ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

2009年もよい年でありますように!

2008年12月31日 | 暮らし
みてみて!ウィンキースマイリングムーンです!

金星と月。そういえば、スマイリングムーンからちょうど1ヶ月なんですね~。

http://orange.ap.teacup.com/applet/jardin2/20081201/archive

肉眼で見ると、本当に「にっこりウィンク」なんですけど。写真に撮るの、やっぱりむつかし~。
でも、ラッキーでした。来年もいいことありそうよ~ん!


ではでは、みなさま、つれともども、ちび庭日記を来年もどうぞよろしく。よいお年を~!(^_^)

故宮 その11 東洋のアラベスク

2008年12月29日 | 北京旅行
にゃ~。年末ですねえ。昨日今日とすっかりしっかりお掃除してます。つれもがんばって窓ふき&床磨き。お~!きれいになったにゃ。ぱちぱちぱち。福の神さんもにっこりこ。

2ヶ月前に話は戻って、故宮は御花園の探検続き。


先日もご紹介した東屋。黄色い瓦がキュートな屋根の上には、例の棟飾り。ここは2つだね。
さて、後ろにも小さなお堂が。中に入ってみましょう。


おおっ!迫力ぅ~!!!天井には龍…っていうのは、日本のお寺にもありがちだけど、なんとこちらは浮き彫り。立体的に迫ってきます。


透かしを通る光のすじ。何とも神々しい。なんて緻密な、アラベスク。


窓の透かしも美しい。扉の向こうの緑が深々と見えます。一瞬、出て行く人の後ろ姿が友達かと思いました。


うわ、きれい。ヨーロッパのカテドラルのステンドグラスも素敵だったけれど、こんな「木漏れ日」も素敵。


お堂の入り口すぐにある、「連理樹」。じつは、この御花園の中でいくつか見かけました。もしかして、故意につくってあるのかな?だとしたらどうやったんだろう?幼木のときに撓めてくっつけたとか???


こんな、すっかり枯れたような?樹も。盆栽でいうところの「神」になってる、というんでしょうか。風雨にさらされて、中の白く固い芯だけになっています。日本だったら、危ないから、と真っ先に切られてしまいそうだ…。このお庭の古さを象徴していますね。

☆今日のちび庭気温:5~12℃ 今日は暖かかったですね。ここんとこ、晴れ間続きでうれしーです。お掃除がすすんで。今年も後2日ですね~。(^_^)

故宮 その10 魅惑の御花園

2008年12月19日 | 北京旅行
さあ、「天子様の園」を歩いてみましょう~。


カフェの出口をくるり。はて、この扇形のテラスはなんだろう?


御花園の入り口すぐ近く。この藤…じゃなくて、槐(エンジュ)???おっきい~~~~~!いったい何年物???棚作りになってるよ?


う~む。すごくいい「景」に違いない…が、蔦がからまりすぎて、もはやなんだか分かりません。うう、お手入れしたい…。(でもどう手を付けるべきか?)「レイズドベッド(立ち上げ花壇)」になってるところが面白い。


その「レイズドベッド」の前にある、不思議な形式の飾り。これ、なんだろう?やっぱり意味があるんだろうな。


槍のようにたっている石をよく見ると、なにやらありがたげな文字が刻まれております…が。「乾隆」の文字と、ハンコらしき彫り込みがあるということは???かの乾隆帝がこのお庭について詠まれた「賛」なのでしょうか。


おお、東屋がかわいい。団体さんがみんなでお昼を食べていたり。そーいや子供の頃、町内会旅行なんて行ったよな~。


おお!これは!!!みたことあるぞお~~~!これだ!↓
http://orange.ap.teacup.com/applet/jardin/msgsearch?0str=%82%A0&skey=%91%E5%90S%89%40&x=21&y=12&inside=1
京都の大心院のお庭にあった、ボタン花壇だ!!!そうかあ~、あれって、中国風だったんだ~、と、一人で勝手に納得。


樹が古そうですね~。よくは分かりませんが、真柏(しんぱく)ってやつ? とっても自然樹形。丸太だけじゃなく、鉄の支柱も入ってます。

☆今日のちび庭気温 4~8℃ 今日はそれほど気温が上がりませんでしたね。のーえんの苗がなかなか大きくならず、気が気ではありません。あ~、お日様の恵み、ありがたや。(^^;)

故宮 その9 御花園

2008年12月18日 | 北京旅行
御花園(ユィホァユェン)。よい響きです。故宮の一番北の端にきました。
まさに、秘密の花園。気分はすっかり不思議の国のアリス。


まあ~、あるじゃないの~。久々の緑陰に、ちょっとほっとします。お、のだめちゃん鞄だ…。


おお、この広さでこの細やかさ。う~む!なんだか、かわい~ぞう。


“Drink me.” と、言われた訳ではありませんが、ちょうどお昼になりましたので、ちょっと腹ごしらえ。頼んだのはブラックタピオカミルクとサンドイッチ。ミルクはあっためてくれた。サンドイッチの中にはそぼろのような、「さくらでんぶ」の茶色いの見たいな物が入っていましたが、おいしかった~。


御花園の南面の長屋は、カフェになっています。紫禁城に関する書籍やお土産物も。疲れた足を、ちょっと一休み。映ってませんが、カフェのお姉さんたちも細身に黒いエプロンを締めて、かっこいいです。


カフェからの眺め。やっぱり人が多いね。外の手すりにすわってお昼をほおばる人もたくさん。お、こんどは「北京」かばんだ。さ~、そろそろ立てそうかな。よし、がんばっていくぞう!

☆ここんとこのちび庭気温:2~20℃ あったかかったですね~。今日は、ブルークローバーを買っちゃいました。春に買って夏越ししなかったのよね~。今度は長生きしておくれ。(^_^)

故宮 その8 故宮の色

2008年12月16日 | 北京旅行
あまり大きいので、遠目には砂煙に霞んで見えるような紫禁城ですが。
城内は、きらびやかな色彩にあふれています。


紫禁城の赤い壁。風化のせいなのか?もともとなのか?ほんのりとしたやさしいピンク色です。何で染めているのでしょうね~。京都のベンガラ色とは違うのでしょうか。
下のブロックも、何とも言えない質感。切り出し石?1個がとても大きいですね。う~、隙間もなくぴったりな所を見ると、焼き付けレンガっぽくはないけど?端整です。


この欄干のタイルのカラフルなこと!なんともポップな色使いです。


そんな欄干のすぐそばには、こんなどっしりとした赤と、それにまけない重さの青。これらが暑苦しくないのは、間に白や金色のライン、石の白に近いグレーが緩衝色として入っているからです。


でも、さらにここにあでやかな衣装をまとった人々が行き来していたのかと思うと、本当に天上界さながらな眺めだったのでしょうね。


さて、こちらの、竜宮城の入り口のようなかわいらしい門。ようやく庭主の一大目的地、「御花園」です!
さ~あ、どんな世界が待っているのでしょうか???乞うご期待!