
1.義母の遺したギャグ
家内の母が9月15日に90歳で亡くなった。
余り冗談を言う人ではなかったが一つだけ言ったギャグを思い出す。
冥途の入り口には看板が掛かっていて「冥途 IN JAPAN」と書いてあるといった。
このギャグネタはいただきと思った。
冥途に行く時にこの看板を見たのであろうか
生きている時にもっと戦前戦後の厳しい時代の話を聞いておくべきだった。
あれだけ話す時間があったのに家内の幼い頃の話も聞かずじまいであった。
苦しい話、辛い話もあったと思うが弱音も吐かずに黙々生きた人生だった。
人間は生きている時に皆に印象付ける話しを残しておきたいものだ。