実は、今日、物凄~~~~~く寝不足でフラフラしています・・・。
というのも。
私って、寝付きが悪い方なので、いつも寝る前に小説や漫画をベッドに持って入るのですが・・・昨夜、「ちょっと読もう♪」と気軽にベッドに持って入った漫画が・・・・・・。
そ れ は そ れ は 超 号 泣 物 で し て (TT)
スッゲー泣いてしまいました。つか、もう、本当に号泣しました。本や映画で、ウルウル来るとか、ジンワリ来るとかいうのは、よくあることなのですが・・・これは、本当に号泣しました。ティッシュ箱からザクザクとティッシュを取り、ズビズビ鼻かみながら、物凄く泣きました(TT) 漫画でここまで泣いたのって、何年ぶりだろ・・・っていうくらい、泣きまして。正直、今でも、ページを開いただけで涙出てくるし、ストーリーを思い出しただけでも泣けます。
お陰で、昨夜は、ほとんど眠れなくってA^^;;
結局、am2時頃ベッドに入り漫画を読み始めたのですが・・・am5時過ぎくらいまでは泣きながら起きてました。
ホント、漫画でここまで号泣する私って、ちょっとおかしいのかな・・・と思うくらい、今でも思い出しただけで泣けるんです(><)っっ
つか、泣きすぎで目腫れてるしA^^;;
ただし。
ジャンルがBLなので、男性はもちろん、BL苦手な女性にはオススメしませんが、ね(^^)b
で。
その漫画というのが、中村春菊著『Hybrid Child』。
はい、『純情ロマンチカ』の作者の方です。角川から、8月に出版された新刊なのですが、実は、他社で何年か前に、一度発売されていた本らしくって。再録というか、出版社を変えて出直した本だそうです。
舞台は江戸幕末から明治時代くらいかな。1冊に4つの物語が入っているオムニバス形式です。時代物というよりは、ファンタジーというかおとぎ話という色も強いのですが、とにかく、面白い設定&ストーリーです。
タイトルにもある「Hybrid Child」とは、機械でも人形でもなく、持ち主の愛情を反映して成長する人の形。まあ、成長する人形・・・って感じかな。最初は、人間の子供くらいの大きさと外見で、一見、ただの人形にしか見えないのですが、持ち主が愛情を込めて接していると、その内、動くようになり、言葉も喋るようになる。ご飯とかも食べていたぞ! そして、どんどん成長したら、大きさも外見も人間の大人と同じまでになるのです。商品化されているもののようで、金持ち男たちの、「愛情を注ぐことによって、いかようにも自分好みの女の子に育て上げられる」という妄想の極みのような物でもあるみたいですが、物語は、決してエロエロしいものではなく、Hybrid Child自体、男女とも存在しています。
で。
4つの物語から成り立っていて、それぞれが独立・完結していますし、時間軸も違うのですよね。でも、登場人物がリンクしていて、最初の物語から順番に読んでいくと、最後には、元々、どうやってHybrid Childが作られたのか、また、そこにはどんな想いが込められていたのか・・・などが全部明かされるようになるわけなのですが・・・それが・・・もう(泣)
第一話目は、時代も、明治くらいだと思います。主人公は小太郎という少年。彼は10年前、まだ幼少だった頃に、ゴミ捨て場から人形を拾ってきて・・・それがHybrid Childの葉月。今では、自分よりも背の高い青年に成長した葉月といつも一緒に仲良く暮らしていたのですが、いきなり葉月の具合が悪くなり。Hybrid Childの作り手である黒田という職人の元に葉月を連れて行くのですが、葉月はもう寿命だと言われ・・・。
この大きな物語のプロローグというか、Hybrid Childとはどんなものなのかがまず読み手に判るような第一話です。
