銅版画制作の日々

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湯を沸かすほどの熱い愛(2016)

2016-11-04 | 映画:ミニシアター

 最高の愛を込めて、葬ります。

久々の京都シネマにてこの作品を鑑賞。宮沢りえちゃん主演の作品。タイトル長いなあ~!りえちゃんというのはちょいと失礼か(笑)もうお母さん役を演じるお年なんですものね。

それにしても熱いりえちゃん母さん!劇中では幸野双葉という熱血母さんである。娘安澄が学校でいじめにあっているにも関わらず、逃げてだめだと勇気づける。制服隠されたりといじめはエスカレートするなかで安澄も勇気を出して立ち向かう姿はやはり母親譲り?なのかな。かなり観ていても辛そうな感じがしたけど・・・・。いじめに立ち向かう娘は大したもんだと。自分がそんな目にあっていたらどうだろうなあと考えてしまったよ。その行為こそこのタイトルのような愛なんだろうね。


幸野安澄役には杉咲花ちゃん。味の素のコマーシャルで一杯頬張る女の子だ。一見線細い感じだけどなかなか静かなパワーを秘めているような。
いじめにあって大変そうだったけど、最後はいじめっ子に勝つ!

おっと!忘れちゃいけない。この人りえちゃんのだめ夫幸野一浩を演じるのは久しぶりに見るオダギリジョー!最近以前のようなブレイクはないけどやっぱりオーラあるよね。


浮気相手の家で主夫をやっていたところを見つけられる。あちゃ

結局浮気相手にも逃げられ、浮気相手の子供の面倒を見る羽目になっていた(笑)これじゃのこのこ家には帰れないよね。

しかし自宅に戻り家業の銭湯を復活!

実は双葉にはみんなが知らない秘密があった。めまいで倒れ、医者から余命2か月だと宣告を受けていたのだ。

さあそんな彼女は一念発起!生きている間に何ができる?かとそんな気持ちで動き出すのであった。


余命宣告を受けながら、ポジティブに行けるというのは凄いよね。娘のこと、旦那のこと、旦那が請け負った浮気相手の子供等・・・・・。
私なんかそんな余裕は持てないな。


ある日娘や義理?の娘を連れてある場所へ・・・・。一体何を考えて双葉は旅に出るのか?わからなかったんだけど次第に見えてくる様々な真実。そうかそんな真実が隠されていたんだとびっくり!!

旅先で出会った青年との交流も織り交ぜて話は進んで行きます。

 旅先であった青年向井拓海にはあの松坂桃李

病は待ってくれません。次第に双葉の容態は悪化をたどります。いつしか家族、即席家族なった人、旅先で出会った青年が見守り、双葉を見守るという不思議な雰囲気となっていきます。


青年も幸の湯を手助け。中々板についていますね。

ラストはネタバレになるので、書きませんが、悲しさよりも幸せ?だったのではといえるのかな。

あらすじ(allcinemaより)

銭湯“幸の湯”を営む幸野家。しかし父の一浩が一年前に蒸発してしまい、銭湯は休業状態に。母の双葉は代わりにパン屋でパートをしながら中学生の娘・安澄を育てている。そんなある日、突然倒れた双葉は、ガンで余命2ヵ月と非情な宣告を受ける。ショックを受けつつも、現実に気丈に立ち向かい、家出した夫の捜索や銭湯の再開、学校でイジメに遭っている娘を叱咤して独り立ちさせる、といったやらなければならないことをリストアップし、すぐさま行動に移す双葉だったが…。

解説(allcinemaより)

「チチを撮りに」で注目された期待の新鋭・中野量太監督が宮沢りえを主演に迎えて贈る感動の家族ドラマ。夫が蒸発し、中学生の娘がイジメに苦しむ中、突然余命2ヵ月と宣告された主人公が、絶望することなく持ち前の明るさで家族の再建に奔走し、周囲を大きな愛で包んでいく姿を描く。共演に杉咲花、駿河太郎、オダギリジョー。

メディア 映画
上映時間 125分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(クロックワークス)
初公開年月 2016/10/29
ジャンル ドラマ
映倫 G

   オフィシャル・サイト
                    http://atsui-ai.com/

 

 

Comments (2)
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