンゲージメント」のジャン=ピエール・ジュネ監督が「ぼくの大切なともだち」の人気コメディアン、ダニー・ブーンを主演に迎え、奇想天外な物語と美しくもシュールかつ遊び心あふれる映像で贈るファンタジー・コメディ。不幸な人生を送る主人公が、その原因を作った2大軍事企業を相手に、個性豊かな仲間たちと繰り広げる壮大なイタズラの行方を風刺とユーモアを織り交ぜ綴ってゆく。

 ジャン=ピエール・ジュネ監督

第35回セザール賞
  • ノミネート: 音響賞
  • ノミネート: 美術賞 - アリーヌ・ボネット
  • ノミネート: 衣装デザイン賞 - マデリーン・フォンテーヌ

 

メディア 映画
上映時間 105分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(角川映画)
初公開年月 2010/09/04
ジャンル コメディ/犯罪
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://www.micmacs.jp/
Comments (4)
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