そして。ここで登場するHybrid Childの作り手である「黒田」という男。この人が、キーパーソンというか、この1冊を通しての主役だと思います。多分、年齢は40代くらい。無精髭を生やして、偏屈な天才職人という感じのオッサンです。
外見的には、『純情ロマンチカ』の宮城教授の髪の毛をボサボサにして、無精髭を生やさせた感じ・・・かな。
最初、彼を見たときは、「偏屈オヤジだなぁ~」と思ったのですが・・・。まさか・・・まさか・・・。物語が進むにつれ、この偏屈オヤジに激しく泣かされるハメになるとは思っても見なかったですA^^;;
第二話は、御一新から少し経ったくらいの時代。多分、第一話より少し時代が遡っていると思います。主人公は「ゆず」という名のHybrid Childで、彼の視点で物語は描かれます。
彼の持ち主である、瀬谷は、かつて、とある藩で重職についていた武士だったとのこと。でも、幕藩体制が崩壊したとき先陣を切って幕府側についていたその藩は、反幕政力から「賊軍」扱いされ戦に。瀬谷は、その戦での指揮を任されていたものの結果は大敗。多くの者達を死に追いやったことを今でも悔いているのでした。
そんな瀬谷を少しでも励ませる相手になりたいと強く願うゆずですが、自分は一向に成長せず、いつまでたっても子供のまま・・・というのにもどかしさを覚える・・・というお話。で、どうやら、この瀬谷なる人物、Hybrid Childの作り手である黒田とは古くからの知り合いの様子です。
第三話。もっと時代は遡って幕末。というか、すでに、江戸城が無血開城されたくらいの頃。舞台は、幕府側勢力だった、とある藩。
江戸城が明け渡され、反幕政力が台頭しているこの時代、その藩は、あるじを失った形となり、しかも、反幕政力からは賊軍の筆頭にあげられ。おそらく戦は免れないであろうという、とても不安定な情勢の中にある藩です。
けれども、そんな不安定な情勢の中でも、物語の冒頭では、明るく仲良くじゃれ合っている3人の若武士の姿があります。絡繰り人形を作ってイタズラをしているのは、黒田と瀬谷。そう、黒田とは、第一話で登場したHybrid Childの作り手だったオッサンですね。めっちゃ、若いです! そして、そんな彼と一緒に居る瀬谷は、第二話の主人公「ゆず」の持ち主さん。こちらも、とても若い! みんな若いよ~、そして、侍だよ~。そしてそして。そんな彼らにイジられては、子犬のように怒っている若者は、月島。甘い物に目が無く、年若くて頼りなげに見えますが、家老職の家の生まれで、つい先頃、家老に就任したばかりです。
顔を合わせば喧嘩ばかりしている月島と黒田ですが、決して仲が悪いわけではなく、子犬がじゃれ合っているような様子。そして、それを暖かく見守っている物静かな瀬谷。本当に仲の良い3人ですが、やがて、時代のうねりに巻き込まれ・・・。彼らの藩は、反幕政力に攻められ戦になります。そして大敗。黒田と瀬谷は大怪我を負い、そして、月島は家老という役職柄すべての責任を取って切腹することを決意。
月島が切腹をすると知った黒田は、大怪我を負った体で月島邸へ乗り込みます。しかし、切腹は翌日。もちろん取りやめることなんて出来ない。
喧嘩ばかりしていた月島と黒田でしたが、実は、二人とも、互いに想い合っていたのですよね。それでも、それを口に出来ずに、顔を合わせれば、またしても喧嘩腰になり・・・。
第四話は、もっと時代は遡り・・・まだ、戦が始まる前の、平和だった頃の月島と黒田のエピソード。これは、おまけストーリーという感じで10ページくらいの短さなのですが・・・お互いの口に出来ない想いが切なくて泣けます。
第三話を読み終わると、Hybrid Childを黒田が作った経緯などが分かってくるのですが・・・。もうね、切なすぎて本当に泣けます!
因みにBLですが、エロは無いです。チュウ+α程度かな?
