銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

ジェニファーズ・ボディ(2009)

2010-08-12 | 映画:ミニシアター

 JENNIFER'S BODY

トランスフォーマーに出演して、ブレイクしたミーガン・フォックスがアマンダ・セイフライドとダブル主演している作品。
ミーガン・フォックス、セクシーな女性として注目を集めているそうですが、個人的にはあまり好感のもてる感じじゃないですね。しかし男性には良いのかもしれませんが。本作では女子高校生という役なんですが、ちょっと無理があるような気もするんですが、、、、。まああちらの高校生って、年齢より老けているから、OKなのかも。

さて本作はミーガン演じるジェニファーは学園一美しくてプロポーションも言う事なし、男子にモテモテという設定。まさにミーガンにピタリという役です。
そんなジェニファーの親友ニーディは地味で内気な女の子。まさに2人は対照的なタイプというわけです。

私的にはニ―ディの方が可愛くて良いと思うんだけど、どういうわけか男性たちはジェニファーなんだよね。


セクシーさが売り物のジェニファー、どう見ても高校生という設定には無理がある。
上品さのカケラもないし、、、、。何かね。


ニ―ディ、内気で地味だというけれど、充分可愛いよね。

という対照的な2人の単なるラブコメならまあ観ないところですが、何やらわけありな事件が起こるということで、興味があり見ることにしました。


それはですね。何とジェニファーが悪魔になって男性を襲うという奇想天外なストーリーだったんですね。

ストーリー(キネマ旬報さんより拝借)

アメリカ中西部の田舎町、デヴィルズ・ケトルの高校に通う2人の少女、学校一の美女で自信家のジェニファー・チェック(ミーガン・フォックス)と内気で地味なアニータ・“ニーディ”・レスニキ(アマンダ・セイフライド)は幼馴染だった。ニーディはいつもわがままなジェニファーの言いなりだったが、チップ(ジョニー・シモンズ)という彼氏もいて、それなりに満たされた高校生活を送っていた。ある夜、ジェニファーとニーディは、インディ・バンド“ローショルダー”のライヴを観に、地元のバーに出かける。会場に着くと、ジェニファーはお目当てのイケメンボーカル、ニコライ(アダム・ブロディ)にアプローチを始める。
そんなジェニファーに呆れたニーディは態度を改めるようジェニファーを説得するが、軽くあしらわれる。ローショルダーのパフォーマンス中、バーで火事が起こる。2人は何とか脱出するが、ジェニファーはショックで放心状態に陥る。同じく難を逃れたニコライがジェニファーを巧妙に誘い、バンドの車に乗せて行ってしまう。ニーディは慌てて家に帰り、チップに助けを求める。そのころ車中では、男たちに乱暴されるのではないかと不安にさいなまれたジェニファーが、必死に抵抗していた。しかしニコライたちの目的は、それ以上のものだった。
 

舌にライターの火をつけるジェニファー、これは尋常じゃない行為。やはり彼女の身に何かが起こったに違いない。
 
 
バーの火災以降、この町で、若い男の子が無残な死体となって発見される凄絶な事件が相次ぐようになる。それには、日に日に美しさに磨きがかかるジェニファーの秘密が関係していることを、ニーディは知っていた。そしてその魔の手がチップにも伸びていることに気づいたニーディは、町の人々を救うために立ち上がる。
 
最初の犠牲者は森の中で殺される。
 

ニ―ディの自宅に現れたジェニファーはまったく別人のよう。
 
次は廃屋の中で、、、、、。
 
そしていよいよニ―ディのボーイフレンド、チップにも魔の手が!
 

月夜のジェニファーはヴァンパイア?
 
飛んだり跳ねたりするジェニファーはまさに超人のようだ。
 

チップ、危ない!喰われそう。
 

ニ―ディVSジェニファー。闘いが始まった。
 
 
高校の教師役にはあのJ・K・シモンズ。見憶えありますが?最初は気づかず。ヅラを被っているのでわかりませんでした。
 
ボーイフレンド、チップを救うことは出来ず。いよいよ彼の仇を取る為にジェニファー退治に挑みます。結局はニ―ディ、殺人犯となります。
その後の彼女はまったく別の人格と変わり。。。。。復讐のためにあるところへ。
 
解説(allcinemaより拝借)
 
