
本日、2年A.B.E組は学級閉鎖中です。
1年生は、どのクラスも数名ずつインフルエンザによる欠席生徒はいましたが、予定通り「学力テスト」を行いました。
3年生は、学年末テストの2日目でした。
さて、テストで、何点の点数をとるかは、中学生にとって誰もが気にします。
学習をはじめとして、私たちは、「こうであればいいのに」とか「こんな自分であったらいいのに」という理想を描きやすいものです。
勉強ができて、優れていて、やさしくて、強くて、気がよくついて、人から信頼されて、ユーモアがあって、魅力的で・・・。
でも、現実は厳しく、そんな理想の自分にはなかなかなれません。
おとなは、理想と現実のギャップに折り合いをつけ、生きていきますが、悩み多い中学生ならば、この理想の自分た現実の自分に悩み、振り回されることが多くあります。
あの子よりテストの点が悪かった。
他の子はできたのに、わたしはできなかった。
これで、自信が低迷し、「どうせ自分なんか」と、自分のことがイヤになってしまうことがあります。
しかし、「自分が好き」は、他者と比較するものではないです。
人より劣っているから自分が嫌いになるなら、子どももおとなも、みんな自分のことが嫌いになってしまいます。
たとえ、友だちより劣っていたしても、子ども自身がそのことを認めることができるなら、自分のことを好きになれます。
自分のことを好きな子は力強いものです。意欲があります。自分で道を切り開いていけます。失敗しても、次にがんばろうとします。
こんな子に育ってくれるため、親ができることは「あなたは、かけがえのない大切な存在だ」と伝えることだと考えています。