懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい風景  旧玉島駅

2017年06月14日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県倉敷市玉島

玉島駅は山陽新幹線開業で新倉敷駅となった。
新幹線開業で特急列車、急行列車は廃止された。駅名も変わるので写真を撮りに行った。
485系のボンネット特急はと 電気機関車EF60は今ものこるのかな
鉄道の写真をやっている時は各駅の硬券の入場券や乗車券を買って集めていた。
玉島駅も駅名が改称されるので行く都度10枚20枚と買った。100枚も買うと駅員にいやな顔をされる。

整理してアルバムに貼っておけば見るのも楽しみだが買ったものは段ボール箱に放り込んでいた。
30年ほど前に鉄道趣味で雑誌時刻表や硬券の入場券に人気があると鉄道趣味新聞が送られてきた。私が鉄道の趣味をやっているのをどこで調べたのかどこかに住所氏名がのこっていたのであろう。鉄道写真のネガも買い取ると書いてあった。
鉄道ネガは売らなくてよかったとおもう。パソコンとスキャナーで電子化できるとは思わなかった。ネガの買い取りは500円くらいのものでフィルム代と現像代くらいのものだった。ネガまで売ると老後の楽しみも無かったと思う。

その頃は鉄道への興味がなく押入れを私の趣味が占領していたので家内から捨てていわれていた。
捨てられるのなら段ボール一箱の入場券を30万円で売った。

ネットオークションの時代になり30円の入場券が高値で取引されている。
段ボール一箱が100万円以上になっている。
私は株式相場にしても先が読めないというか辛抱が出来ないというか反省ばかりだ。
儲けてもすぐにその金で別の株を買い下落するパターンである。
入場券にしても10万円分買って30万で売れたので損はしていないのだが

写真もコレクションも老後の楽しみのために残しておくものだ
旅に行けばパンフレットの蒐集やスタンプを押していく。

2016年 茅葺写真展 山間民家

2017年06月13日 | 2016茅葺写真展
茅葺民家の撮影でいいなと思うのは一軒単独である。
それと敷地が広く一反(300坪)はある。
山間地だと鉄筋コンクリートやプレハブの新しい民家が映り込まない。
電柱や電線のうるさい風景も入れずに撮れる。
猥雑な風景もよくテーマにするが茅葺民家だけ邪魔されない風景が残っているうちはこんな風景を撮る。

平成の時代になり茅葺探し難しくなったがこんな民家を探し歩くのは楽しみである。
自分が生きた証でもある。一生懸命になり探し求めるのが人生であるとおもう。







茅葺民家 モノクロ 小屋のある風景

2017年06月12日 | 茅葺き民家
撮影場所 広島県旧大和町

道路や田圃の片隅にある茅葺の納屋
農作業に必要な道具を収納する。竹や木材の添え木、ムシロや袋や梯子なども収納する。
以前は耕耘機などもいれていたが窃盗団の被害にあい鍵のかかる倉庫に収納するようになった。

田舎を走りながら味わいのある倉庫や茅葺の小屋があれば撮影する。
土壁の小屋も風情がある。トタンの小屋ばかり撮っている人がいる写真集で見た事がある。
立派な茅葺の母屋よりこんな小屋や納屋の方が懐かしく感じる。
いつかは壊される運命にある小屋、粗末な造りなので痛みも進む。
遠野や忍野村、大山山麓には観光用の茅葺の小屋があるができるだけ実用の小屋に巡り合いたいものだ。





日本茅葺紀行 NO,371 山形県白鷹町の民家

2017年06月11日 | 日本茅葺紀行
山形市から国道348号線で小滝峠を下った白鷹町の集落の民家

昔は白鷹町や飯豊町には沢山の茅葺民家があったと思う。
少ないながら、それでも茅葺民家が撮れただけでも幸せである。
残る茅葺民家も職人不足と空き家、高齢化で維持が難しい。
平成になった現代では茅葺にある昔ながらの暮らしは消えていったように思う。