第三話では、情事を思わせる描写はありますが、具体的な描き方はされていません。いわゆる「暗転朝チュン」ってやつですね。でも、この「暗転朝チュン」が、すごく泣ける。
もう、このページ、単体で見ただけで泣けるんです(><)
コマ割りとかがスゴイです。
漫画って、小説と違い、文章も少ないのに、絵だけでこれだけ切なさが伝わるんだとヒシヒシ思いました。
月島の元で一夜を明かした黒田。
黒いべた塗りの中に、白い文字で黒田の心境が言葉少なに綴られ。
そして、カットはたったの4コマ。
情事の後を思わせる二人の裸の足。
そして、起きあがって着物を身につける月島の横顔。
障子の向こうに消える月島。
そして、完全に閉じられた障子。
でも、月島の顔は一切描かれていないのですよね。
もう、このページを見ただけで・・・何回でも泣けてしまいます。
黒田を残して、切腹に向かう月島はどんな気持ちだったのか・・・。月島の顔が描かれていないのが余計に想像力をかきたてられ切なくなります。
そして、月島亡き後の黒田の独白が・・・(TT)
Hybrid Childは、持ち主の心を映す鏡でもあり。喋るようになった試作機が、一番最初に口にした言葉こそが、黒田の月島への想いを物語っていると思いました。
第一話も第二話も、救いのある話なのですが、第三話の主人公・黒田だけは救われない話なのですよね。でも、試作機があの言葉を喋ったことで、ちゃんと月島は黒田の思いを受け取っていた。その言葉を聞くことで、黒田は改めて、自分が一人取り残されたことを再認識するのでしょうが・・・・それでも、哀しみの中でも、あの言葉が「哀しみ」ではなく「救い」であって欲しいと願わずには居られませんでした。
例え、永遠に一人でも。
第一話で出てきたときは、偏屈なオッサンだなぁ~と思ったのですが、若い頃にこんなトラウマになるような切ない恋愛を経験していたなんて。そう思ったら、第一話の、あの、ちょっと人を突き放したような態度とか、天才なのにどこかしら世捨て人のような雰囲気とか・・・すごく納得いきましたです。それに、月島は、若くて綺麗な内に旅立ってしまった。けれども、生きている黒田は、年を取っていき・・・という月日の流れも切なかったです。
うお~~~~~(><)
また泣けてきた・・・。っていうか、裏表紙とか扉絵の月島&黒田&瀬谷の三人組のイラストを見るだけで泣けるんですけど?
ううう。今日は一日、すごくブルーというか切ない気分です。
月島がね、キャラ的には一番好きなタイプでして。一番死んで欲しくなかったキャラなのに・・・。まあ、死亡フラグは冒頭から感じていたけどさ・・・。
あっ。
余談ですが、この漫画、ちょっとググってみたらドラマCDにもなってるみたいですね(もう廃盤になっていますが)。
で、気になるのが。
第一話の主人公・小太郎に福山潤さん。彼のHybrid Child葉月に鳥海浩輔さん。おっ! リンとアキラ・コンビですか。
そして、第二話の主人公、Hybrid Childゆずは宮田幸季さん。そしてその持ち主瀬谷は諏訪部順一さん(*><*)
第三話の主人公、後にHybrid Childの作り手にもなる黒田には井上和彦さん。宮城教授と一緒!!!!! そして、月島には、緑川光さん。シキティ!!!!
というか、コミックスを読んだとき、年を取った時の黒田が、すごく宮城教授っぽかったのですよね。そしたら、ドラマCDでも、宮城教授と同じ方が演じていらっしゃったとは! なんか嬉しい偶然。
そしてそして。
中村春菊さんの漫画って、カバーを剥がすと、本・本体の表紙と裏表紙に4コマ漫画があるのですよね。
この「Hybrid Child」ももちろん、そういう仕様になっています。
本編は、もう泣けて泣けて切ない愛の物語ですが・・・表紙カバーを剥がした4コマ漫画は・・・大爆笑でした!
