「私はダルトン・ラッセル。二度と繰り返さないからよく聞け。私は銀行を襲う完全犯罪を計画し、そして、実行する・・・・・。」という主犯格のダルトン(クライブ・オーウェン)が話すところから、始まります。マンハッタン信託銀行に塗装屋になりすました犯人たちがジャンプスーツを着て、銀行の中へと進みます。そして銀行の中にいた従業員や客を人質にして、立てこもります。急報を受けたのはNY市警のフレジャー(デンゼル・ワシントン)とミッチェル(キウェテル・イジョフォー)そしてこの銀行の取締役会長のアーサー・ケイス(クリストファー・プラマー)です。アーサーはこの事態に狼狽そして言葉を失ったしかし何故か警察に、事態の確認をせず・・・・。まずNYでも指折りの有能な弁護士マデリーン・ホワイト(ジョデイー・フォスター)に依頼。ダルトンたちは、人質全員に同じジャンプスーツを着せます。この服は、犯人と同じものです。犯人か人質か区別できないようにと考えているのです(頭の切れる連中)この完全犯罪にフレジャーたちは立ち向かいますがフレジャー自身、汚職の疑いなどがあり・・・汚名返上のためにも、この事件を解決しなければと意気込んでいます。そして犯人ダルトンは何の目的で、この計画を・・・・。単なる銀行強盗なのか本当の目的は何なのか取締役アーサーは何故弁護士に依頼したのかそして弁護士マデリーンの異常な報酬への執着人の命を巡って、それぞれの欲望や憎しみが・・・・。映画の場面が前後するところもあり、場面展開はなかなか面白いです。犯人探しも大変で・・・。結局犯人は誰なのかが観ている私も分かりにくいです結末はすべて人質解放でラッキーだけど、犯人も逃げちゃうから、いいのか悪いのか要するに強盗目的ではなく、犯人は取締役への復讐なんですよね。詳細が掴みきれませんでしたが・・・。構成的には良かったかななんて思います。そうそう音楽がなかなかいいですインド的な感じです。
インサイド・マン 公式サイト
デンゼル・ワシントン主演の映画、初めて観ました。アーサー役のクリストファー・プラマーはあの「サウンドオブミュージック」のトラップ大佐役の俳優さんだそうです今も立派な方ですね