懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家  兵庫県篠山町の民家 モノクロ

2014年09月05日 | 茅葺き民家

兵庫県から京都府にかけての民家は端正な家が多い。
しかも塀にも金を掛けている。
また周囲の風景も昔からの日本瓦の建物があり落ち着いた風景である。
茅葺き民家をいうと白川郷や五箇山に撮影に行くが、実際生活している民家が残っているのは貴重である。
蒸気機関車も全廃前の何気ない日常の機関車風景は見ていても穏やで懐かしいが復活の蒸気機関車は客車も違うし架線はあるしノスタルジーを感じない。

現役も茅葺き民家が撮れるのは貴重だ。撮るにはいいが写真の整理はおろそかである。
残したい写真はプリントして撮影期日や場所、コメント位は書いておかないと本人以外分からない。時間を掛けてそこまで整理するかどうかである。自分が死んだら捨てられるのなら全く力が入らない。
デジカメになり写真を撮っている人は大勢いるが保存された写真はゴミになるのでしょうね。
養護老人ホームに入る時など持ち家を売り払ったり清算した人は手提げに二つだけの荷物しか残せない人生を記録したアルバムも何も残らない。

若い時に何んの為に写真をとるのかと自問していた、定年後暇になったら撮った写真のプリントしてアルバムを作り自分の生きた時代はどうであったか、どう変化してきたか、撮影の旅を振り返ろうと思った。そのために生きた時代を記録しておこうと思った。
現在自分はその歳になったが、ゆっくりとアルバムを見ながら自分人生など振り返る気もない。パソコンにデジカメにと技術の進歩が進みまだやることが多すぎて隠居などしておれぬ。