
Society5.0は内閣府で言われている今後の社会の方向性についての説明であり、日本全体が転機を迎えているという捉え方です。
しかし、その対応のためには、産業界だけでなく教育にも白羽の矢が立ったというのが今回の認識です、
日本は人口減少社会に進行していくのですが、その対応のため、ロボットやAIというテクノロジーを積極的に活用する社会になっていきます。
ネットワークはもっと身近になり、ICT機器を使いこなす力が、今以上に格段に求められるようになります。
そのための人材を育成・輩出することが教育に課せられた課題です。
改定された学習指導要領(実施中)では、次のように書かれています。
「各学校においては、児童の発達の段階を考慮し、言語能力、情報活用能力(情報モラルを含む)、問題発見・解決能力等の学習の基盤となる資質・能力を育成する』。
「言語能力」は、これまで学校で取り組んできた「言語活動」の蓄積があるのでいいでしょう。
そして、「問題発見・解決能力」とは、正解のない問題そのものを発見し、どのように解決していくかを考えさせることです。
それらに加えて、「情報活用能力」とは、学習の基盤となる資質・能力です。
今の児童生徒が将来大人になったとき、どのような社会状況になっているのか、どんな仕事があるのかは予測できないほど変化していることでしょう。
その意味で、学習指導要領では、変化の激しい社会を子どもたちが生きていくための資質・能力を身につけさせることが求められていることを書いています。
学校教育での、この流れは止まらないでしょう。
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