「JUNO/ジュノ」でアカデミー脚本賞に輝いたハリウッドの新星ディアブロ・コディが受賞後第1作として書き上げた注目の脚本を、「トランスフォーマー」シリーズのセクシー女優ミーガン・フォックスと「マンマ・ミーア!」のアマンダ・セイフライド主演で映画化した学園ホラー・コメディ。小さな田舎の町を舞台に、悪魔に取り憑かれ男たちを次々と毒牙にかけるチアリーダーの美女ジェニファーと、そんな彼女の凶行を食い止めるべく決死の対決に挑む親友のメガネ女子ニーディの運命を、グロテスクなバイオレンス描写を織り交ぜ描き出していく。監督は「ガールファイト」「イーオン・フラックス」のカリン・クサマ
今一つ理解できないのは、ニコライの手によって、ジェニファーがヴァンパイアにされました。ヴァージンだったら、死んでいたのか?
ヴァージンじゃなかったから、悪魔(ヴァンパイア)になってしまったのか?
まあどちらでもいいんですが、、、、、。
 
 
 
 彼女の美しさには秘密がある
 
 
メディア 映画
上映時間 103分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ショウゲート)
初公開年月 2010/07/30
ジャンル ホラー/学園/コメディ
映倫 PG12
 
オフィシャル・サイト
http://www.jennifers-body.jp/
 
 
 
 

 

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エグザム◆EXAM(2009)

2010-08-09 | 映画:ミニシアター

 世界一危険な就職試験
               合格者は死ぬまで年俸1億円の報酬

京都みなみ会館にて鑑賞。6日までの上映ということで、これも急いで観に行ってきました。
う~ん思っていたほどの驚きもなく、、、、。サバイバル状態といえば、そうなのかしら?でもそこまで緊迫感もわかないしね。宣伝だけ見れば、大いに期待できそうな気もしたのですが、、、、、。

STORY(キネマ旬報さんより拝借)

合格者は死ぬまでの生活を保障する(死ぬまで年俸1億円)という好条件で人材を募るある有力企業の最終就職試験。国籍も年齢も異なる男女8人の中から、たった一人が雇用される。詐欺師“ホワイト”(ルーク・マブリー)、軍人“ブラウン”(ジミ・ミストリー)、工学者“ブラック”(チュク・イウジ)、化学者“ブルーネット”(ポリアンナ・マッキントッシュ)、数学者“イエロー”(ジェンマ・チャン)、哲学者“デフ”(ジョン・ロイド・フィリンガム)、医師“ブロンド”(ナタリー・コックス)、心理学者“ダーク”(アダル・ベック)。彼らが会場に入ると、そこには窓一つなく、武装した警備員が立っていた。試験のルールは3つ。「試験監督、または入口に立つ警備員に話かけてはならない」「試験用紙を破損してはならない」「部屋から出てはならない」それに従わない者は不適切とみなす、と試験監督(コリン・サーモン)は告げる。制限時間は80分。そして彼はカウントダウン用の時計を作動させ、部屋を去る。だが、受験者たちが問題に取り掛かろうと用紙を裏返すと、その試験用紙は白紙だった。我慢しきれない一人の受験者が用紙に誤った答えを書いた瞬間、警備員(クリス・ケアリー)に部屋の外へ連れ出されてしまう。その姿を見た一人がルールを思い出し、他の受験者に「質問を見つけるまで協力しよう」と持ちかける。勝ち残るために手を組み、裏切り、騙し合う受験者たち。果たして、正しい質問と答えを見つけ出し、好条件の仕事を手にするのは誰なのか……。

何とか自分一人が合格したいという切実な気持ちがどの受験者にもあるのは分かりますが。そのことで、もみ合い喧嘩になるけれど。。。。。傍観者である私にはハラハラ・ドキドキ感も伝わって来ない。何故なのか?分かりませんが、とにかくふたを開けたら大した内容ではなかったって感じです。
むしろ正しい質問と答えが何なのかがわからないので、気にはありましたが(笑)
美味しい話だけに、皆がそれぞれ焦る気持ちはわからないわけではありませんが、でも緊迫感ないんですよね。

詐欺師ホワイトが、受験者の中でハバを利かし始めてから、だんだんややこしくなるのです。答えを知っているのでは?と疑われてる人もあったり。わざと試験用紙を燃やして、泣く泣く退場せざるを得ない人もあったり、、、、、。


哲学者“デフ”(左)、この人、ほとんど話さず、、、、。実はこの人

最後に何者か、正体は分かります。


ホワイト、皆から反発を喰らい、気絶。。。。。。

彼は持病があるらしく、薬がないとヤバい状態となります。その薬をわざと隠すものがいたり。


発作のため痙攣が!


