ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

ランがきた。

2024年02月17日 | 栽培

さて。先日の世界らん展で、お迎えしてきたランさんふたつ。

たくさんのランの販売ブースをぐるぐる回って、同じ千葉の生産者さんの物が育てやすいかな、と思ったのですが。

ちびが選んだのは優しい感じのかわいい花がたくさんあった愛知のくろやなぎ農園さんのランでした。

カトレア ルンディー(Cattleya lundii)。とっても小さいカトレアです。ブラジルの原種なんですね。

この花の見本株の咲きっぷりが見事で、遠くからもとても華やかに見えました。

初心者向け、とあったので、まず1つめをこちらに決定。

C.lundii(カトレア ルンディー)(分け株) | 洋らん専門くろやなぎ農園

 

2つめの葉っぱの大きい方は、ちびが一目ぼれした、カトレア マリズ ビート‘スイートハート’(Cattleya Mari's Beat 'Sweet heart')。くろやなぎ農園さんのオリジナル品種だそうで、こちらも初心者向きとのこと。

↓下のリンクにある同品種‘パッション’よりも、もっとピンクの甘い感じの色の花です。

C.Mari's Beat‘Passion’(カトレア マリズ ビート‘パッション’)開花サイズ | 洋らん専門くろやなぎ農園

おじさんが、奥の棚から蕾の付いた、よりしっかりした株を出してくださいました。

1か月くらいで咲くらしいのですが。うまく咲いてくれるといいな~(^^)

 

さてさて。うちは南側の日が差す方は掃き出し窓で置くとこがない。う~ん。

そうだ。吊り下げよう。そもそもランは木にぶら下がって生きてるんだ。

 

ということで、ネットで検索したところ、ありましたありました。オーキッドハンガーの作り方。

ワイヤーハンガーをペンチで切って折り曲げて。いい感じでぶら下げることができました(*^^*)

デザイン的には、追々工夫しよう(^-^;

冬の間は霧吹きで水分補給して、夜は寒くならないよう机の上に引っ込めて。

もうひとつも咲くのが楽しみ~(^^)

 

今日のちび庭気温:5~22℃ 火曜日からまた1週間雨~雪予報。庭作業するなら今の内!!!


世界らん展行ってきました。

2024年02月14日 | 栽培

久々の世界らん展。最後に行ったのは、2009年でしたか?ずいぶん前でしたね。

 

かっちゃいました~。 - ちび庭日記

えへへへへ。きんけつだとゆーのに。いかんなあ~。いかんいかん。あは、あはははは。つれが「クリスマスローズの世界展」のチケットを格安で手に入れてくれましたので…。ん...

goo blog

 

あの頃入手したラン達もずいぶん楽しませてくれましたが、その後子育てやらなんやかんやであまり手がかけられずすっかり絶えてしまいました。。。

久々に、やっぱりランが欲しいな~と思ったのは、ちょっと心に余裕ができたか。

最終日なら平日だしランもお安くなるし...と思ったのですが、せっかくだからちびも連れてってやるか、と混むのを覚悟で3連休3日目の月曜日、お昼に突撃。

昔は東京ドーム内だったのですが、コロナのせいか?隣のホールに縮小されたんですね。着いたら長蛇の列でビビりましたが。まずは横のタリーズでお腹を満たして。

らん展の案内のおにいさんに聞いたら、10~20分くらいで入れるとのこと。案外進んでよかった。

まあ確かに混んでて、目玉の光る胡蝶蘭は60分待ちらしいのであっさりあきらめ(^-^;

縮小されても見ごたえはたっぷりでした(^^) ちびがいるので、じっくり立ち止まって見るわけにはいかなかったけれど。

ちびも新しいカメラで嬉々として撮っておりました。ただ、ちびは花の拡大写真専門のようなので、私は草姿のわかるよう携帯で。

鮮やかですね~。リカステかな。この数日間に向けてこんなにたくさんのランを咲きそろわせるなんて、すごいです。

右下に見えてる銀色のヒモみたいなのが多用されていました。サルオガセと覚えていたら、これはチランジアの一種のウスネオイデスというんですね。別名サルオガセモドキ。スパニッシュモスとも。(^-^;

そっかあ。調べてみたらサルオガセって、地衣類だったんだ~。そりゃ違うわ。

こちらはパフィオペディラムでしょうか。あまりランに詳しくはないのですが。もう、つやっつや(^^)

 

久々に行くと、認識を新たにすることが。

大きくて花も立派なバンダ(ヒスイラン属)なんて、育てるの無理無理~、と思っていたら。

 

ヒスイラン属 - Wikipedia

 

 

あれっ、富貴蘭って、バンダだったの(@_@)

 

えっ、春蘭って、シンビジューム!