あうあう~。
今日は、本当に、心が痛いです(ノ_・。)
切ないよ~~~~。月島ぁぁぁぁぁぁ~~~~~(*><*)
こういう時は、何をしたら元気になれるんだろ(しんみり)
というのも。
私って、寝付きが悪い方なので、いつも寝る前に小説や漫画をベッドに持って入るのですが・・・昨夜、「ちょっと読もう♪」と気軽にベッドに持って入った漫画が・・・・・・。
そ れ は そ れ は 超 号 泣 物 で し て (TT)
スッゲー泣いてしまいました。つか、もう、本当に号泣しました。本や映画で、ウルウル来るとか、ジンワリ来るとかいうのは、よくあることなのですが・・・これは、本当に号泣しました。ティッシュ箱からザクザクとティッシュを取り、ズビズビ鼻かみながら、物凄く泣きました(TT) 漫画でここまで泣いたのって、何年ぶりだろ・・・っていうくらい、泣きまして。正直、今でも、ページを開いただけで涙出てくるし、ストーリーを思い出しただけでも泣けます。
お陰で、昨夜は、ほとんど眠れなくってA^^;;
結局、am2時頃ベッドに入り漫画を読み始めたのですが・・・am5時過ぎくらいまでは泣きながら起きてました。
ホント、漫画でここまで号泣する私って、ちょっとおかしいのかな・・・と思うくらい、今でも思い出しただけで泣けるんです(><)っっ
つか、泣きすぎで目腫れてるしA^^;;
ただし。
ジャンルがBLなので、男性はもちろん、BL苦手な女性にはオススメしませんが、ね(^^)b
で。
その漫画というのが、中村春菊著『Hybrid Child』。
はい、『純情ロマンチカ』の作者の方です。角川から、8月に出版された新刊なのですが、実は、他社で何年か前に、一度発売されていた本らしくって。再録というか、出版社を変えて出直した本だそうです。
舞台は江戸幕末から明治時代くらいかな。1冊に4つの物語が入っているオムニバス形式です。時代物というよりは、ファンタジーというかおとぎ話という色も強いのですが、とにかく、面白い設定&ストーリーです。
タイトルにもある「Hybrid Child」とは、機械でも人形でもなく、持ち主の愛情を反映して成長する人の形。まあ、成長する人形・・・って感じかな。最初は、人間の子供くらいの大きさと外見で、一見、ただの人形にしか見えないのですが、持ち主が愛情を込めて接していると、その内、動くようになり、言葉も喋るようになる。ご飯とかも食べていたぞ! そして、どんどん成長したら、大きさも外見も人間の大人と同じまでになるのです。商品化されているもののようで、金持ち男たちの、「愛情を注ぐことによって、いかようにも自分好みの女の子に育て上げられる」という妄想の極みのような物でもあるみたいですが、物語は、決してエロエロしいものではなく、Hybrid Child自体、男女とも存在しています。
で。
4つの物語から成り立っていて、それぞれが独立・完結していますし、時間軸も違うのですよね。でも、登場人物がリンクしていて、最初の物語から順番に読んでいくと、最後には、元々、どうやってHybrid Childが作られたのか、また、そこにはどんな想いが込められていたのか・・・などが全部明かされるようになるわけなのですが・・・それが・・・もう(泣)
第一話目は、時代も、明治くらいだと思います。主人公は小太郎という少年。彼は10年前、まだ幼少だった頃に、ゴミ捨て場から人形を拾ってきて・・・それがHybrid Childの葉月。今では、自分よりも背の高い青年に成長した葉月といつも一緒に仲良く暮らしていたのですが、いきなり葉月の具合が悪くなり。Hybrid Childの作り手である黒田という職人の元に葉月を連れて行くのですが、葉月はもう寿命だと言われ・・・。
この大きな物語のプロローグというか、Hybrid Childとはどんなものなのかがまず読み手に判るような第一話です。