危機一髪のホワイト、復活しました。
警備員と銃を取り上げ、銃口向けるが、、、、、。実は銃は?

この仕掛けは面白かったかも。ホワイト演じるルーク・マブリーは、プリティ・ガールや28日後に出演している。

さて最も気になるのは、皆がバトルモードとなった問題の、正しい質問と答え。
あるサイトでネタばれされていたのでちょっと拝借しました。

以下がその答えです。(反転しましたので、ドラッグしてご覧下さい)

紙には、「Question.1」だけしか書いてなかったようです。
(その先を見てみたけど、何もない・・・というような描写があったかと。)
ですので、この「Question.1」とは、何を意味するか?
(何を指して「Question」と言っているのか?)
そこを、改めて考えてみなさいよと、そういう意味なんだと思います。
(「Question.1」という文字自体は、それを示す「ヒント」であったと。)
で、最後の彼女は、改めて考えてみるわけです。
そして気がつく。
自分が入室して以降、「質問」がひとつだけ存在していたことに。
それが「何か質問は?」という「Question」であり、
そして、それに対して「答えはひとつ」ということならば、
受験者から会社に対する答えは、これで決まり。

「何もありません。」

かくして、彼女の合格が決まった・・・と、こういう筋書きと解釈しました(^_^;)

解説(キネマ旬報さんより拝借)

たった1つの雇用枠を賭け、8人のスペシャリストたちが閉ざされた密室で80分の難関な就職試験に挑むバトルを描くサスペンス。監督・脚本・製作は、本作が長編デビューとなるスチュアート・ヘイゼルダイン。出演は「28日後…」のルーク・マブリー、「2012」のジミ・ミストリー、「バンク・ジョブ」のコリン・サーモンなど。 

合格したのは、女性。結局欲に駆られるとろくなことはないということでしょうか。そういうことが本作のメッセージなのかはどうかわかりませんが。


主なキャスト


メディア 映画
上映時間 101分
製作国 イギリス
公開情報 劇場公開(クロックワークス)
初公開年月 2010/07/17
ジャンル サスペンス/ミステリー
映倫 G

 究極のサバイバル・ブレイン・サスペンス

オフィシャル・サイト
http://www.exam-movie.com/

 

スチュアート・ヘイゼルダイン監督は第63回英国アカデミー賞で新人賞にノミネートされたそうです。


 

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BOX 袴田事件 命とは(2010)

2010-08-08 | 映画:ミニシアター


あなたなら、死刑といえますか? (衣服に血液付着、、、、??)

8月5日、京都シネマにて鑑賞。6日までの上映ということで、慌てて観に行きました。
死刑が確定してから、45年近い歳月が経った今も、死刑囚として袴田巌はいまだ東京拘置所に収監されています。私も絶対冤罪に間違いないはずだと思いますね。


死刑確定から、彼の精神状態は異常を来たしはじめているそうで、一時は家族の面会にも応じなかったといいます。今も拘禁反応の影響で不可解な発言が多く、特に事件や再審準備などの裁判の話題については全くコミュニケーションが取れなくなっているそうです。このため2009年3月より、袴田の姉が保佐人となっているとのこと。まさに私たちが想像もつかないくらいの極限状態でしょう。しかも45年もの間です。精神状態がおかしくなっても当たり前です。

さて本作は実際起こった袴田事件を元に、この裁判で裁判官を務めた熊本典道の視点から描いたものです。

ストーリー(キネマ旬報さんより拝借)

