キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

熊野行---川湯温泉

2017-10-07 10:29:54 | 旅行
               

              清らかな大塔川の水は冷たいのですが、その横の砂利の河原に掘られた

              窪みからは熱湯が湧き出しています。川の水で薄めてちょうど良い温度に

              して入ります。その名も「川湯温泉」。河原に温泉がいくつも掘られています。

              川の水は冷たいのに、すぐ横に熱湯の湧き出す温泉が、不思議ですよね。

              

              

                                                      

              熊野本宮大社のすぐ近く、道沿いに数軒旅館や民宿の並ぶだけの小さな

              温泉地ですが、それだけに俗化していなくて、ひなびた魅力があり、景色

              もきれいな名湯です。

              

              

              ここにも吊り橋がありました。これは歩道が鉄製の、車も通れる揺れない
             
              橋なので安心して渡れます。

              

              この川湯温泉の前の道を日本一距離の長い路線バス、奈良交通の八木

              新宮線が走っています。全長約170キロ、停留所の数も150以上あります。

              奈良中部から十津川村、紀伊山地を抜け太平洋岸の新宮に至る6時間半

              かかるルートです。私たちはバスとほぼ同じ道を車で行きましたが、大型

              バスで曲がりくねった細い山道を行くのも、面白いかも。時間があればね。

              

              宿が持っている栗林に、栗拾いに連れて行ってくれました。

              

              見事に大きな栗をたくさん拾いました。さて、これを全部持って帰って

              良いと言われても、どうしましょう?栗は皮をむくのがね。とは言いな

              がら、栗ご飯や栗のマフィンなど、色々おいしい想像が広がります。

                    

              これが春なら、タケノコ堀りができるそうです。そっちの方がいいな。

              

              とはいえ、秋を満喫の川湯温泉でした。       
コメント
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