政治家の多くは高齢で若い世代の共感を生みません。
「自分たちの候補」として親近感を抱く候補者がなかなか見つかりません。
だから、選挙の投票にも行かない人が多いのです。
目下のところ、若い世代の最も切実な関心事は、将来の不安が大きいこの日本でいかに収入を得て暮らしていくかだと思います。
「右肩下がりの社会でも成功して」という親の期待を背負い、受験勉強をして、まじめに学校生活を送り、就活を頑張ってきました。
この新自由主義(ネオリベラル)の社会で「将来、起業家になればいいのでは」「うまくいく、いかないは自己責任だ」というメッセージのシャワーを浴びてきました。
そんな世代にとって、選挙で候補者が唱える「格差是正だ、平等だ、少子化対策だ」という訴えは、目下の悩みとかけ離れています。
「ハー?」というのが正直な感想ではないでしょうか。
今の時代、若い世代に届く、SNSを駆使して、訴えることのできる若年の候補者に、若い世代は共感を覚えるでしょう。
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