和41年6月30日未明、清水市の橋口味噌工場が放火される。その焼け跡から、一家4人が刺殺された焼死体が出てくる。立松刑事(石橋凌)は、元プロボクサーで味噌工場従業員の袴田巌(新井浩文)に犯人の目星をつける。理由は、工場の従業員のほとんどが親戚や友達なのに袴田だけよそ者であること、殺された専務は柔道2段だったのでそれと渡り合える格闘技経験者であること、袴田は妻に逃げられ借金があると噂されていたことである。警察は袴田を逮捕するが、証拠不十分で釈放する。しかし袴田は、再び逮捕される。当初、袴田は犯行を否認するが、勾留期限3日前に自白し、起訴される。袴田と同じ昭和11年生まれの裁判官・熊本典道(萩原聖人)は、主任判事としてこの事件を担当する。袴田は第1回公判で起訴事実を全面否認し、一貫して無実を主張する。熊本は警察の取り調べに疑問を持ち、供述調書を調べる。すると、袴田と肉体関係を持った橋口の妻に頼まれて犯行に及んだという自白が、幼い子供と老母と一緒に暮らす金欲しさからと、犯行動機が日替わりで変わっていた。立松刑事ら関係者が幾人も証言するが、決め手を欠いた裁判は長期化する。事件から1年以上経った昭和42年9月13日、法廷に新証拠が提出される。工場を再度捜査して見つけた、血染めの犯行着衣だった。裁判は袴田有罪に傾くが、熊本は新証拠にも意図的なものを感じ、有罪判決に反対する。しかし3人の裁判官のうち反対は熊本だけで、袴田は有罪となる。慣例により、主任判事である熊本が死刑判決を言い渡す判決文を書くことになる。裁判後、熊本は裁判官を辞職する。大学で刑事訴訟法の講義をしながら、警察による証拠を実証し、袴田を無罪にするのに有効な実験の報告を弁護士に送る。しかし熊本の苦しみは消えなかった。昭和55年11月19日、最高裁で上告が棄却され、12月12日、袴田の死刑が確定する。


熊本典道役には萩原聖人

高橋伴明監督とは2度目のタッグを組んだ萩原聖人。高橋監督は最終的に彼をキャスティング。決め手は台詞の確かさ。この役は法律用語とか難しい台詞も多いから、その技術がすごく大事だと思ってた。


袴田巌役には新井浩文

新井浩文がひたすら耐える役を演じられていることが新鮮だったという。
高橋監督→ 彼に関しては、そこに存在する空気感みたいなのが好きだったんだよ。一緒に仕事をするのは初めてだったけど、前からちょっとやりたかったのね。この映画は前半戦で「こいつ、犯人じゃないの?」とお客さんに思ってもらわなくちゃいけない。そう考えたときに、彼は犯人ぽいじゃないですか。そういう意味でもいいかなと思ったんですよ。
実際一緒に仕事をして感じたこと。
期待通り変なやつだったそうで、何も考えていないようで、実は考えている。
冬でも裸足でサンダルを履いてヒョコヒョコ歩いていたらしい。知らない人が見たら、ちょっと気持ち悪い奴ですよと監督。

高橋監督のキャスティングはなるほど納得ってところですね。

袴田役の新井にはあえて言葉をかけず、放置プレーだったらしく、口さえきかなかったようだ。また取り調べの刑事役の俳優にも手加減せずにと指示を出した。そうなると益々袴田役の新井は本当にストレスが溜まるんじゃない?

留置場でのあの狂気じみた新井の演技も何となく真に迫っていた。


大杉蓮演じる検察官・吉川も思い切りいたぶっていた。


このシーンは袴田と熊本の2人が一つになるということらしい。
単なる社会派作品ではなく、袴田事件を通して2人の運命を描いているような感じがする。

解説(allcinemaより拝借)

光の雨」「禅 ZEN」の高橋伴明監督が、死刑判決が確定している実在の事件を題材に、裁判員制度が導入された現在、人を裁くことの重みと難しさを改めて見つめた社会派ドラマ。1966年の“袴田事件”で一審の死刑判決に関わり、その後2007年に“無罪と確信していた”と告白した元裁判官・熊本典道を主人公に、警察の捜査への疑問と典道が背負い込んだ苦悩を描き出す。主演は「いけちゃんとぼく」の萩原聖人、共演に「松ヶ根乱射事件」の新井浩文。

しかしあまりにも犯人の決め手が曖昧いうべきなのか?いや何かこじ付け、無理に犯人に仕立てる。警察の取り調べが非常に理不尽というしかない。無理やり自白強要もあったらしいし、、、、、。


高橋伴明監督

メディア 映画
上映時間 117分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(スローラーナー)
初公開年月 2010/05/29
ジャンル ドラマ
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://www.box-hakamadacase.com/


最後にタイトルのBOXの意味、、、、。

「やり合え」みたいな。袴田死刑囚の話ともつながる。それこそ、「箱」というか「檻の中」の意味にも通じるし。そして、「闘え」という意味にも。
「BOX」には「○」と「×」の記号が含まれてるから、この事件がマルかバツなのかという意味でもある。



 

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ソルト(2010)

