銅版画制作の日々

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ジュリエッタ(2016)**JULIETA

2016-11-24 | 映画:シネコン

 愛する娘へ
私の前から姿を消したあなたへ

「今まで言えなかった、
 すべてを話すわ。」

MOVIX京都にて鑑賞。ペドロ・アルモドバル監督作品ということでかなり期待度大だったのですが・・・・。悪くはないのだけれど私的にはちょいと物足りなさを感じた作品。
若き日のジュリエッタ役のアドリアーナ・ウガルテさんなかなかの美女でしたね。ちょいと現在のジュリエッタと繋げるの無理があったような気もするんだけでど。


ベア(娘の友人)は幼き時代とあまり変わらなかったので違和感なかったんだけどね。

娘アンティアは結局父の死に疑問があったもんだから、母ジュリエッタの元から消えてしまったのよね。素直に伝えていれば娘も母に疑問を感じなかったのに・・・・・。何故か言い出せなかった。父ショアンが大好きだった娘アンティア、父の死はなかなか受け入れられなかったのはわかるけど、母を疑って母の前から消え去るというのはなんかたいそうなきもするな。

アリス・マンローという作家さんの原作から監督が脚本したらしいけども、そんなにインパクト少ない気がしました。もっと監督らしい凄いものを期待していただけにちょっとね。期待外れだったです。


若き日のジュリエッタの美しさとこのヘアスタイルはかなり衝撃的でしたが。メイクも良いですね。

晩年のジュリエッタ役のエマ・スアレスは穏やかでどちらかというとおとなしい感じ。若き日のジュリエッタの生き様からちょっと想像できない感じですね。

 
一人二役でないとやはり難しいのでしょうかね。

 
違いすぎるようなきもしたり・・・。まあ年齢的にしんどいのかも。

あらすじ(allcinemaより)

スペインのマドリードでひとり暮らしをしている中年女性、ジュリエッタ。恋人のロレンソとポルトガルへの移住を計画していた彼女だったが、ある日、知人から“あなたの娘を見かけた”と告げられ、激しく動揺する。娘のアンティアは12年前、何も言わずに突然ジュリエッタの前から姿を消してしまったのだった。ロレンソとのポルトガル行きを諦めた彼女は、かつて娘と暮らしたアパートへ引っ越し、娘との再会にかすかな希望を抱く。そして心の奥底に封印していた過去と向き合い、所在も分からぬ娘に宛てた手紙を書き始めるジュリエッタだったが…。

解説(allcinemaより)

スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督が、アリス・マンローによる同じ一人の女性を主人公にした3つの短編を1つの物語に紡ぎ上げて描いたヒューマン・ストーリー。運命に翻弄され、互いに分かり合えない母と娘の切ない愛憎の顛末を描く。主演は現在と若き日、それぞれのジュリエッタ役でエマ・スアレスとアドリアーナ・ウガルテ。

メディア 映画
上映時間 99分
製作国 スペイン
公開情報 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)
初公開年月 2016/11/05
ジャンル ドラマ
映倫 PG12

ということでちょいと物足りなさを感じる作品でした。

オフィシャル・サイト
http://www.julieta.jp/

 

 

 

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