白鷹町なども都会にでたまま郷里に帰ろうとしない。
都会の暮らしは6畳一間のアパート暮らし。田舎なら広い部屋や広い屋敷に広い田畑がある。
それでも仕事がなく若い女性も少ない。

広い田舎の家に住んだ者は六畳一間では惨めとはおもわないのだろうか
狭くても賑わいのある都会の生活がいいのであろう。

田舎からでた人の都会暮らしと田舎にに住む人の本音を聞いてみたいものだ。
田舎に住み続けるお年寄はいくら不便で自分の住むところに誇りと素晴らしさをかんじている。





行列のできないラーメン屋&蛍見物

2017年06月10日 | 日記
今年もまた蛍のシーズンが来た。
家内が仕事から帰り19時に家を出発する。
まだ時間が早いのでラーメンを食べる。

総社市の国道沿いのトンペイに立ち寄る。
今日は車が四台止まっていた。
大学生の自転車が二台、客がいてほっとする。
今日は自分たちを入れると10人はいた大繁盛だ。
店に人が少ないと頑張ってと思う。
読売ジャイアンツもあれだけ負けるとアンチでも勝ってほしいと思う。
余り弱い巨人ではペナントレースも盛り上がらない。

ここのラーメン屋が行列ができるのを見た事がない。
椅子がなく待たされた事もない。
そういえば若い女性をこの店て見た事がない。

一度女子中学生が卒業式のあとに母親に連れられてきていた。
若い女性が立ち寄る店はおしゃれな店が多い。
オッサンの立ち寄る店は敬遠するのかトラックの運転手が立ち寄るドライブインなどまず行かない。牛丼の吉野家なんかでも男かおばさんの客である。

550円のラーメンを食べた。大盛やギョーザは満腹で食べられない。
若い頃は大盛に餃子であったがこんなのは無理である。売り上げの上がらない客である。

店の入り口にLEDの電飾がされて昨年より華やかに変わっている。
私はしょぼいラーメン屋の方かよかった気がする。

蛍は豪渓の槙谷川に見に行く。満月だっが沢山飛んでいた。今年は涼しい日が多い。蒸しっとする日には活発に飛び交うがこんなに涼しくてどうかと思ったが満月も関係なく飛んでいた。
見に来ている車は5台であった。
今年もまた蛍が見られた。
蛍を題したアニメ火垂るの墓は悲しくて見られない。小説の蛍川 (宮本輝) 幸せのすくない女性にやっと幸せがその年の川には沢山の蛍が飛び交った。

蒸気機関車 姫路駅発車

2017年06月10日 | 蒸気機関車
姫路駅発車の播但線の下り列車
C57型蒸気機関車の牽引してしいる貨物列車
ドレンを吹かせながら進行してくる。

車輪が蒸気で見えない。早くドレンを切ってほしいと思ったに違いない。
蒸気機関車は停車中はシリンダーには蒸気が入らないので冷えてしまう。
発車してそこに蒸気を通すと冷えて熱水になる水がシリンダ゛―に入ると蒸気が膨張出来ないので力を発揮できない。シリンダーを痛める。発車と共にドレン(熱水)を排水する作業が必要になる。

写真を撮る場合、蒸気に覆われる事もあり邪魔に感じる事もある。
蒸気が出ている事で石炭を燃やし蒸気を発生している生きた機関車であることもわかる。

こんなのを撮った事も全く忘れている。
スキャンをしながら45年前の映像に再会できるのも楽しいものだ。
若い頃はいろいろな事に挑戦する。その種が芽をだし成長して老後に楽しみを残してくれる。