2010-08-06 | 映画:シネコン

 原題:SALT

東宝シネマズ二条にて鑑賞。8月に入り初めて観た作品です。私は彼女がアクション得意な女優さんだということは全く知らず、、、、。そういえばウォンテッドでも彼女は凄かったことを思いだしました。

ラストからすると、これは続編があるようですね。

何でもアンジーは数年前製作準備中だった「007 カジノロワイヤル」の話を聞き、「私がボンドをやりたいわ」と漏らしたところ、本作の主演話が浮上したそうです。アクションに挑むだけの自信もあるのでしょうね。確かに機敏な動きにびっくりです。これだけでも見ごたえあります。
実は最初はトム・クルーズ主演で製作されるということだったが、2008年、トムが降板となりソルトの性別を女性に変えてアンジーが代演となったらしい。


大きなバイクで逃走するシーン

トラックに飛び乗ったり、またトレーラーに乗り替えたりと大変!危険も伴うでしょうね。ジェイソン・ステイサムと共演してはどうか?と思うくらい勇ましいアンジー。
さてお話ですが、とちょっとわけのわからない部分もありましたが、、、、、。まあこんなもんでしょうか。

ネタばれになりますが、アンジー演じるソルトは表向きは石油会社の社員、しかし裏の顔はCIAの分析官。冒頭では北朝鮮で拉致され拷問を受けるというシーンから始まり、そして同僚ウィンターの迎えで人質交換で助けられるという場面。その取引きの助けとなったのが、ソルトの配偶者となる昆虫学者。これが縁でソルトは結婚。
幸せな家庭を築いていた。

ところがソルトの運命を大きく変える事件が起こるのだ。以下はキネマ旬報さんからストーリーを拝借しました。

アメリカCIA本部で、ロシアからやってきた謎の密告者オルロフが捕えられる。そしてオルロフの告白は、一同に衝撃を与える。それは、大統領を暗殺するために、今日、ロシアからのスパイが送り込まれるというものだった。さらに、そのスパイの名は“ソルト”だと告げられる。そのため、オルロフの尋問を担当していたCIA女性職員イヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)に嫌疑がかかる。ソルト何者かによる罠であると主張し、夫に会わせるよう懇願するが、同僚であるCIAから追われる身となってしまう。やむを得ず彼女は金髪を黒髪に染め、変装して逃亡する。翌日、ソルトは、アメリカ副大統領の葬儀が行われている会場に姿を現す。厳重な警備が敷かれているその場所で、彼女はあっさりCIAの同僚に捕えられ、警察に連行される。
※地下鉄の構内から葬儀の行われる教会へと潜入したイヴの目的は、葬儀に出席しているロシア大統領の暗殺する事だった。彼女は警備兵を撃退してロシア大統領を殺害してしまった。

何と彼女はロシアの女性スパイ“ソルト”だったのだ。
英才教育と特殊訓練を受けてきた。アメリカに潜伏して、ディーⅩ作戦に関与して、大統領暗殺の命を受けていたのだが、、、、。
以下ちょっとネタばれ
※姿を消したイヴが向かった先は、C.I.Aから逃走したオルロフの下だった。
オルロフの語った通り、ロシアで育てられたスパイであった彼女は自分と共に育て上げられた同胞と再会する。
そこに彼女の夫も捕らえられていたが、夫はイヴの前で撃ち殺されてしまう。
悲しみを覚えながらも非情に徹するイヴは、オルロフから計画を聞き出すと同時に仲間が大量に潜入している事を知ると、彼や他の仲間を全て殺害してしまう。
オルロフたちの次の目的はアメリカ合衆国大統領。
手筈を整えている彼の仲間と合流したイヴは、オルロフたちを殺害した事を伏せて彼らと行動を共にする。
 
残された者たちは、彼女がスパイなら、なぜ自分たちを撃たなかったのかと違和感を覚える。そんな中、ソルトは連行中のパトカーから脱出し、行方をくらましてしまう。その数日後、ソルトはホワイトハウスの内部に現れる。しかし、彼女は以前とは全く異なる姿をしていた。
 
 
 
 

ロシア大統領ですが、実は死んでいませんでした。これはご承知のようにソルトが夫の蜘蛛の毒を注射器で吸い取っていた場面でおわかりのように、毒でショックを与えただけだったみたいです。彼女は途中でアメリカに寝返ったようです。それは夫をオルロフに殺されたのが原因しているとしたら、ちょっと動機的になんか薄ぺらい感じもするのですが、、、、。
話があちらこちらに飛んでしまい、自分でも上手くまとまらない状態です。
 

