銅版画制作の日々

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セイジー陸の魚ー(2011)

2012-03-10 | 映画:ミニシアター

 破滅と救いが世界を変えていく。

評価(好き度):+5点=65点

久しぶりに邦画を鑑賞。西島秀俊君主演ということで気になっていた作品。

西島秀俊ってこういうキャラ、本当に似合うな。破滅的って感じが良く出ているよね。言葉少ないところは魅力的じゃあないですか。森山未来君がそんな彼にぞっこん惚れたっていう表現はおかしいか?彼のことをもっと知りたくなった気持ちは何となくわかるような。

でもこのテンポがどうもまたまた苦手なジャンルで。。。。。途中案の定睡魔にヤバいなあと思ったらやっぱり。めくるほどの展開があるわけではないだけに余計にを起こさせる。

まあでもずっとなかったので良かったです。セイジという男に惚れた人なら、これは森山未来君演じる“僕”のように取りつかれるかもしれませんね。

あらすじ(goo映画より)

広告代理店で仕事に追われる日々を送る“僕”(二階堂智)のもとに、ある一通の企画書が届く。それは、忘れていた20年前の夏を思い出させるものだった。何かに突き動かされるように、その送り主に会いに行く。20年前。バブルの熱気冷めやらぬ頃。適当に就職先を決めた“僕”(森山未來)は、学生最後の夏休みに1人で当てのない自転車旅行に出かけた。

いくつも街を超え、気ままにペダルを漕ぎ続けていると、山道でカズオ(新井浩文)が運転する軽トラックに衝突してしまう。幸い大した怪我ではなかったものの、手当てのためにと、旧道沿いの寂れたドライブイン“HOUSE475”に連れて行かれる。

新井浩文のリーゼントヘアが何ともいえない。写真がありませんが、なかなか味ありましたね。


邦画久しぶりの裕木奈江さん。いったいいくつになられたんでしょうか。今もお若い。そういえばアイスランドの映画に出演以来かしら。


立っているだけで絵になる西島君。良いよね!

そこで出会ったのは、雇われ店長のセイジ(西島秀俊)。自由に生きているように見えるセイジは、普段は寡黙だが心を捉える言葉を持ち、夜な夜な集まる個性溢れる常連客たちからも慕われていた。そんな彼らに強く惹かれた“僕”は、いつのまにか住み込みで働き始める。深い哀しみや不完全さを抱えながらも、必死に生きる店のオーナー翔子(裕木奈江)や常連客たちとの触れ合いの中で、少しずつ“僕”は自分の居場所を見つけ出してゆく。

ある時、セイジが常連客の一人、ゲン爺(津川雅彦)の幼い孫娘りつ子に対して特別に心を許していることを知った“僕”の中に、もっとセイジを知りたいという欲求が生まれてくる。ある晩、こっそりセイジの部屋に忍び込んだ“僕”は、古い8ミリのテープを発見。そこには、唯一セイジの過去が垣間見える映像が残されていた。やがて、夏が過ぎて秋の気配が近付いてきた頃。それは、“僕”が現実へ戻る日が近付いて来たということでもあったが、その時、突然事件が起こる。無差別殺人の被害者となったりつ子は左腕を失う大怪我を追い、両親の命も奪われてしまったのだ。心を閉ざしたりつ子。必死に看病をする翔子たち。しかし、りつ子のもとを訪れずにセイジが取った行動とは……。


津川雅彦さん、盲目の老人役で登場。すっかり老けてしまいました。

 
怪優だと称された西島君の演技。確かにそうかもね。

確かにあの衝撃なシーンは寝てしまった私をビクッとさせたかもしれません。あのシーンだけで吹っ飛んでしまったかも(笑)

余談ですが、現在の僕はあの二階堂智さん、20年前の僕は森山未来君っていう設定はどう見ても合わないように思えましたが。もう少し合う人なかったのかな?

そして現在のりつ子もあの時とは随分雰囲気が変わって明るくなっていた。このあたりはどうも過去と現在の違いが大きいようにも感じたのですが、、、。皆さん、どうでしょうか?

 解説(allcinemaより)

俳優として活躍する伊勢谷友介が「カクト」以来8年ぶりに撮り上げた監督第2作。辻内智貴のベストセラー『セイジ』を「真木栗ノ穴」の西島秀俊と「モテキ」の森山未來主演で映画化。共演に裕木奈江、新井浩文、津川雅彦。

 

メディア 映画
上映時間 108分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(ギャガ=キノフィルムズ)
初公開年月 2012/02/18
ジャンル ドラマ
映倫

PG12

オフィシャル・サイト
http://www.seiji-sakana.com/
 
 
 
 
 
 
 
 

 

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