東宝シネマズ二条にて鑑賞。今年のアカデミー賞作品賞を受賞。ということで上映が早くなったそうです。う~ん微妙な作品ですね。主人公の3つのパートに分けられています。個人的には最初の少年期が好きかな。
フアンが幼いシャロンを助けてくれる。彼は麻薬のディーラーらしいんだけど、なかなか男気のある人。彼の彼女テレサも彼以上に素晴らしい人!
シャロンが慕う気が分かる。
結局青年期に入ったシャロンの面倒も見てくれるんだから、
凄いなあなんて。。。。
随分シャロンもこの2人に精神的、肉体的にも支えられたんだろうね。
それに比べてシャロンの母ポーラは・・・。最初はシングルマザーだけどちゃんとシャロンを育てているのかなと思ったら。なんとドラッグ中毒の育児放棄の母親でありました。ポーラ役にはナオミ・ハリス
そんなに山あり谷あり?という感じではなく、主人公シャロンの人生を淡々と描いているという作品なので、ちょっと気怠い感じもします。
幼い時からいじめられるシャロン、たった一人の友人ケヴィンがいることはいるのだけれど。青年期になってもなんだかんだと言いがかりつけられ、傷だらけになることも。良いカモなんだ。まあこの辺も確かにシャロンの苦悩を描いていますが。。。。。
時には警察の世話になることも。まあありがちな出来事といえばそれまでだけど。しかし劣悪な環境にありながらシャロンは絶えず純粋さを失わず、生きているというのは素晴らしいかなと。
成人期のシャロンは2つの時代の彼とは全く異なり筋肉隆々となり、あまりの変貌に驚きましたが。対するケヴィンは昔より少し線の細い人間に。
ダイナーで働くケヴィン、久しぶりにシャロンと再会
シャロンはまるで昔のファンと生き写しでした。
全体にこんな感じでゆる~い感じ。う~ん大きな感動はありませんでしたが、物語は流れて行きましたね。どちらかといえばラ・ラ・ランドの方が好みかな?
あらすじ(allcinemaより)
内気な少年シャロンは、母ポーラと2人暮らしだったが、ポーラは麻薬中毒でほとんど育児放棄状態。学校ではリトルとあだ名され、いつもいじめられていた。シャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友だちだった。そんなある日、いじめられているところをフアンという男に助けられる。以来、フアンとその恋人テレサに我が子のように目をかけてもらい、初めて人の温もりを感じるシャロン。高校生になっても、相変わらずいじめは続いていた。そんな中、唯一の友ケヴィンに対して友情以上の感情を抱き始めていたシャロンだったが…。
解説(allcinemaより)
貧困地域に生まれた孤独な黒人少年を主人公に、彼が自らのセクシャリティに悩み、自分のアイデンティティと居場所を探し求めてもがき苦しみながら成長していくさまを、少年期、青年期、成人期の3パートに分け、革新的な映像美とともに描き出したヒューマン・ドラマ。第89回アカデミー賞ではみごと作品賞を含む3冠に輝いた。監督は長編2作目の新鋭バリー・ジェンキンズ。
強面だがシャロンに優しく接するファンにはマハーシャラ・アリ この人良かった!途中で亡くなってしまう。
メディア | 映画 |
上映時間 | 111分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(ファントム・フィルム) |
初公開年月 | 2017/03/31 |
ジャンル | ドラマ |
映倫 | R15+ |
オフィシャル・サイト
http://moonlight-movie.jp/