そして。ここで登場するHybrid Childの作り手である「黒田」という男。この人が、キーパーソンというか、この1冊を通しての主役だと思います。多分、年齢は40代くらい。無精髭を生やして、偏屈な天才職人という感じのオッサンです。
外見的には、『純情ロマンチカ』の宮城教授の髪の毛をボサボサにして、無精髭を生やさせた感じ・・・かな。
最初、彼を見たときは、「偏屈オヤジだなぁ~」と思ったのですが・・・。まさか・・・まさか・・・。物語が進むにつれ、この偏屈オヤジに激しく泣かされるハメになるとは思っても見なかったですA^^;;
第二話は、御一新から少し経ったくらいの時代。多分、第一話より少し時代が遡っていると思います。主人公は「ゆず」という名のHybrid Childで、彼の視点で物語は描かれます。
彼の持ち主である、瀬谷は、かつて、とある藩で重職についていた武士だったとのこと。でも、幕藩体制が崩壊したとき先陣を切って幕府側についていたその藩は、反幕政力から「賊軍」扱いされ戦に。瀬谷は、その戦での指揮を任されていたものの結果は大敗。多くの者達を死に追いやったことを今でも悔いているのでした。
そんな瀬谷を少しでも励ませる相手になりたいと強く願うゆずですが、自分は一向に成長せず、いつまでたっても子供のまま・・・というのにもどかしさを覚える・・・というお話。で、どうやら、この瀬谷なる人物、Hybrid Childの作り手である黒田とは古くからの知り合いの様子です。
第三話。もっと時代は遡って幕末。というか、すでに、江戸城が無血開城されたくらいの頃。舞台は、幕府側勢力だった、とある藩。
江戸城が明け渡され、反幕政力が台頭しているこの時代、その藩は、あるじを失った形となり、しかも、反幕政力からは賊軍の筆頭にあげられ。おそらく戦は免れないであろうという、とても不安定な情勢の中にある藩です。
けれども、そんな不安定な情勢の中でも、物語の冒頭では、明るく仲良くじゃれ合っている3人の若武士の姿があります。絡繰り人形を作ってイタズラをしているのは、黒田と瀬谷。そう、黒田とは、第一話で登場したHybrid Childの作り手だったオッサンですね。めっちゃ、若いです! そして、そんな彼と一緒に居る瀬谷は、第二話の主人公「ゆず」の持ち主さん。こちらも、とても若い! みんな若いよ~、そして、侍だよ~。そしてそして。そんな彼らにイジられては、子犬のように怒っている若者は、月島。甘い物に目が無く、年若くて頼りなげに見えますが、家老職の家の生まれで、つい先頃、家老に就任したばかりです。
顔を合わせば喧嘩ばかりしている月島と黒田ですが、決して仲が悪いわけではなく、子犬がじゃれ合っているような様子。そして、それを暖かく見守っている物静かな瀬谷。本当に仲の良い3人ですが、やがて、時代のうねりに巻き込まれ・・・。彼らの藩は、反幕政力に攻められ戦になります。そして大敗。黒田と瀬谷は大怪我を負い、そして、月島は家老という役職柄すべての責任を取って切腹することを決意。
月島が切腹をすると知った黒田は、大怪我を負った体で月島邸へ乗り込みます。しかし、切腹は翌日。もちろん取りやめることなんて出来ない。
喧嘩ばかりしていた月島と黒田でしたが、実は、二人とも、互いに想い合っていたのですよね。それでも、それを口に出来ずに、顔を合わせれば、またしても喧嘩腰になり・・・。
第四話は、もっと時代は遡り・・・まだ、戦が始まる前の、平和だった頃の月島と黒田のエピソード。これは、おまけストーリーという感じで10ページくらいの短さなのですが・・・お互いの口に出来ない想いが切なくて泣けます。
第三話を読み終わると、Hybrid Childを黒田が作った経緯などが分かってくるのですが・・・。もうね、切なすぎて本当に泣けます!
因みにBLですが、エロは無いです。チュウ+α程度かな?
