日本庭園、ことに池など水のある庭園には雨が似合います。
白砂青松の晴れた日はもちろんすばらしいですが。
香川県高松市の栗林公園も、雨に濡れた緑が一段と濃く、
幽玄な雰囲気でした。
水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園が三大大名庭園
と呼ばれるそうですが、この栗林公園もその三園に劣らぬ名
園だと、江戸時代の書物にもあるそうです。最初は1600年代
にこの地の豪族生駒氏が造園を始め、のちに高松藩松平家が
引き継いだそうです。
園内一のフォトスポットと言われる飛来峰から見た雨に煙る
太鼓橋の風景。フォトジェニック!