懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 島根県雲南市の茅葺民家

2012年10月14日 | 茅葺き民家
撮影場所 島根県雲南市

小屋と母屋の二棟が茅葺、手前に木造の倉庫がいい味をだしている。
木の橋までそろっている。
母屋には縁側があり昔のままの姿を残している。
こんな家に出合えるのが一番うれしい。
茅を集め維持管理をするのは大変である。茅葺民家の暮らしは厳しい。
今の若い人では耐えがたい暮らしである。
守り続ける住人の方に敬服する。
島根県の出雲地方の言葉は東北の言葉に似ている。
松本清張さんの小説、砂の器で亀嵩(かめだけ)を亀田と聞き違えた。
砂の器もこの地方を舞台にしている。
地元の老人と民家の氏名を確認する時も聞き取りにくい。
千原は「つはら」に聞こえ新田「にった」も「ねった」に聞こえた。
山間地では小中学校の統合で学校が無くなっている。
こどもがいるだけで集落が明るくなる。
幸いこの地域には小学校があり学校の放送が聞こえてきた。