オリヴィア・ニュートン・ジョンと
リンダ・ロンシュタットが
なにかにつけ比べられていた時期がありました。
オリヴィア派とリンダ派に分かれていたような感じでしたね。
ぼくは、清楚な美人タイプのオリヴィアが好きでした。
だって、カワイイんですもん。
歌だってカワイかったですよ。
ところが、ちょっと小悪魔タイプのリンダも好きでした。
だって、カワイイんですもん。
ぼくって、どちらもいける口だったんですね。(笑)
リンダは、もともとは
カントリー&ウエスタン色の強い歌を歌っていたようです。
あのイーグルスを
バック・バンドに従えていた時期もありました。
ローリング・ストーンズやバディ・ホリーなどの曲をカヴァーして、
ロックしている曲もあります。
80年代以降は、
素敵なジャズのスタンダード集を出しています。
カントリーからジャズまで、
あるいはバラードからロックンロールまで幅広く歌え、
しかもそれぞれが「リンダの歌」なんです。
そして彼女の歌声には「熱い何か」が宿ってる。
ぼくがよく聴くのは
「グレイテスト・ヒッツ Vol.1&Vol.2」です。
「Vol.1」の中では
「悪いあなた」(You're No Good)、
「ひとすじの涙」(Tracks Of My Tears)などがとくに好きです。
あの「デスペラード」も聴くことができます。
「Vol.2」の中では
「イッツ・ソー・イージー」(It's So Easy)、
「ダイスをころがせ」(Tumbling Dice)、
「ウー・ベイビー・ベイビー」(Ooh Baby Baby)
などが好きなんです。
イーグルスのグレン・フライとか、
いっときはミック・ジャガーなどとも
噂になったんじゃないかな。
とにかく恋に積極的な、奔放なイメージがあったりします。
そういうところも彼女の魅力なんですよね。
ぼくには、
リンダの黒髪、パッチリした目、そしてあのタヌキ顔が
とっても愛らしく見えたりするんですね。
リンダ・ロンシュタット『イッツ・ソー・イージー』
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