若い頃に各地に旅行したり撮影したり物をコレクションしたり友達を作り株式投資もやってみたら老後に行かされる時がくるとおもう。


真夏の昼下がり

2017年06月09日 | 懐かしい物
真夏の暑い日に岡山県内の古い街並みを尋ねた。
暑かろうが寒かろうが気にもせず出かける元気さがあった。

夏場は暑いし光線の角度が高くコントラストが強いので民家の撮影には適さない。
梅雨の曇り空が一番撮りやすい。
夏場は光線が強いので曇り空でも明るさがある。

岡山県には古い街並みがどこそこに残る。
日本の江戸から明治にかけての木造家屋が好きだ。
凄く落ち着いた風景である。
板張りの壁に格子や日本瓦

民家一軒一軒の断片を撮っても絵になる。
電柱や電線はいれないようになるべく撮る。

もうこんな写真は車椅子では撮れなくなった。
自分の記憶の風景である。






親父ギャグ その31

2017年06月08日 | オヤジギャグ
通っている介護施設で川柳の募集があった。
今回のテーマは介護施設と初恋であった。

介護施設をヨイショする気にもならず恋に関して投稿した。投稿は三句までだった。
こんな課題を与えられると考える気にもなる。

1.初恋のあの人、今は孫九人

2.憧れの彼女も今年で八十五

3.憧れの彼氏の前では乙女です。

4.甘さより苦さの残る初デート

5.言えないねこんな話は墓場まで

6.言いたいねアタシもモテタ頃がある。

7.ディケアー話が弾む恋話

8.また話すシジイの恋の武勇伝

9.聞き飽きた女にモテタ話など

10.○○さん一度聞かせて恋ばなし

11.お爺さん惚(ぼけ)ると惚(ほれ)るは同じ文字

12.悲しいね恋愛もなく歳をとり

13.初恋の相手が我が家の毒妻者(独裁者)

14.好きですが言えずに過ぎた60年

15初恋の味はレモンかドリアンか

16.同窓会私の目にはジジばかり

17.初恋はここでは言えぬ出会い系

2016年 茅葺写真展 水田 その2

2017年06月08日 | 2016茅葺写真展
撮影場所 兵庫県篠山市

子供の頃から水田は見てきたが田植えの経験も稲刈りの経験もないくま年寄りになった。
世の中は米や野菜を作る人、魚を獲る人がいて口に入る。
地方の人間でも経験のない人が多い。
都会の人ならば米の育て方も芋の育て方も関心もなく知らないと思う。
しかし、どこの店のパンやケーキは旨いとかグルメは旨いと得意げに話す.
お爺さんお婆さん年代の人でもこんな事にこだわる人がいる。
私は美味しい店を知っている人より山菜採りの名人やウナギ獲りの名人を尊敬する。
米も栽培せず魚も獲らずの人生だったがどうして作るのか育てるのかを見たり聞いたりすることは必要だ。

衣食住がどの様に作られ電気や水道がどう作られてどう送られてくるのかは知っておく必要がある。
泥に足を入れ田植えや草抜きをする人には頭が下がる。
田植えをされた田をカメラを持ち撮影する事しかできない自分はうしろめたさを感じる。




茅葺民家 モノクロ 鳥取県智頭町の民家

2017年06月07日 | 茅葺き民家
一昨年冬に大雪で大渋滞を起こした国道373号沿いの茅葺民家

この家はまだ茅葺のまま残っている。
この先は鳥取県と岡山県を結ぶ志戸坂峠がまっている。
昔は厳しい峠越えであったが今はトンネルで楽になった。

この峠の途中に駒帰の地名が残る。こまがえしとローマ字表記されている。
駒返しや駒帰の地名は各地で目にする。阿蘇山外輪山を越えるのに駒返峠がある。
きつい峠道は細く厳しい大型の馬では落下するため馬は返し人力などで移送したのであろう。

糸魚川から白馬長野の塩の道や若狭から京都へ鯖を運んだ鯖街道など牛や馬で人で物資を運んだ時代は輸送量は大した事はない。
輸送コストがかかり塩も鯖も贅沢品であったのだろう。

鳥取東部の因幡(いなば)の国の民家は入母屋造りで棟に棟木を乗せている。
関西南部や岡山県の美作地方の民家と似ている。