第三話では、情事を思わせる描写はありますが、具体的な描き方はされていません。いわゆる「暗転朝チュン」ってやつですね。でも、この「暗転朝チュン」が、すごく泣ける。
もう、このページ、単体で見ただけで泣けるんです(><)
コマ割りとかがスゴイです。
漫画って、小説と違い、文章も少ないのに、絵だけでこれだけ切なさが伝わるんだとヒシヒシ思いました。
月島の元で一夜を明かした黒田。
黒いべた塗りの中に、白い文字で黒田の心境が言葉少なに綴られ。
そして、カットはたったの4コマ。
情事の後を思わせる二人の裸の足。
そして、起きあがって着物を身につける月島の横顔。
障子の向こうに消える月島。
そして、完全に閉じられた障子。
でも、月島の顔は一切描かれていないのですよね。
もう、このページを見ただけで・・・何回でも泣けてしまいます。
黒田を残して、切腹に向かう月島はどんな気持ちだったのか・・・。月島の顔が描かれていないのが余計に想像力をかきたてられ切なくなります。
そして、月島亡き後の黒田の独白が・・・(TT)
Hybrid Childは、持ち主の心を映す鏡でもあり。喋るようになった試作機が、一番最初に口にした言葉こそが、黒田の月島への想いを物語っていると思いました。
第一話も第二話も、救いのある話なのですが、第三話の主人公・黒田だけは救われない話なのですよね。でも、試作機があの言葉を喋ったことで、ちゃんと月島は黒田の思いを受け取っていた。その言葉を聞くことで、黒田は改めて、自分が一人取り残されたことを再認識するのでしょうが・・・・それでも、哀しみの中でも、あの言葉が「哀しみ」ではなく「救い」であって欲しいと願わずには居られませんでした。
例え、永遠に一人でも。
第一話で出てきたときは、偏屈なオッサンだなぁ~と思ったのですが、若い頃にこんなトラウマになるような切ない恋愛を経験していたなんて。そう思ったら、第一話の、あの、ちょっと人を突き放したような態度とか、天才なのにどこかしら世捨て人のような雰囲気とか・・・すごく納得いきましたです。それに、月島は、若くて綺麗な内に旅立ってしまった。けれども、生きている黒田は、年を取っていき・・・という月日の流れも切なかったです。
うお~~~~~(><)
また泣けてきた・・・。っていうか、裏表紙とか扉絵の月島&黒田&瀬谷の三人組のイラストを見るだけで泣けるんですけど?
ううう。今日は一日、すごくブルーというか切ない気分です。
月島がね、キャラ的には一番好きなタイプでして。一番死んで欲しくなかったキャラなのに・・・。まあ、死亡フラグは冒頭から感じていたけどさ・・・。
あっ。
余談ですが、この漫画、ちょっとググってみたらドラマCDにもなってるみたいですね(もう廃盤になっていますが)。
で、気になるのが。
第一話の主人公・小太郎に福山潤さん。彼のHybrid Child葉月に鳥海浩輔さん。おっ! リンとアキラ・コンビですか。
そして、第二話の主人公、Hybrid Childゆずは宮田幸季さん。そしてその持ち主瀬谷は諏訪部順一さん(*><*)
第三話の主人公、後にHybrid Childの作り手にもなる黒田には井上和彦さん。宮城教授と一緒!!!!! そして、月島には、緑川光さん。シキティ!!!!
というか、コミックスを読んだとき、年を取った時の黒田が、すごく宮城教授っぽかったのですよね。そしたら、ドラマCDでも、宮城教授と同じ方が演じていらっしゃったとは! なんか嬉しい偶然。
そしてそして。
中村春菊さんの漫画って、カバーを剥がすと、本・本体の表紙と裏表紙に4コマ漫画があるのですよね。
この「Hybrid Child」ももちろん、そういう仕様になっています。
本編は、もう泣けて泣けて切ない愛の物語ですが・・・表紙カバーを剥がした4コマ漫画は・・・大爆笑でした!