セッコクって、デンドロビウムだったんだ~(@_@;)

難しいと思ってたのが、案外身近にあるじゃないの。富貴蘭(フウラン)は、最近ネオフィネティア属から分類が変わったそうなのですが。なるほど~。確かに言われてみれば極小のバンダだわ。

和名でお付き合いしてたから、気が付かなかったわ(^-^;

 

素敵なカトレアに(ここにもウスネオイデスでいい雰囲気に)、

今回気に入ったのはこの子。かわい~い。学名見なかったあ~。オンシジュウムの仲間かなあ???

会場の販売コーナーには南米のランのブースもいくつかあって、こんな葉っぱの子がたくさん置かれていたのですが、値段もよくわからず育て方もどこまで聞けるかわからなくて、初心者としては手が出ませんでした。いつか、育ててみたいなあ(^^)

 

ちび庭気温:3~22℃(前回からの最低最高温度です)いや~、あったかいですね~。この気温差。そういう私は風邪っぴき(^-^; 庭作業したかった~。

 


ヒヤシンス。

2024年02月09日 | 栽培

雪、降りましたね(^^)

あちこちで渋滞や停電で大変でしたけれど、2年ぶりの積雪にちびは大喜びでした(^-^;

夕方、雪でおけいこがお休みになって、お買い物に行くと公園にお友達がいてみんなで雪合戦。

降りしきる中を買い物袋を抱え、足元に気を付けながら歩いてゆくと、もう暗いのにあちらこちらの駐車場やマンションの敷地でせっせと雪だるまを作る子供たち。

東京湾の奥じゃあなかなかこんな機会ないですもんね。

明日は学校で雪合戦か!という期待もむなしく、バージンスノーも夜半には雨に変わってすっかりべとべとになってしまったのですが。

とりあえず、少しでも遊べてよかったね(^^)

ベランダの鉢も雪をかぶり。

でもこのカリブラコアはへこたれないっ!

梅の咲くのももうすぐ。後ろにいるのはイタリア松(^^)

 

さて。今日のお題、ヒヤシンス。

家の者が楽しみにしてるので、今年も水耕栽培にトライ。

家の中で鉢が置ける場所は日があまり入らないんですよね~。

今までペットボトルやガラス瓶を利用していたのですが、なんせ徒長して倒れがちなもので、やっとバブルベースを買ってみました。

1つは、ダイソーのバルブベース(オーロラ)。いくらだったか忘れましたが、100均でこのクオリティは素晴らしい。ただ、水替えを考えると、根っこを折りたくないのでもう一つこちらも買いました↓。

SPICE OF LIFE BULB VASE 水栽培ガラスベース クリア ショート | SPICE CO., LTD. | 株式会社スパイス

もう、すっと球根の受け皿を抜くだけで水替えができるなんて感激。

写真がなくてごめんなさいね。水替えの回数を減らしたくて、なんとなく根の部分はクラフト紙で覆って光を遮ってみました。おかげで、水の汚れも少ないです。

 

確か、白と紫の球根を選んだと思っていたら、一つはかわいいピンクでした。

蕾の塊が勢いよく上がって、どんどん咲いて、どんどん伸びて。倒れないように毎日向きを変えて。

 

白は葉ばかりでもう咲かないんじゃないかと思っていたら・・・

プチッと、てっぺんに1輪。

つれもちびも面白がっちゃって、毎日観察。

かわい~い。なんだかほかの花のようです(^-^;

これだけかな、と思ってたら。

よいしょっ、とはっぱをこじ開けるように、ゆっくりとはい出てきました。

なんて清楚なんでしょう(^^)

