あの時、ドアを開けていれば――。
診療所近くで見つかった身元不明の少女の遺体。
少女は誰なのか。なぜベルを押したのか。
京都シネマにて鑑賞。ダルデンヌ兄弟作品ということで気になっていた作品です。サスペンス作品にしては全体に淡々としていて・・・・。あまり恐怖感、スリル感は感じませんでしたね。アメリカ映画のような派手さはないにしろもう少し迫力感が欲しいところ。
主人公女医のジェニーにはアデル・エネル 以前観た水の中のつぼみに出ておられたらしい。観たのだが記憶になく。元々このジェニー役のアデルさんが非常に無表情な方。でも患者さんには親切なお医者さん役です。
診療時間以外にベルを鳴らしたということで、対応せず、、、結局その黒人女性は遺体となってしまう。まあ自責の念からジェニーは犯人捜しをすることに。最初に書きましたが、あまり緊迫感がなくて少々退屈な場面が多く、ちょいと眠たくなってしました。ヤバいぞ
担当医をしているブリアンに黒人女性の話をしたら、急に脈拍や表情に変化が!これは何か知っている。聴くものの答えず・・・・。う~んこれは何かある?!とはいえこのあたりのシーンもそこまで身に迫ったものは感じられないなあ。
これ以上調べると危害を加えると言われるシーン。この場面もね。そこまで恐怖感を感じることはない。
まあちょいとネタバレですが、実はブリアンの父と黒人女性の間に何かがあったらしいことが。これは父から告白あり。
ブリアンの父役にはあのジェレミー・レニエ 髭をはやしているのでまったく気づかず!!わああそうだったのね。ロルナの祈りの彼がとても好きでした。
もっと早く気付けばよかった。そういえばダルデンヌ兄弟作品には常連さんですものね。
とにかく起伏激しい作品ではないので、なんだか退屈でしたね。ひたすらそんな感じです。
小さな診療所の大先生にジェニーは任されていた。
あらすじ(allcinemaより)
有能な若き女医ジェニー。今は小さな診療所勤めだが、間もなく大きな病院へ好待遇で迎えられる予定。ある晩、診療所の呼び鈴が鳴るが、診察時間は過ぎているからと、研修医ジュリアンがドアを開けようとするのを引き止める。翌日、警察が来て、近くで身元不明の少女の遺体が見つかったと知るジェニー。昨晩の監視カメラには、呼び鈴を鳴らす少女の姿が映っていた。あの時、ちゃんと出ていれば少女は死ななかった、と自分を責めるジェニー。罪悪感から携帯にコピーした少女の写真を手に、名前も分からない彼女の身元を突き止めるべく自ら聞き込みを始めるが…。
解説(allcinemaより)
「息子のまなざし」「サンドラの週末」のジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督が、一人の身元不明少女の死の真相を探る若い女医を主人公に描くヒューマン・サスペンス。少女の死に責任を感じ、その足取りを辿る中で自らも思いも寄らぬ危険に巻き込まれていくヒロインの運命を、現代の様々な社会問題を背景にスリリングに描き出す。主演は「水の中のつぼみ」「メゾン ある娼館の記憶」のアデル・エネル。
メディア | 映画 |
上映時間 | 106分 |
製作国 | ベルギー/フランス |
公開情報 | 劇場公開(ビターズ・エンド) |
初公開年月 | 2017/04/08 |
ジャンル | サスペンス/ミステリー/ドラマ |
映倫 | G |
オフィシャル・サイト
http://www.bitters.co.jp/pm8/