懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

親父ギャグ その9

2014年09月20日 | オヤジギャグ


1.義母の遺したギャグ

家内の母が9月15日に90歳で亡くなった。
余り冗談を言う人ではなかったが一つだけ言ったギャグを思い出す。

冥途の入り口には看板が掛かっていて「冥途 IN JAPAN」と書いてあるといった。
このギャグネタはいただきと思った。

冥途に行く時にこの看板を見たのであろうか

生きている時にもっと戦前戦後の厳しい時代の話を聞いておくべきだった。
あれだけ話す時間があったのに家内の幼い頃の話も聞かずじまいであった。
苦しい話、辛い話もあったと思うが弱音も吐かずに黙々生きた人生だった。

人間は生きている時に皆に印象付ける話しを残しておきたいものだ。

岡山の茅葺民家写真展 - 43 過疎に生きる その1

2014年09月20日 | 岡山の茅葺民家写真展
今回から「過疎に生きる」を3回にわりたりお送りします。


撮影場所 岡山県加茂町倉見(今は津山市)

加茂町倉見も厳しい過疎地である。
特に集落に行く道の途中に黒木ダムが出来て隣の集落のつながりが切れ孤立状態となった。
20年前にすでに出産可能な夫婦は集落にいなかった。
小学生もこの集落にはいなかった。
戦後の多い時にはこのむ集落に300人が暮らしていた。
部外から人が移り住まなければ10年後、20年後には消滅する。

写真の民家も老婆が住んでいたが民家も両方取り壊された。
今は人がここで生活していた痕跡も消えてしまった。

茅葺き民家も15棟はあったが今も人の住んでいる家は何軒あるのであろう。