玄関がいい匂いに包まれています。

なんですかねえ。面白いですねえ、この違い。

あまり球根の大きさは変わらなかったのですが。

白は色素が少ない分、弱い光ではパワーが蓄えられなかったのでしょうか?それとも元々の球根の充実度の違いでしょうか。

ごめんねえ。花が終わったら外に植えてあげるからね~。

というわけで、外のちび庭にはいくつもヒヤシンスが植わっております(^^)

植物の世界は、もう春ですね。

今日のちび庭気温:3℃~15℃ 来週の気温は4月並み!?(^-^;


花生活。

2024年01月27日 | 栽培

冷えますね。jardinです。

近江の湖北の実家辺りは、久しぶりの大雪で名神高速が大変な事になっておりましたが。

こちら、下総の国はもっぱら快晴続きでございます。

昨年末、植え付けて2週間ほどで切り戻したパンジーが、いい形でこんもりと茂り、冷たい空気の中冴え冴えとした色を見せてくれています。

↑上の写真の下の方に映っている小さなビニールポットにも、切り戻したのを挿しておいた茎が見事に根付いて、もう蕾まで持ちそうな勢いです(^-^)

 

実は、先月念願の新しいデジカメをサンタさんが持ってきてくれましてね。

ずっとずっと、接写の効くカメラが欲しかったんですけれども。

ちびの発表会も取りたいし、旅行にも持っていきたいからズームも効かせたい。。。と思うと。

一眼レフ、いや、ミラーレス。。。でも重すぎる。

大荷物持ちの子連れには、これ以上の負荷は無理。

 

悩みに悩んだ挙句、30倍光学ズームのこちら、LUMIXのDC-TZ95Dをお願いしました(^-^)

 

TZ95D | コンパクトカメラ | 商品一覧 | LUMIX(ルミックス) ミラーレス一眼カメラ・デジタルカメラ | Panasonic

パナソニックのデジタルカメラ LUMIX(ルミックス)「TZ95D」の商品情報です。

 

コンパクトデジカメの中でも少し大きめですが、機能がぎっしり。もう、10年前くらいのコンデジとは雲泥の差ですね(^-^; まだ使いこなせてないけど、オートで撮ってもすごく色も画質もきれい。

でも、残念ながらこういう小さくてズームの効くコンデジが、どんどん発売されなくなっているらしく。

いやいや、この高機能でのこの携行性は重要です。きっとスマホじゃ物足りないけど現場でポケットに入らないカメラなんて持ち歩けないと思う造園、園芸関係の方も多いはず(^-^; どうかがんばっていただきたいっ。

ちなみに、ちびが適当に月を撮ってもここまで映る。ちゃんと設定すればもっといけそう。

ちび、かわいい白いカメラが気に入って、専用のブラウンのケースで毎日持ち歩いては設定をいじり倒して撮っています。さすがデジタルネイティブ(^-^;

 

↑さてさて。話は変わって、こちらのみっしりと茂ったプランター。何が植わってるか、わかります?

パンジーと、昨年の正月を飾って夏を生き延びた葉ボタンの新芽を挿したものと、球根から芽吹いたラナンキュラス&アネモネと、種から生えたリナリアと、分かりにくいけどクロッカスとチューリップの新芽。。。(^-^;

ラナンキュラスとアネモネの球根が思いのほか数があって、場所もなくてつい一気に植えちゃって。いつもはうまく発芽しなかったりするんだけど、今年はほぼほぼ全部しっかり育ってくれました。

混みすぎるから移植したいけど、いけるかな~。根が傷むからあんまりよくはないよね。

ちびの発表会で頂いたお花たち。素敵なアレンジですね(^-^)

右のアレンジの小さな白いユリのような花が何か思い出せなくて、しばらく悩んでたんだけど。

アルストロメリアだったのね!おそらく‘パール’という品種じゃないかと。

アルストロメリアってもっと派手な印象しかないんだけど、こんな楚々とした花もあるんですね~。

 

他にも誕生日にもらった花と、玄関のお正月の生け花と、咲いてきた水耕栽培のヒヤシンス。ただいま家中花盛り。冬は切花も長持ちしますね。せっせとお水を替えてキープしておりますよ(^^)

