巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ偲はな巨勢の春野を 万葉集巻1ー54
万葉集の中でも好きな歌の一つです。「つらつら」を繰り返すことでリズムができて
音楽的です。「多摩川にさらす手作りさらさらに、、、」なんていうのもそうですね。
今の奈良県御所市の巨勢山にあった巨勢氏の氏寺巨勢寺の辺りの椿を歌った
歌のようです。夫の実家の近くなので、今度帰ったときに訪ねてみようと思って
います。デジカメで撮った色々な色の椿の写真があったので、載せてみました。
花の少ない冬、山茶花や椿のくっきりした美しさが目にしみます。
昔から「椿姫」や「利休椿」など文学にも音楽にも出てきますね。
今だったら、資生堂のTSUBAKIかな。椿鬼奴なんていう人もいますね。