このお馬さん、演じているのかな?
評価(好き度):+10点=70点
期待度下げて観たところ、意外にもそんなに悪くなかった。いやあこのお馬さん、なかなかの演技馬です。びっくりしました。流石タイトル通り、彼が主人公かもしれません。
奇跡の馬はドラマの中だけでなく、現実にも奇跡のような演技?をしているので本当に奇跡の馬かもしれませんね。
スピルバーグ監督作品なのでてっきりアメリカらしい作品かと思いきや出演している俳優さんはイギリス人、フランス人、ドイツ人キャスト。その上イギリスでのロケということで、えぇ~びっくり。
あらすじ
第一次大戦前夜のイギリス。農村の小さな牧場で一頭の仔馬が誕生する。その仔馬は貧しい農夫テッドによって競り落とされ、少年アルバートの家にやってくる。アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)は、“ジョーイ”と名付けられたその馬とかけがえのない友情を結ぶ。
アルバートはこの馬に魅せられていた。その馬が自分の家にやって来るとは、、、、。
馬と少年の深い絆は誰も邪魔する事が出来ないくらいものだった。
ジョーイを手放す事を拒否するアルバートにニコルズ大尉は役目が終わればジョーイを返すという約束をする。
ニコルズ大尉にはトム・ヒドルストン。何処かで見憶えあると思ったらマイティ・ソーでロキ役だったあの人でした。
しかし戦争が始まると、ジョーイは英国軍の軍馬として売られ、フランスの戦地に送られる。そしてジョーイは訓練施設で黒馬・トップソーンと出会うことに。
騎馬として渡仏、前線に出たジョーイはトップソーンとともに独軍に捕らわれたり、フランスの女の子エミリーと出会ったり。。。。馬に仲間を思いやる気持ちがあるようで、トップソーンに荷引き用馬具のはめ方を教えたり、負傷した彼の代わりに大砲を引こうとするシーンはとても印象的だった。トップソーンと頬ずりすることで、お互いの気持ちを確かめあっているようだった。なんか微笑ましいよね。それにしてもこの馬、人間のように感情表現があり、本当に驚きました。
出演者たち
ドイツ軍ではこの人、記憶のある方はあ!あの子だと左の男性を見て思いだしたと思う。愛を読むひとのデヴィッド・クロス君ですよ。
アルバートを演じたのは無名の若手舞台俳優 ジェレミー・アーヴァイン そんなにイケメンという雰囲気でもなく、普通の青年って感じかな。どういう経緯で抜擢されたのかは分からないが。手にしている旗は父のものでジョーイに委ねられるもの。
母親役にはあのエミリー・ワトソン。
そうそうこのエミリーの祖父役で出演した人、確か「サラの鍵」でも印象深かったあのニエル・アレストリュプ。今回は英語のセリフでしたね。
後、ハリポタシリーズのデヴィッド・シューリス、隊長役でちょこっと出演のエディ・マーサンとかなり豪華キャストが脇を固めていたんですね。
ラスト近くでお馬さん、解き放たれ暴走します。途中有刺鉄線に絡まっちゃい、、、どうなるのかとハラハラしていたら。
そんなジョーイを英独双方の兵士が協力して救出する。敵同士で殺し合っていてもここではちょっとした友好関係で。何かホッとしましたね。ジョーイはそんな人間の気持ちを呼び起こしたのかもしれませんね。
メディア | 映画 |
上映時間 | 146分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(ディズニー) |
初公開年月 | 2012/03/02 |
ジャンル | ドラマ/戦争 |
映倫 | G |
解説(allcinemaより)
巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が第一次大戦を舞台に、軍に徴用され最前線に送られた一頭の馬とその飼い主の青年との友情と奇跡の物語を美しい映像とともに描いた感動ドラマ。マイケル・モーパーゴの同名児童文学を映画化。主演はこれがスクリーン・デビューのジェレミー・アーヴァイン、共演にエミリー・ワトソン 、デヴィッド・シューリス、 ベネディクト・カンバーバッチ。
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