*久々のちび庭気温:東京湾の最奥で、この1週間ほどで最低0~最高14℃でした(^-^;


植え替え続き。

2023年11月06日 | 栽培

本日の作業。

昨日ガーデンセンターで入手した苗を鉢に植えました。

鉢の色を、なるべくダークブラウンで統一しようとしているのですが、4号サイズがなかなか見つからない。仕方なくこちらは白い鉢に。ダークブラウンにしたのは、鉢が目立たず、植物の色が映えると思ったから。

でも、この夏の暑さで幾つかの植物がむれてしまったのは、鉢の色が濃いせいもあったかしら…?白だったらもっと熱を反射したかなあ?ただ、白い鉢を玄関に並べると悪目立ちして狭く見えそうで。

 

●虹色スミレ メープル(Viora × wittrockiana)サカタのタネ

オレンジでもない、黄色でもない、微妙な色がまさにメープル。これは満開にしたい一鉢(^^)

●虹色スミレ スイートラブ サカタのタネ

ふっくらした黄色~ピンクの覆輪が愛らしいグラデーション。

この2つは、先日余ったラナンキュラスとアネモネの球根と一緒に植えようと思ったんだけど、あまりにかわいかったので、それぞれ単体で5号鉢に植えることにしました。球根鉢の上には、リナリアの種を振りまいてみましたが、ちゃんと発芽するでしょうか(^-^;

 

ガーデンセンターをぶらぶらしていたら、やっぱりこの時期欲しくなるのはシクラメン。

赤いシクラメンを手にとっているうちに、すっかりクリスマスの寄せ植えをつくるようなつもりで後の3つを選んでしまったのですが。

いやいや、あまり手を掛けられない身としては、やっぱりそれぞれ単体で植えて寄せ鉢した方が、よく育つしコントロールもしやすいな、と(^-^;

●八ヶ岳シクラメン 赤 5号鉢 ガーデンシクラメンですかね。シンプルで花首の長い、楚々とした感じの深紅色。

●シクラメン スワン ホワイト (Cyclamen persicum‘Swan’)大栄花園 5号鉢

ふわっふわの、白鳥のような花びら。バレリーナになりたいちびが喜んでくれるかな?中輪系ミニシクラメンですがなかなかのボリューム感。

 

●オレアリア アフィン(Olearia lepidophylla)キク科 オーストラリア原産 watarai engei 4号鉢

かわいいっ。一目ぼれ(^-^;

氷の粒をまとったような、メタリックな輝きが素敵な細かい葉が枝にびっちり。

最近、ホワイトクリスマス、ないな~。

 

●セイヨウイワナンテン‘フロマージュ’(Leucothoe Fontanesiana/catesbaei)4号鉢

葉がちっちゃくってかわいいですね。全面的に明るい黄みがかった白の散り斑で、クリスマスの時期に温かみを感じさせるかな。シクラメンと合わせても、丈といい質感といい、邪魔をしない程度の主張で引き立ててくれそうです。

ラベルの表には小種名がFontanesiana、裏にはcatesbaeiとあります。アメリカイワナンテンは別名でしたかね。私はこっちで習ったな(^^) 北米原産なのね。

植物って、一つの植物にいくつも別名があって、さらに科名や属名、小種名などが変わったりして、同じものなのか違いがあるのか、ややこしいですね。

昔の植物の形態による分類から遺伝子による分類へと研究が進んだ結果、私が専門学校で習った時からも(あんなに記憶したのに!)ずいぶんと科名などが変わったものがあります(^-^;

あと、園芸品種だと`〇〇っこ’とかお客さんに受け入れられやすい「芸名」がラベル表にばん、と書いてあっても「本名」は裏に小さく書かれていたり、書いてさえもなかったり。

品種改良があまりに進んでると、たまに原種の見当がつかないことも。さらにイメージ先行で、芸名に「ローズ」「ラズベリー」とか、全く違う植物の名が入ってたりする。

でも、育てるためにはその植物の性質を知りたいから、やっぱり「本名」はちゃんと書いといてほしいなあ~。

明日は半日陰の玄関で間延びした植物のお手入れもしないと~(^-^;