実は、映画のレビューを書きたいなぁとか、色々と描きかけの絵を仕上げたいなぁ~とかいうのは、いろいろあるのですが。
紫外線に目をヤラれたと診断されて以来、実は、PC時間も控えた方が良い・・・と言われておりまして(--;
そんなこんなで、PCやゲームも、若干自重中・・・。
まあ、PC画面の明るさや、角度を考慮するだけで、大分違うらしくって。
私は、画面もそんなに明るくしていないし、ディスプレイを見下ろすような角度でPCに向かってるので、そんなに心配することはないみたいなのですが。(ディスプレイを見上げるような角度でPCに向かうのは、目が乾燥して、良くないらしいです。)
でもでも、確かに。
ネットするとか日記書く程度なら、そんなに目も疲れないけど。
フォトショでお絵描きとかした後って、自分でも、「目が疲れたなぁ~」って分かるモンなぁ。なので、フォトショは暫し自重しなきゃイケナイかもしれないです。
う~っ。
早く、思いっきり、PCしたいです(*><*)
さてさて。
話変わって。
ホントは、あまり良いことではないのは分かっているのですが、ついやっちゃうのが、本の併読・・・・・・・。
実は、自宅では、以前より話題にしていた『悪の教典<下>』を読んでいるのですが。
でも、私って、最近は家の中より、電車での移動中や、病院での長~~い待ち時間の方が読書が進んだりするのですよね。
なので、外出時は、常にカバンに本を忍ばせているわけですが・・・。
流石に、500ページ以上のハードカバーを持ち歩くのは大変なので。
必然的に、「ハードカバー本=自宅での読書」、「文庫本=外出中のお供」、という感じになっています。
で。
先日から、眼科で長く待っていたり、また、鈍行電車名古屋の旅をしていたりするので、ハードカバー本よりも文庫本を読むペースが上がっています。
とはいえ、ハードカバーで読んでいる『悪の教典』も続きがごっつぅ気になるわけで。
アレもコレも、本の続きが気になってしまう・・・という。
う~~~ん(--;
やっぱり、「併読」っていうのは、良くないんだよね~。
1つ読み終えて、頭と心をリセットして、また次の作品に・・・っていうのが、大切なんだと思うんだけど。
そんなこんなで。
両方気になる本の続き・・・今は、文庫本の続きが気になってて。
家でも、寝る前などに、続きに没頭してます。
んで。
その本というのが、米澤穂信さんの『クドリャフカの順番』。
推理物です。
私、ミステリー、大好きなので(^^)
因みに、この『グドリャフカの順番』というのは、米澤穂信さんのデビュー作「古典部シリーズ」というシリーズ物の第3巻に当たります。
そして、推理ミステリーと言っても、人が殺された・・・とか、そういう殺伐とした物語ではないのですよん。
神山高校という高校を舞台に、学校生活における謎な出来事、不思議な出来事を、古典部の面々が協力して謎を解く・・・というようなお話。
1巻に当たる『氷菓』では。
主人公の折木奉太郎が神山高校に入学するわけですが。
このホータローなる主人公・・・・とにかく、「省エネ」主義。この場合の省エネというのは、節電をするとか、そういうのではなくて、人生の省エネ・・・とでも言いましょうか。
例えば、学校生活に於いても、「やらなくてはいけないことは手短に」、「やらなくてもいいことは絶対やらない」という主義。そんな彼だから、高校に入っても、部活なんて、絶対にやらないと思っていたのに、ヒョンなことから廃部寸前の「古典部」に入部するハメになり。
そして、これまた、色々と浮上する学校の不思議な出来事、謎な出来事に関して、相談を持ち込まれ。
断っても無駄と言うことを悟り、自分のポリーシーに反し、なんじゃーかんじゃー骨折り損なことをして、謎解決に挑まされる日々を送るようになる・・・という。
そんなお話。
短編集です。
持ち込まれる謎というのは、例えば、どう考えても、誰も読みそうもないおもしろくない本なのに・・・なぜか、毎週毎週いろいろな人が借りていく本の謎・・・とか。
で。
そういう日常的な謎を解いている内に、彼らは。
「なぜ古典部設立当時から続く、文集の名前が『氷菓』というのか」・・・という、表題にもなっている『氷菓』の謎に辿り着くわけです。
短編ながらも、1つの物語の大きな流れがあるのですね。
そして、第2巻の『愚者のエンドロール』では。
上級生が文化祭出展用に、ミステリー映画を自主製作したわけですが。
撮影途中で脚本を担当していた生徒が病気で倒れてしまい。
解決編だけが、撮影されていないという尻切れトンボな映画になってしまったという事件(?)発生!
文化祭までに、映画を完成させるにも、なんとか、解決編を撮らなくてはいけない・・・しかし、殺人や密室のトリックを、脚本担当の子以外知らないので、どーしよーもない。
という所で、相談を持ち込まれたのが、古典部。
解決編のない映画を見せられて、その殺人や密室のトリックを推理してくれ・・・と言われる。
と言うようなお話。
んで、今、私が読んでいるのが3巻。
『クドリャフカの順番』。
今度は、神山高校文化祭当日に発生する、悪意のない、連続窃盗事件の謎に古典部が挑みます。
いや、窃盗で悪意がない・・・というのは、ちょっと語弊があるかもしれないのですが、まあ、たいした悪意のないイタズラとでも言いましょうか。
「アカペラ部」から「アクエリアス」が。
「囲碁部」から「石(碁石)」が。
「占い研究会」から「運命の輪」という水晶玉が。
「園芸部」から「AK(カラシニコフ小銃型水鉄砲)」が。
「お料理研究会」から「おたま」が。
犯行声明文と共に盗まれる訳ですね。
でも犯行声明文には、「文化祭が終わったら返します」という追伸付き。
そして、注目すべきなのは、「あ」で始まるアカペラ部からは、「あ」のつく、アクエリアス。
「い」で始まる囲碁部からは、「い」のつく、石。
・・・というように、あいうえお順に、部活&物が狙われているのですよね。
Aが付く名前の人が、Aが付く地名で殺される~~という、アガサ・クリスティの『ABC殺人事件』のようですよね(^^)b
という訳で、この文化祭連続窃盗事件の続きが気になっています(*^^*)
連続殺人物の推理小説も面白いですが、こういう、日常に潜む、ちょっとしたミステリのお話というのも、心温まって良いですよ。
そうそう。
今、米澤穂信さんの本、いっ~~~ぱい出て居ますよね。
本格推理では定評高い、創元推理文庫からもシリーズ出てるし。
そして、近々、「インシテミル」という作品が、藤原竜也さんや綾瀬はるかさん出演で映画化されますよね。
楽しみだ!!
そんなこんなで、現在、文庫を読んだり、ハードカバー本を読んだり、いろいろ併読中。
目の関係で、ゲームも自重してるしね(^^;
って!!!!!
・・・だから、併読は良くないんだって(^^;