あうあう~。
今日は、本当に、心が痛いです(ノ_・。)
切ないよ~~~~。月島ぁぁぁぁぁぁ~~~~~(*><*)
こういう時は、何をしたら元気になれるんだろ(しんみり)
私、は瀬谷壱が好きでございます
ハイブリットチャイルドで勉強に支障出ましたもん。
このブログの管理人のベルと申します。
コメント、ありがとうございました。
『Hybrid Child』は本当に号泣しちゃいますよね。
私も、初めて読んだ時は、放心状態になるくらい泣きました。
そして、最近、アニメ化されて、またまた日常生活に支障が出るほど、HybridChildに心を奪われています。
瀬谷、私も好きです(*^^*)
彼は幸せになって欲しかったのに・・・。
結局、ひとりと、ひとりと、ひとりは、月島の死後、皆、薄幸だったなぁと思うと、涙が出ます。
でも、とても悲しいけど、大好きな話なのですよね。
生涯でただ一度だけの大切な恋。
素敵な物語です。
それでは、これからも、お互いHybridChildを愛でていきましょうね☆
コメント、ありがとうございました。
もうあたし、涙もろいから泣いちゃって泣いちゃって…
涙が止まりませんでした!!
今でも思い出すと泣けてきます(T_T)
づぎじま”~~~(泣)
月島が黒田に花を渡した時の言葉をアンドロイドが喋った時にはもう感動でした!
私「うおーーーーー(ノД`)・゜・。ズビズビ
月島!月島!月島ぁぁぁぁ!!!」
ってなりました。
幸い、親がいなかったのでよかったです。
長文すみませんでした。
はじめまして。
このBlogの管理人のベルと申します。
コメントありがとうございました(*^^*)
只今、帰省中につき、ネット環境に恵まれておらず、お返事遅れまして失礼しました。
さてさて。
何回見ても、泣けますよね。・゜・(ノД`)・゜・。
私はコミックスから入ったのですが、初めてコミックスを読んだときは、箱ティッシュが一箱丸々無くなるほど泣きました。・゜・(ノД`)・゜・。
このお話の登場人物のなかでも、月島が一番大好きだったので、本当に死んで欲しくなかったです。
ラスト、ハイブリッドチャイルドの試作機くんが桜を渡すシーンは本当にヤバイです。
コミックスでも号泣しましたが、アニメになったら尚更、グッときましたよね!!
特に、あの
「やる。」
の声!!!!!
アニメもコミックスも何度見ても泣いてしまいます。
本当に1人の時にしか見れないですーっ。
ではでは、月島への想いの丈を、共に分かち合えて嬉しかったです。
ありがとうございました(*^^*)
がちで
記事を読んだだけで自然と涙出ちゃうんすよ
あぁ、目腫れる
どうしてくれるんすか、この腫れ…
何度見ても泣かされるぅ
がちで
この記事を読んだだけで思い出して自然と涙出ちゃうくらいヤバい
あぁ、目腫れる
どうしてくれるんすか、この腫れ…
でもまたみたくなるんすよね
月島に似たHybrid Childの「やる。」の一言でやられ、
その後の笑顔にもやられる
もう、泣くしかないって感じですね
BLでこんなに泣いたのは初めてでした
はじめまして。
このブログの管理人のベルです。
お返事が大変遅くなりまして、本当に本当に申し訳ありせんでした。
ご無礼いたしました。
さて。
『Hybrid Child』は、本当にハンパないですよね。
私の中では、もう座右のBLコミックですよぉ。
初めて読んだ時は、決して誇張ではなく、箱ティッシュひと箱使うほど泣きました。
あわわわ…。
今も、思い出しただけで涙が(;_;)
月島、なんで死んじゃったのぉぉ〜〜。
アニメ版も良かったですよね。
そして、音楽も!!
今でもアニメを見返したり、サントラを聴いたりすると、心にズーンと来て涙が。
今宵は共に月島を思って泣きましょうぞ!
お返事が遅れましたこと、本当にごめんなさい。
また好きなBLなどについて、お話出来れば幸いです。