懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,161 秋田県秋田市両中門の民家

2014年09月22日 | 日本茅葺紀行
秋田市の郊外に両中門の民家が残っている。
平成の時代に有難い事である。
しかし、10年、15年後に残っているかは疑問である。
他の地区では余り見掛けない造りである。
L形は曲がり屋、T形は片中門、コ形は両中門である。
中門造りは新潟や山形でも見られる。雪の多い地域でみられる。
しかし、現在の新築民家にはこんな中門造りのような民家は少ない。
日本家屋ならばそれに近い民家にはあるが住宅メーカーの建物にはそんな造りはない。
玄関側の中門には二階に窓がある。すす窓と呼ばれている。
屋根裏の部屋で若者などの寝室や倉庫に使われている。