普通ってなんですか?
MOVIX京都にて鑑賞。 ヴィゴ・モーテンセン主演ということで少し気になっていた作品。なにもってはじまりへの旅というタイトルになったのか?ちょっと理解できないですね。奇妙な家族とか?不思議な家族の方があっているような?感じがするんだけど。
ヴィゴがこういう作品にでるのもまた新鮮な感じですよね。いつもハードやミステリアスなものが多いのですが・・・・。でも考えたら彼の不思議ぽいところが、この役に的中しているともいえるかな(笑)
あ!結構下ネタなんかもあったりして。それもヴィゴの子供役(末っ子)が知らないではっきりいうのでそれにはびっくり!それに対して返すヴィゴの言葉も結構きわどい。ヤバいなあなんて思って観ていましたが。まあ周りは大人の方ばかりなので、その辺はOKか。丸裸で陰部にはモザイクではないけど霧がかけてありましたね。文明からかけ離れた生活、これはよし悪しですなあ。
狩りをしてその動物の生肉を調理して食べるというまあ今で言う自給自足の生活です。しかも子供たちは一切学校にも行かさず・・・・・。訳の分からない教育をヴィゴ演じるベンが教える。
そんなベン率いる6人の子供たちが母の死を知って旅に出てごく普通に生活している町の人たちにふれあう。お金はないのか?なんとスーパーで泥棒したり、ヤバいヤバい。これってあり!いくらお腹が減っていても盗みはいけないと教えなければいけないよね。
幼い下の子供たち、なかなか愛嬌があって良い!この子たちがヤバい下ネタを・・・・。何もわからずバンバン言っていた(笑) 長男ボウドヴァン(ボウ)はなんと有名大学校を合格しているのだからびっくり!こんな生活していないで普通に学校行っていたら良かったのに。
さてさてベンと6人の子供たちの旅は始まり、まずは妻の姉妹ハーパーのところへ・・・・・。 妻の姉ハーパー役にはキャスリン・ハーン とにかくへんてこ家族にアタフタ!挙句の果てにベンは子供たちにアルコールを・・・・・。やっぱり普通じゃあないよね。 さていよいよ妻レスリーの葬儀へ・・・・。
葬儀ではみんな彼らの存在に唖然! ベンのことを快く思わない義理の父・母は子供たちの将来を心配。ベンと生活することを反対! 義理の父ジャックにはあのフランク・ランジェラ レリアンの反抗からベンも仕方なく義理の父・母に子供たちを預ける決心?
とまあこんな感じでさてこの先、ベンと子供たちはどうなるのか? あらすじ(allcinemaより) アメリカ北西部の山奥にこもり、大自然の中で自給自足のサバイバル生活を送るベン・キャッシュと6人の子どもたち。文明社会とは距離を置き、学校すら行かない子どもたちだったが、ノーム・チョムスキーを信奉する父親自らの型破りな熱血指導により、文字通り文武両道の優れた能力を身につけていた。そんなある日、数年前から入院生活を送っていた母親レスリーの訃報が届く。レスリーの家族と折り合いが悪いベンだったが、彼女の葬儀に出席するため、子どもたちちともに2400km離れたニューメキシコへ向け自家用バスを走らせる。そんな一家の最終目的は、仏教徒だったレスリーを葬儀の行われる教会から救い出し、彼女の最期の願いを叶えることだったが…。 解説(allcinemaより) 独自の教育方針の下、文明社会と隔絶された山奥の森で風変わりなサバイバル生活を送っていた父親と6人の子どもたちが、亡くなった母親の願いを叶えるために初めての都会へと旅に出るロード・ムービー。道中で様々な出会いや経験を重ねる中で芽生える子どもたちの戸惑いや父親の葛藤の行方をほろ苦くも心温まるタッチで綴る。主演は「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「イースタン・プロミス」のヴィゴ・モーテンセン。共演にフランク・ランジェラ、キャスリン・ハーン、スティーヴ・ザーン。監督は俳優として活躍し、本作が長編監督2作目のマット・ロス。
メディア | 映画 |
上映時間 | 119分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(松竹) |
初公開年月 | 2017/04/01 |
ジャンル | ドラマ |
映倫 | PG12 |
冒頭は何故か眠気もあったのだけど、その後はこのヘンテコファミリーのはちゃめちゃぶりに爆笑も。最後はジーンとくるシーンも結構多かったです。
ヴィゴの独特の父親ぶりも面白かった。
オフィシャル・サイト
http://hajimari-tabi.jp/