あと一週間でクリスマスです。みんなそれぞれに楽しい計画を立てているのではないでしょうか。
この時期にいろんなところから流れてくるのがクリスマス・ソングですね。聴いているだけで雰囲気が盛り上がってくるような名曲ぞろいです。
今日は1970年代以降のポップなクリスマス・ソングを10曲集めてみました。
恋人がサンタクロース (松任谷由実)
1980年のアルバム「SURF & SNOW」に収録されています。シングルにはなっていませんが、今やJ-POPを代表するクリスマス・ソングとして知られています。姉に「恋人はサンタクロース」だと教えられた主人公がおとなになってサンタクロースを待つ、というロマンチックな内容です。映画「私をスキーに連れてって」の劇中歌としても使われました。1982年松田聖子、1999年奥居香、2002年島谷ひとみらによってカヴァーされていますね。
恋人たちのクリスマス (マライア・キャリー)
1960年代のポップスを彷彿とさせる、楽しい曲です。マライア自身がピアノを弾きながら書きました。日本ではドラマ「29歳のクリスマス」の主題歌に起用され、実に130万枚を売り上げました。マライアのライヴでもお馴染みの曲です。
白い恋人達 (桑田佳祐)
2001年10月にリリースされた桑田佳祐のソロ・シングルです。150万枚のセールスを記録し、オリコン・チャートで1位になりました。映画「白い恋人たち」にインスパイアされてできた曲だそうです。コカ・コーラのクリスマス・キャンペーン・ソングにも起用されました。2005年にはBOYZ Ⅱ MENによってカヴァーされています。
君にMerry Xmas (小田和正)
1989年12月に発表された、小田和正の4枚目のソロ・シングルです。オリコン・チャートでは最高6位でした。ちょっとした仲違い、謝りたいのに意地を張っている男性が女性に気持ちを届けようとするラヴ・ソングです。第一生命のコマーシャル・ソングとして、クリスマスの2日間限定でオン・エアされました。
ワンダフル・クリスマス・タイム (ポール・マッカートニー)
ウィングス時代のポールが全ての楽器をひとりで担当し、ソロ・シングルとして発表しました。メッセージ性に満ちたジョン・レノンの曲と好一対で、楽しさに満ちたクリスマスを明るく歌っています。1979年11月リリース、全英6位にまで昇りました。
クリスマス・キャロルの頃には (稲垣潤一)
想いを寄せている女性とクリスマスまで離れている男性が主人公のラヴ・ソングです。1992年10月、ドラマ「ホームワーク」の主題歌として発表され、オリコン・チャート1位となりました。翌93年11月にも再発され、累計売り上げ140万枚を記録しました。
ラスト・クリスマス (ワム!)
1984年に全英2位、オリコン・チャート12位(洋楽チャートでは1位)となった、ワム!のヒット曲です。以後クリスマス・ソングの定番のひとつになりました。この曲、雰囲気はポップなのですが、実は失恋ソングなのです。なお、タイトルは「最後のクリスマス」ではなく、「去年の」という意味です。
クリスマス・ラヴ (サザン・オール・スターズ)
1993年11月に発表されたサザン34枚目のシングル。これもクリスマスを舞台としたラヴ・ソングで、後半に繰り返して歌われる「涙のあとには白い雪が降る」というリフレインがとても印象的です。サザンはこの後1995年まで活動を休止します。なおこの曲は、1998年、2005年にも再発されました。
ハッピー・クリスマス (ジョン・レノン&ヨーコ・オノ)
1971年に発表されました。単なるクリスマス・ソングではなくて、「争いをやめよう」「望めば戦争は終わる」というメッセージが込められている、一種の反戦歌です。リリース当初はチャート・インしませんでしたが、翌年再発されて全英4位となっています。ジョンの死後、再び大ヒットし、全英2位を記録しました。年々耳にする回数が増えている気がする名曲です。
クリスマス・イヴ (山下達郎)
1983年に発表。クリスマス・ソングではありますが、失恋の歌です。アルバム「メロディーズ」に収録されています。1986年にシングルとして再発され、以後毎年のようにクリスマス時期のチャートに浮上するようになりました。1989年と2000年にJR東海のコマーシャルに起用され、曲の知名度が一躍アップしました。発表されて以来25年間で実に8度も再発されています。今の時期、スズキ「シボレーMW」のCMに英語版が使われていますね。
明日はスタンダードとなっているクリスマス・ソングを10曲選んでみたいと思います。(^^)
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