CIA同僚ウィンター(リ―ヴ・シュレイバー)はソルトを随分心配していたけど。
実は彼の正体も何と●●●だったのね。でもこの流れは何となくありそうな流れでしたけど。
 
途中眠気が襲ったもので大事な場面が分からなくなりました(汗)ウィンターが●●●だった!という直前で目が覚めて、ことの事態を把握したわけでした。気がついたら爆破装置のようなもので攻撃されるという場面でした。
最終的にはソルトはウィンターとやり合い、ウィンターはあっけなく、、、、、。
 
ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)は結局のところピーボディ(キウェテル・イジョフォー)のおかげで何とか助かります。
 
解説(キネマ旬報より拝借)
何者かの陰謀により二重スパイの容疑をかけられたCIA女性エージェントが、CIAに追われながら真相究明に奔走するサスペンス・アクション。監督は「ボーン・コレクター」のフィリップ・ノイス。出演は、「チェンジリング」のアンジェリーナ・ジョリー、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のリーヴ・シュレイバー
 
 
そしてソルトの夫役には、皆さん記憶にあると思いますが、ドイツの俳優で、アウグスト・ディール。ブラビ主演のイングロリアス・バスターズヒトラーの贋札でお馴染の方です。
 
  映画
上映時間 100分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2010/07/31
ジャンル アクション/サスペンス
 
彼女は、何者なのか? 本当に何者だったのでしょうか。
  
オフィシャル・サイト
http://www.salt-movie.jp/
オフィシャル・サイト
http://www.sonypictures.com/movies/salt/ (英語)
 
 
 
 
 
 



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川の底からこんにちは(2009)

2010-08-04 | 映画:ミニシアター


人生…もうがんばるしかない!中の下でもいいんじゃないの?!

7月31日、京都シネマにて鑑賞しました。「愛のむきだし」、「カケラ」に出演の満島ひかりさん、最近活躍中の注目若手女優のひとり。カケラに続く、主役での登場です。

ひかりさん演じる佐和子さん、前半は惰性で毎日を生きている感じを上手く醸し出していました。一体何を考えているのかしら?なんて思うほどつまらないオーラ満々。人生これからだというのに、夢も希望もなさそうな・・・・・。
きっとこういう人、世間にたくさんいるのだと思います。確かに先が見えない世の中ですからね。生きにくいのは分かるよね。だからこそこの作品を多くの人が観るべきかもしれない。そう皆で佐和子さんになって、人生を考えよう。


先輩OLたちとの井戸端会議での話題は不景気や地球温暖化などの暗い話題ばかり、、、、、。先輩から意見を求められても素っ気ない返事ばかりだった。


上司で彼氏の健一は佐和子にとって5人目の彼氏だ。エコライフ好きで、編み物を編むオタク的な男性だが、、、、。健一役は遠藤雅。まったく知らない俳優さんですね。

これは人生の応援映画だ

ストーリー(キネマ旬報さんより拝借)

上京して5年目のOL・木村佐和子(満島ひかり)は、妥協した無気力な人生を送っていた。会社では上司高木(並木史朗)扱き使われても言われるがままに働いていた。ストレスが溜まっているせいか、時々クリニックに通って腸内洗浄を施している。そんな佐和子は、職場の上司・新井健一(遠藤雅)と付き合っている。バツイチで娘・加代子(相原綺羅)がいる健一は頼りないが、いつも男に捨てられてきた佐和子は不満に感じることもない。ある休日、3人は動物園を訪れる。そこで健一は佐和子にプロポーズするが、唐突なことで佐和子は戸惑う。そのとき、佐和子の叔父・信夫(岩松了)から、佐和子の父・忠男(志賀廣太郎)が入院したと電話が入る。一人娘の佐和子は実家のしじみ工場を継ぐよう求められるが、佐和子は決心がつかなかった。しかし健一は会社を辞め、佐和子の故郷で工場を一緒に継ぎたいと言い出す。佐和子は健一と加代子を連れ、実家に帰る。しじみ工場の従業員のおばちゃんたちは、駆け落ちして父を捨てた佐和子を無視する。経理の遠藤(菅間勇)以外やる気を感じられない工場の経営は、悪化の一途をたどっていた。健一は佐和子の幼なじみの友美(鈴木なつみ)と浮気をして、家を出ていく。ある朝、佐和子は工場に乗り込み、おばちゃんたちに胸の内をぶちまける。するとおばちゃんたちも、男で失敗した経験を打ち明け始める。意気投合した佐和子とおばちゃんたちは、工場の経営再建を目指す。佐和子は新しい社歌を作り、毎朝全員で歌うようになる。すると、次第にしじみの売り上げも上がっていく。
 

