愛なら、毎晩ティッシュにくるんで捨てている。
好き度:+5点=65点
もしや睡魔に襲われたらと思いスル―するはずだったのですが、やっぱり気になって観ることにしました。
ストレス発散のために何かに没頭したり、好きな趣味を持つということは皆さん誰でもあると思いますが。それが高じてその対象物や行為に依存してしまい、身が破綻するというところまで堕ちてしまうのが依存症です。
本当に怖い。S○xして快楽を味わっているとは思えない。むしろ苦しそうな感じ。
冒頭シーン、これはセクシーでしたね。始まり方もお洒落。大事な部分は見えそうで見えない。上手くぼかしたり暗くしたり、なかなか良い!
主人公ブランドンはS○x依存症。見た目はダンディなイケメンですが、ふたを開けたらこんなやりマンな男性だとは、、、。かなり衝撃的な性描写だという事で話題沸騰だった問題作ですが、、、、。色気のようなものはまったく感じられず単にそういう過激なシーンがあるだけ。特に目のやり場に困るというところまでは行きませんでした。やっぱり心が通っている男女の絡みじゃないとはちょっと違うような気がします。
過激なシーンはあるものの意外にもそこまで気にならない。
プレイは楽しいのだろうか?
何故彼がどんなストレスからこういう依存症になったのかは詳しい経緯は語られていないのでその辺をもう少し描いてくれると理解しやすいんですけど。
妹シシ―の出現でちょっといわく因縁的なことあるのか?と匂わす程度。どうも妹とは何か過去にありそうな感じ。何だろう?妹の存在も単に肉親関係だからという感じではなく、兄妹を超えた恋人に近いような感情があるような、、、。そんな意味ありげなものも見え隠れするのでした。
この視線はそうだよね。やっぱシシーに特別な感情ありそう。
キャリー演じるシシ―の歌「ニューヨーク、ニューヨーク♪」がなかなか
このシーン好きでした。
あらすじ(goo映画より)
ニューヨークに暮らし、仕事もスマートでソツのない独身男ブランドン(マイケル・ファスベンダー)。彼は、仕事以外のすべての時間をセックスに注ぎ込んでいた。中毒といっても過言ではない。行きずりの女性やプロの女性との一夜限りの情事、シャワールームやオフィスのトイレでのマスタ○ーション、ネットでのポルノ動画の収集……。
ありとあらゆる性欲を処理する行為によって日々をやり過ごしていた。ところが、こうして確立されたシングルライフを過ごすブランドンのアパートに、妹のシシー(キャリー・マリガン)が転がりこんでくる。他者の愛を渇望し、激情の塊となって生きるシシー。人との心の繋がりを一切求めず、感情を排して生きてきたブランドン。激しく衝突する2人の想いはすれ違い、それぞれの孤独を更に深めてゆく。
同僚とのデート。その後男女の絡みとなるも何故か最後までいけないのは?
結局帰って頂戴って感じで、、、、。心あるとかえって無理なのかしら。
やっぱりS○xをプレイとしか考えられないのかも。
その上シシ―の存在が彼を更に追い詰める。う~ん観ている方もブランドンの苦しみが手に取るように分かる。もがき苦しみながらもS○xをする相手を探す彼の姿が何とも痛々しいのだ。
今夜も相手を探しては口説こうとする。
助けてと心の叫びを感じる!
結局は寂しいんじゃないだろうか?シシ―への想いも封印しているような。。。。
解説(allcinemaより)
イギリスの新鋭スティーヴ・マックィーン監督が、デビュー作「Hunger」に続いてマイケル・ファスベンダーを主演に迎え、セックス依存症の男の苦悩と孤独を鮮烈に描き出した衝撃の問題作。赤裸々かつ過激な性描写が物議を醸す一方、チャレンジングな役柄をみごとに演じ上げたマイケル・ファスベンダーには多くの賞賛が寄せられ、ヴェネチア国際映画祭男優賞をはじめ数々の賞に輝いた。共演は「17歳の肖像」「わたしを離さないで」のキャリー・マリガン。
ピンクの帽子を被った方がステーヴ・マックイーン監督。
あの有名な大御所俳優と同性同名なのね。映画観ていた方、大御所俳優だと思っている人がいましたよ。
メディア | 映画 |
上映時間 | 100分 |
製作国 | イギリス |
公開情報 | 劇場公開(ギャガ) |
初公開年月 | 2012/03/10 |
ジャンル | ドラマ/エロティック |
映倫 |