懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その3

2012年10月05日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 兵庫県宝塚市

宝塚市に茅葺民家などあるのですかと聞かれる。
宝塚といえば宝塚歌劇場のあるところでしょうといわれる。
宝塚の街には茅葺民家はないけれども少し入れば山間部、平野部が少ないので住宅地は山間部に造成しなければならない。
このを撮影した時は宝塚の街から背後の山へ分け入った。
急な勾配の山道が続く、上に出れば田畑も広がるどこにでもありそうな田舎の風景にであう。
母屋と倉の農家の造り、神社が大切に管理され点在する風景
こんな地域には茅葺民家が残っていそうな匂いがする。
私は茅葺民家が無くても三時間は走って見る事にしている。「石の上にも三時間」と呪文を唱えながら走る。走っているうちに集落の特徴や暮らしぶりが見えてくる。
ここには茅葺あれそうな場所か無いが感覚的に判別できるようになる。
しかし、それは茅葺民家の残っていた時代のはなし。今はそんな感性が通用しなくなった。