佐和子の叔父、信夫には岩松 了、役場の職員という設定。
岩松さん、職場の制服が良く似合っておりますね。
 

佐和子の父忠男には、志賀廣太郎。普通のおじさんぽい人ですが。舞台中心で活躍されているベテラン俳優さんらしい。知りませんでした。カツラがミスマッチ、そこがまた面白い。
 

そしてこのおばさんですが、しじみ工場のおばちゃんのリーダー格的存在、塩田。
そこらにいそうな普通ぽいおばちゃんですが、なかなかインパクトあり。
おばちゃんの旦那、都会から来たとっと太めのお姉ちゃんにフラッと、、、、。
開きなおった佐和子に塩田(稲川実代子)は共感?エールを贈る。
 

健一が友美と出て行っちゃったため、加代子の面倒見る羽目に。。。。。
友美役には相原綺羅ちゃん。セリフは少なかったけれど、自然な演技で上手い。
 
 

加代子を地元の保育園に入園させる。佐和子はこの地で頑張ろうと決意したようだ。
 
 

トイレは水洗ではありません。うんこは西瓜や野菜の肥料となります。毎日佐和子はうんこを蒔きます。う~ん何か良いよね。


亡くなってしまった父忠男の遺志どおり、しじみの肥料にと散骨する佐和子。
 
木村水産 新社歌♪
 
上がる上がるよ消費税  金持ちの友達一人もいない
 
来るなら来てみろ大不況  その時ゃ政府を倒すまで 倒せ倒せ政府
 
シジミのパック詰め 川の底からこんにちは
 
一度や二度の失敗と駆け落ちぐらいは屁の河童
 
駄目な男を捨てられない  仕事は基本つまらない
 
中の下の生活  所詮みんな中の下  楽しいな  楽しいな
 
シジミのパック詰め   シジミのパック詰め  川の底からこんにちは
 
 
キャストも普通だから良い、そして飾り気がない、どの人も背伸びせず、そこが本作の素敵なところでしょうね。等身大の女性をさりげなく、踏ん張らず演じた満島ひかりさんがとても良かったですね。
 
並樹史朗さんが出ていたので、ちょっとびっくりしました。テレビドラマでよく拝見していたのですが、、、、。
 
解説(allcinemaより拝借)
 
PFF2007グランプリ受賞や香港で開催されるアジア・フィルム・アワードで新人監督賞に輝くなど日本映画期待の新鋭、石井裕也監督による記念すべき商業映画デビュー作。“妥協”を重ね、いつしかどん底を迎えてしまった自称“中の下”女性が、追いつめられた末に開き直り、逆境に力強く立ち向かっていく姿をユーモラスに描く人生コメディ。主演は「愛のむきだし」「カケラ」の満島ひかり。第19回PFFスカラシップ作品。
 
 

メディア 映画
上映時間 112分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(ユーロスペース=ぴあ)
初公開年月 2010/05/01
ジャンル コメディ/ドラマ

 
 
オフィシャル・サイト
http://kawasoko.com/

 


 

 

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8月の観たい映画、気になる映画

2010-08-02 | 映画全般

猛暑に大雨、、、、。極端ですね。どうも気候はだんだん熱帯状態に近づいているようです。今まで生息しなかった生き物が北の方へ移動しているようです。いやあ怖い状況ですね。

さて8月の気になる映画、観たい映画。今月も紹介します。7月から比べると今月は少ないようです。7月に観ようと思っていた作品もいくつか残っていますので、8月に記事をアップすることになりそうです。

まずはシネコン上映作品の紹介です。

8月7日公開作品

ヒックとドラゴン

凄く観たい作品ではないのですが、、、、。この週はあまり良い作品の公開がないようです。ちょっと時間があったら観てみようかなって感じの作品。

少年とドラゴンとの出会いと友情を描いた児童文学を基にして、ドリームワークスが製作するファンタジックな3Dアニメーション。監督は『リロ&スティッチ』のコンビ、ディーン・デュボアとクリス・サンダース。少年、ヒックの声には『ナイト ミュージアム2』などに出演するカナダの若手俳優、ジェイ・バルチェルを抜てき。ほかに、『300<スリーハンドレッド>』のジェラルド・バトラーやドラマ「アグリー・ベティ」のアメリカ・フェレーラが声優を担当する。敵対関係にあるはずのバイキングとドラゴンが巻き起こす奇跡から目が離せない。

