ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

ハム君についてのあれこれと近況

2007年12月16日 | 随想録

 
 我が家にハムスターがやってきて半年近くになります。
 生まれて2~3週間ほどの子を貰ってきたんですが、生後2ヶ月くらいともなると、人間で言うと立派な成人なんだそうです。
 ハムスターの寿命って3~4年くらいだそうですから、うちの子は人間でいうと20歳前後~30歳前後の青年、といったところでしょうか。


 ハムハム君は寒さに弱いです。気温が10度以下になると動きが鈍ってきます。5度を切ると、丸く冷たく固まって動かなくなるらしい。死ぬこともあるみたい。
 ヤツの棲家(ケージ)はリビングに置いているのですが、さすがに近頃では夜中~明け方の室温も下がっているので、ハム君もあまり夜中の運動をしなくなっているようです。だからハムスターのケージ用ヒーターを入れてやりました。
 もちろんケージの中にも木製の巣箱は必要。巣材もたっぷり入れて越冬対策を整えます。


     
     写真はクリックで拡大します


 1930年、シリアでハムスターの母親とその子供12匹が発見されました。今、世界中で飼われているハムスターは、すべてその母子の子孫なんだそうです。つまり、わずか数十年でハムスターは爆発的に繁殖したのです。
 その繁殖力はものすごく、例えばつがいのハスムターを飼い始めると、2ヶ月ほどで約10匹の子供を産みます。この調子で繁殖させ続けると、2匹のハムスターは約半年で数百匹に増えることになります~


 ハムスターは生後2ヶ月にもなると完全に成熟するので、同性でも別々に飼わなくてはなりません。ひとりぼっちで寂しそう、とも思ったのですが、調べてみるとハムスターは社会を持たない生き物なんだそうです。成熟すれば、独立してたった1匹で生きていくわけですね。
 社会を持たないハム君にとって、自分以外のハムスターは敵でしかないのです。だから複数のハムスターを飼う時は、別々のケージで飼わねばならないそうです。


 ハム君は手(前足)をとても器用に使います。エサも手で持って食べるのですが、こういう動物は案外少ないんだそうです。
 エサはヒマワリの種とか、穀類の混合飼料をやっています。でもチーズとか煮干し、鶏肉なんかも食べるみたい。野生のハムスターなら、バッタやクモ、ミミズ、トカゲ、鳥のヒナまで食べてしまうそうですよ。
 反対にやってはいけないもの。チョコレートや香辛料などの刺激物なんかはマズイみたいですね。ほかには豆類や、ネギ、タマネギ、ニラ、レンコン、ゴボウなどの類いの野菜です。内臓が痛んでしまうらしいです。


     


 水は一日にほんの少ししか飲まないみたいです。
 本来、ハムスターは乾燥した土地に住む動物なので、普通の食べ物を与えていれば水を飲むなんてことはしないらしい。でもいわゆるハムスター・フードをやる場合には気をつけねばなりません。これはとても乾燥した食べ物なので、体内の水分まで奪われてしまうんだそうです。だから新鮮で水分の豊富な野菜(白菜やキャベツ、ニンジンなど)をあげたりしています。


 さて、ハム君は芸を覚えるでしょうか。今のところ、うちの子は無芸大食です。
 そもそも人には慣れても、懐いたりはしないみたい。でも手の上にのせてなでてやると目を薄く閉じてじっと気持ちよさそうにしていますし、ぼくの手から直接エサも食べるようになりました。


 ヤツが我が家の住人になってからぼくもいろいろと調べてみたので、今では少しはハムスターのことが分かるようになりました。
 なんとか元気に過ごしてもらっていますが、取りあえずは、この冬を快適に過ごしてもらうことを心がけねばなりませんね。
 そういえば来年はネズミ年なんですね~ うちのハム君、福を招いてくれないでしょうか。


人気blogランキングへ←クリックして下さいね

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする