銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

インサイドマン

2006-07-06 | 映画:シネコン

「私はダルトン・ラッセル。二度と繰り返さないからよく聞け。私は銀行を襲う完全犯罪を計画し、そして、実行する・・・・・。」という主犯格のダルトン(クライブ・オーウェン)が話すところから、始まります。マンハッタン信託銀行に塗装屋になりすました犯人たちがジャンプスーツを着て、銀行の中へと進みます。そして銀行の中にいた従業員や客を人質にして、立てこもります。急報を受けたのはNY市警のフレジャー(デンゼル・ワシントン)とミッチェル(キウェテル・イジョフォー)そしてこの銀行の取締役会長のアーサー・ケイス(クリストファー・プラマー)です。アーサーはこの事態に狼狽そして言葉を失ったしかし何故か警察に、事態の確認をせず・・・・。まずNYでも指折りの有能な弁護士マデリーン・ホワイト(ジョデイー・フォスター)に依頼。ダルトンたちは、人質全員に同じジャンプスーツを着せます。この服は、犯人と同じものです。犯人か人質か区別できないようにと考えているのです(頭の切れる連中)この完全犯罪にフレジャーたちは立ち向かいますがフレジャー自身、汚職の疑いなどがあり・・・汚名返上のためにも、この事件を解決しなければと意気込んでいます。そして犯人ダルトンは何の目的で、この計画を・・・・。単なる銀行強盗なのか本当の目的は何なのか取締役アーサーは何故弁護士に依頼したのかそして弁護士マデリーンの異常な報酬への執着人の命を巡って、それぞれの欲望や憎しみが・・・・。映画の場面が前後するところもあり、場面展開はなかなか面白いです。犯人探しも大変で・・・。結局犯人は誰なのかが観ている私も分かりにくいです結末はすべて人質解放でラッキーだけど、犯人も逃げちゃうから、いいのか悪いのか要するに強盗目的ではなく、犯人は取締役への復讐なんですよね。詳細が掴みきれませんでしたが・・・。構成的には良かったかななんて思います。そうそう音楽がなかなかいいですインド的な感じです。

          インサイドマン 公式サイト

          
デンゼル・ワシントン主演の映画、初めて観ました。アーサー役のクリストファー・プラマーはあの「サウンドオブミュージック」のトラップ大佐役の俳優さんだそうです今も立派な方ですね

         

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映画「カーズ」 吹替え版

2006-07-03 | 映画:シネコン

今日は支援の仕事で、Hさんと映画「カーズ」を鑑賞しました。お天気は今一つでしたが、運良く雨には遭遇する事なくて良かったです。私はこの手の映画は初めてです。3Dでの映像って凄いですよね単なるアニメーションとは一味違い・・・。観ているだけで、吸い込まれそうな迫力を感じました監督は「ファインディング・ニモ」「トイ・ストーリー」を手がけたジョン・ラセター、6年振りの監督だそうです。お話は赤いレースカーライトニング・マックイーンが、レースの決勝出場のため、カルフォニアへ向かう途中にトレーラーから落っこちちゃいます。そして道を迷い・・・ある小さな街にそこには色々な車たちが平和に暮らしていました。マックインの出現は、この街にハプニングを起こすのです慌しい現代社会の中で忙しく生きる人たちと同様に、主人公のマックインもレース社会で振り向く事もなく目的にまっしぐらふとした事から迷い込んだ街での体験が、彼自身を変えていきます。娯楽的だけど、この映画のメッセージはしっかりとなかなか良い映画でした。

       カーズ公式サイト です

       

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「デッドマン」 ビデオでにて鑑賞☆

2006-07-02 | 映画:シネコン

ジョニー・デップ主演・監督ジム・ジャームッシュ・1995年モノクロ作品・121分
版画仲間の方が好きな映画だという事で気になっていました。ようやくビデオをレンタルして、鑑賞しました。ジョニー・デップ演じる若い会計士ブレイクが、仕事先が決まり列車に乗り目的地へと旅するところから始まります。この列車の中で石炭をくべる若い男から、「列車の終点には死が待っている」なんて言われるんですが・・・。まさにその後のブレイクの運命は彼の予言したように、変わっていくのです。行きずりの女性と関わりを持ったことから、人を殺す羽目に・・・その後追われる身となります。ブレイクも心臓の数ミリ脇に銃弾でキズを受けながら逃亡するのです。瀕死の状態にあるブレイクを助けたのがネイティブアメリカンのノーボディ(ゲイリーファーマー)彼と共に旅に出るのですが・・・・。ノーボディはブレイクを有名な詩人だと思い込みます。そんなブレイクの魂を葬らなければならないと思ったノーボディは道先案内人をするのです。傷を治療したいブレイクにとっては少し迷惑のような感じですが・・・・。追手から逃れるために、ひたすら旅を続けます。指名手配となったブレイクにはさまざまな苦難そのためだんだん体力も無くなっていきます。意識もうろう状態になっていくブレイク。でも極限状態の中で強く生きようとする姿は最初の主人公では無くなっていくんですね。ジョニー・デップの演技も凄いものがあります
ジム・ジャームッシュの作品を観るのは、「ブロークン・フラワーズ」以来これが二作目ですが・・・。違った味わいのある作品でした少し宗教的な背景も見える映画です。
音楽はニール・ヤング、彼の演奏はこの映画にぴったり

 

       ジム・ジャームッシュ作品 ジム・ジャームッシュのプロフィール等

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