キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

国立科学博物館

2017-05-05 17:19:12 | 科学
              

              5月4日、朝の上野駅公園前出口は大混乱、立錐の余地もないほどの人出でした。

              そのうち相当数の家族連れは、上野動物園の方へ向かったようですが、ここには

              大きな美術館、博物館がいくつもありますからね。皆さん思い思い方向へと急いで

              いました。私たちは恐竜博士の6歳の孫娘の希望で、国立科学博物館へ。私なら

              上野と言えば美術館、科学博物館は普段なら一番足が向かない施設なのですが。

              

              大英自然史博物館展の開催中で、ここもたいそうな賑わいでした。まずは

              機関車D51に出迎えられ、中に入ると、まあなんとも盛沢山な展示でした。

              日本館と、地球館に分かれ、先史時代からの生物、事物、宇宙、科学、そ

              の他もろもろ、美術作品以外のすべてが結集していました。

              

              

              

              中でも、恐竜の骨の模型(相当部分は実際に出土した骨らしい)や実在する

              動物の骨模型が、これでもかというくらいぎっしり並んでいました。今夜は恐

              竜の骨に追いかけられる夢を見るんじゃないかと思う迫力です。もちろん孫

              娘は大興奮。入り口で貸してくれるタブレットの解説を聞きながら回ります。

              大人向けの解説なので、小学一年生にはちょっと難しいのですが。

              

              

              実物大の動物や魚や木の模型もあります。ヒトや動物がどのように進化して

              来たか、系統立てて展示されていてとても面白いのですが、あまりに大量で

              途中から頭がくらくらしてきます。結局朝10時から夕方4時までいて、十数室

              ある展示室のうち4か所くらいを回っただけでへとへと、足が棒になりました。

              体力が要ります。「卵からはじまる形づくり-発生生物学への誘い-」という難

              しくも興味深い特別展が開催されていましたよ。京都大学が監修したようで、

              女性解説者がめちゃくちゃ関西弁だったのが面白かった。そんなところにひっ

              かからないで、中身に感心しろよって話ではありますが。
              
              

              混雑の中、屋上でなんとか席を確保して、ダイナソー・ピザを食べました。

              

              巨大なシロナガスクジラ像に見送られて、また大混雑の上野駅へ、帰路に

              つきました。excitingかつexhaustingな一日でした。
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