（仮称）虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 ２０１６年７月７日
２０１４年３月に開通した環状第２号線に面した虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館を含む再開発計画です。いずれの建物も１９６０年台前後の高度経済成長期に建設されたビルであり、近年になって一斉に寿命を迎えていたので、建て替えられることになりました。ＵＲ都市機構及び国家公務員共済組合連合会が事業主体となります。
再開発事業の概要
国立印刷局・虎ノ門工場の機能を他所へ移転、本局の共同通信会館への仮移転ののち、跡地に地上１９階、高さ約９９メートルの病院棟を建設します。現在の虎の門病院の跡地には地上３６階、高さ約１７９メートルの業務棟の高層ビルを建設し、国立印刷局の本局や共同通信会館の機能を移転します。
さらに現在の共同通信会館敷地の一部を活用したアメリカ大使館前交差点の改良、広場・歩行者デッキの整備、周辺道路の拡幅整備なども同時に実施される予定です。
２００９年度 地権者により再開発協議会設置
機構に対し再開発協議会から事業への参画要請
２０１３年度 地権者による地区計画の提案
機構による都市再生特別地区の提案
再開発事業の施行認可申請
２０１４年度 特区及び地区計画に係る都市計画決定（予定）
施行認可（予定）
２０１５年度 病院棟着工
２０１９年度 業務棟着工
２０２４年度 竣工
「（仮称）虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」
所在地 東京都港区虎ノ門二丁目及び赤坂一丁目各地内
用途地域 商業地域、防火地域
事業手法 第一種市街地再開発事業（予定）
施行予定者 独立行政法人都市再生機構（予定）
国家公務員共済組合連合会（予定）
敷地面積 約２２５００㎡
延床面積 約２５５２００㎡
計画容積率 １０００％
工事期間 平成２７年度着工～平成３６年度竣工
建築物の階数・高さ
・業務棟／約１７９ｍ 地上３６階地下３階
・アネックス棟／約２０ｍ 地上２階
・病院棟／約９９ｍ 地上１９階地下４階
プレスリリース：ＵＲ発表の報道資料 ２０１４年１月２０日
「虎ノ門二丁目地区」都市計画提案の提出について
プレスリリース：同じく、ＵＲ発表の別の資料 ２０１４年４月
虎ノ門二丁目地区 都心の大規模病院の周辺街区との一体的な建替えによる機能更新（環状２号線〔新橋～虎ノ門〕周辺地区）
環状第２号線の「虎ノ門二丁目第二交差点」前から周囲を見渡して撮影しました。奥の方には、国道１号線と交差している「虎ノ門二丁目交差点」が写っています。
虎の門病院の敷地前から環状第２号線の道路を撮影しました。
虎の門病院の敷地東側を通っている道路を南側へ向かって散策していきます。しばらく歩くと、前方に「国立印刷局虎ノ門工場」の跡地が見えてきました。
現在の「国立印刷局虎ノ門工場」の敷地内は更地状態となっています。
国立印刷局の建物群が全て解体されたことによって、再開発区画の西側に広がる赤坂一丁目地区の高層ビル群を見渡すことができるようになりました。
再開発区画の敷地の北西角には、工事用プレハブ小屋が整備されています。
再開発工事区画の敷地の南東角の交差点前にやってきました。ここから「（仮称）虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」の区画の全景を眺めることができます。
目の前の「国立印刷局虎ノ門工場」の跡地内には、これから地上１９階・地下４階建て、高さ約９９メートルの「病院棟」が建設されることになります。
最初に国立印刷局虎ノ門工場の跡地に「病院棟」を建設し、その後に虎の門病院と共同通信会館跡地に「高層オフィス棟」を建設する手順となります。
再開発工事区画の敷地東側を通っている道路の全景を撮影しました。
再開発工事区画の敷地南側を通っている「潮見坂」を撮影しました。潮見坂を登って行くと、アメリカ大使館方向へ向かうことになります。
再開発区画内の西側に建っている「共同通信会館」の建物の全景を潮見坂下から撮影しました。
潮見坂上から、国立印刷局虎ノ門工場の跡地を見渡して撮影しました。
虎の門病院、共同通信会館、国立印刷局を含む一つの区画全域（ＪＴビルは除く）が再開発区画です。
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