銅版画制作の日々

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愚行録(2016)

2017-03-11 | 映画:シネコン

 そこには、悪意も、善意もない。

MOVIX京都にて鑑賞。時間帯が変更するので、慌てて鑑賞しに行きました。結構複雑な人間模様なので、ちょっと混乱しましたが、、、、。
そこそこ面白かったです。

妻夫木聡君演じる兄と満島ひかりちゃん演じる妹。まさか繋がっているとは思わずびっくり!妻夫木君、雑誌の記者で色々な人を取材するのですが、人の告白からすると目に入らないこともあるんですね。だから、回想される場面には映し出されないことも多いというのが、この作品のポイントとでもいうのでしょうかね。
そして妻夫木君演じる田中が何を考えているのかも中々理解出来なかったのですが、それもすべて最後ですべて分かるわけです。単に妹思いの兄というイメージしかなかったのですが。
あ!忘れていました。田中が調べているのは、一家殺人事件についてです。その家族の人物像を調べて家族を至らしめた犯人捜すというストーリー。そして同時にネグレストで子供を虐待した妹みつこのことを心配する田中のことが映し出されるという話です。みつこはその罪で拘置所に。


心配なみつこに面会する田中武志(妻夫木君)

 
被害にあった一家の家を見にいったり、、、、。      被害者の友人に会い、人物像を調べる

 
主人であった田向浩樹のことも色々暴露          同僚は良い人だったと話す


田向役には小出恵介 
同僚には良かったみたいだけど、学生時代の彼は中々計算高い人間だったらしく。コネを使っては就職先を狙っていたようだ。そのため何人かの女性と付き合い。利用したようだ。

一方妻となった夏原友季恵(松本若菜)も美貌を武器にさまざまな男性と交友関係があったと。

 
時には他人の彼氏を奪ったり・・・。また彼女の周りには取り巻きも多かったようだ。


今はカフェを経営する宮村淳子(臼田あさ美)は彼氏を取られた一人。彼女のことを赤裸々に話す。そしてなんと彼女は犯人を知っているとある日連絡を武志に連絡してくるのだった。

ついに・・・・。と同時にみつこが担当医(平田満)に告白する場面となる。そこには予想もつかない出来事が。

 

深まる謎は犯人のことだけではなく、妹みつこのことやみつこの家族のこと。もちろんそれは兄武志にも通じることなのだ。


弁護士橘美紗子(濱田マリ)も知るはずはなかった。

ここでちょこっとネタバレ。なんと犯人を知っているという宮村淳子を武志が手をかけるシーンには驚き!このあたりで謎が分かり始めるのだ。
ということで想像はつきますよね。

あらすじ(allcinemaより)

 ある日、閑静な住宅街で凄惨な一家殺害事件が発生する。被害者はエリートサラリーマンの田向浩樹とその妻と一人娘という3人家族。近所でも評判の仲睦まじい理想の家族だった。事件は世間を賑わせるが、未解決のまま1年が過ぎ、風化しようとしていた。週刊誌記者の田中武志は、そんな事件に改めてスポットを当て、真相を探るべく取材を開始する。田中が浩樹の会社の同僚や夫婦の大学時代の知人に聞き取りを進めていくと、夫婦の意外な実像が浮かび上がってくる。そんな中、育児放棄の疑いで逮捕・勾留されている妹・光子のことが心に重くのしかかっていく田中だったが…。

解説(allcinemaより)

 貫井徳郎の同名ベストセラーを妻夫木聡主演で映画化したミステリー・ドラマ。一人の週刊誌記者が未解決の一家惨殺事件の真相を追う中で、理想の家族と思われた被害者一家の意外な評判が明らかになっていくさまを描き出す。共演は満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美。監督は本作が長編デビューとなる石川慶。

メディア 映画
上映時間 120分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(ワーナー=オフィス北野)
初公開年月 2017/02/18
ジャンル ミステリー/ドラマ

 

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