 

8月14日公開作品

魔法使いの弟子

『ナショナル・トレジャー』シリーズの製作、主演、監督トリオ、ジェリー・ブラッカイマーとニコラス・ケイジ、ジョン・タートルトーブが再結集したファンタジー・アクション。現代のニューヨークを舞台に、800年にわたり繰り広げられてきた魔法大戦争に勝つため、伝説の魔法使いの後継者にされてしまった気弱な物理オタク青年の成長を描く。共演は、『ファンボーイズ』のジェイ・バルシェル、モニカ・ベルッチら。個性豊かな魔法使いたちが繰り出す多彩な魔法合戦は必見だ。

ジェリー・ブラッカイマー、今回はどうでしょうか?

ベスト・キッド

弱々しい高校生が空手の老師匠と出会い、修行を通じて心身共に強く成長していく姿を描いた1985年公開の名作『ベスト・キッド』のリメイク。ウィル・スミスの実子で『幸せのちから』のジェイデン・スミスが本作では小学生の主人公に挑み、カンフーの達人をジャッキー・チェンが演じる。監督は、『ピンクパンサー2』のハラルド・ズワルト。オリジナル版の要素を継承しながらも、新たな師弟が紡ぎ出す感動ドラマに注目だ。

幸せのちからで親子共演したウイル・スミスの息子、ジェイデンが、今度はジャッキーと共演の話題作。ジェイデン、女の子と間違えそうですね。

ベスト・キッドは7日、8日先行上映される予定です。

8月20日公開作品

特攻野郎Aチーム THE MOVIE

1980年代にアメリカで人気を博したテレビドラマ「特攻野郎Aチーム」を映画化したアクション大作。無実の罪で投獄された“Aチーム”と呼ばれる元特殊部隊の4人のメンバーたちがその汚名を晴らすため、国家に挑む姿を活写する。チームのリーダーを演じるのは、『96時間』のリーアム・ニーソン。その部下を『バレンタインデー』のブラッドリー・クーパーが演じている。命知らずの男たちによるド派手なアクションに目がくぎ付けになる。

個人的に楽しみしている作品です。ブラッドリー・クーパーの密かなファンなので、これまた楽しみなのです。

14日先行上映あり!!

ミニシアター上映作品の紹介

8月7日公開作品

ガールフレンド・エクスぺリエンス

スティーヴン・ソダーバーグ監督が、今度は人気ポルノ女優を主演に迎え、低予算で撮り上げた異色ドラマ。

『Bubble/バブル』
同じくスティーヴン・ソダーバーグ監督が監督、撮影、編集まで行い、自身の芸術性を凝縮させた映画

8月21日公開作品

トロッコ

父が死んだ夏、少年と家族は父の故郷・台湾を初めて訪れた。そこには日本語を話すおじいちゃんが待っていた-。芥川龍之介の不朽の名作を台湾の瑞々しい緑の中で蘇らせた、心に響く家族の物語。

ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者

ヒロシマとピョンヤン。遠く離れて暮らしながらも、互いの健康を気遣う被爆者の母と娘。そして映画は誰も予想しなかった結末へと進んでいく・・・。日本政府に放置され続けた在朝被爆者の怒りと悲しみを描いたドキュメンタリー。

8月28日公開作品

ゾンビランド

新型のウィルスによりゾンビだらけのテーマパークと化した世界。その世界を生き抜くために32のルールを作り実践してきた引きこもり青年と、彼が出会った男と女たちによる痛快アドベンチャー・エンタタインメント!

個人的にこれも楽しみです。

トイレット

『かもめ食堂』(06)と『めがね』(07)を大ヒットさせた荻上直子監督待望の最新作は、カナダでバラバラに生きてきた3兄弟と日本人の“ばーちゃん”が織り成す、家族の成長物語。もたいさん以外は外国人のようですね。
京都シネマでもたいさんと荻上監督の舞台挨拶あり。

シネコン作品、4作にミニシアター作品、6作と本当に今月は少ないですね。

※ちなみにキャタピラー(8月14日公開作品)は6月に先行上映で鑑賞済みなので入れておりません。

 

 

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