ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

Newちび庭メンバーズ。

2005年10月31日 | 栽培
さて、元の園芸店で廃棄されかかっていたコチョウラン(Phalaenopsis Hybrids)。なんと6株。どーすんのよ。こんなにもらって。と思いながらも、復活戦を果たしたい私。去年大船フラワーセンターでもらったミニコチョウランは、努力の甲斐もなく、葉っぱのしわしわが止まらず、ついにお隠れになってしまったのでした。あんなにかわいいのいただいたのに。ごめんなさい~~~!ほんとにかわいかったのに~~~~~~。家宝として大事にするつもりだったのに~。もう一度花を見たかったな。ぐっすん。

そこで反省。
1.やっぱり2度目の花を欲張ったのがいけなかったか?(→でも「趣味園」には2度花を咲かせても液肥をあげて株が持つと書いてあった)
2.乾燥させ過ぎたか?(→下葉が黄色くなってきたこともあり、根腐れを疑って水はかなり控えていた:ミズゴケが乾いてから4、5日は置いてから水やり。→葉水をもっとやるべきだったかも。きっと夏はもっと水やりしてよかったんだ…。)
3.日当たりがきつかった?(→よく日のあたる東向きの窓辺においてたんですけど、そこまで光が強くなくてよかったかな?)

と、いうことで、リベンジを計るべく(性懲りもなく)、「あ、それすてるならください!」と、レジ袋にごっそりもらってきてしまったのでした。しかし、大きな葉の株が6つ。どーすんだ。冬家の中に置く場所なんかないぞお。なやみながら、ず~っとレジ袋に突っ込んだまま窓辺においといたけれど、2週間以上たっても元気元気。でも、さすがに植えかえなくっちゃね、と、100円均一で買った素焼き鉢に、古根を落して植え込んだのでした。

そして、昨日はオフィスのプチ引っ越しで、掌にすっぽり納まるほどの素焼きの吊りプランターを発見。それにもさっそくひと株植え込み。さて。

事務所に1っ匹置く?乾燥してるぞお。窓もないし。でも、ウチも場所ないし…。よし、やばくなったら持って帰ろう。とりあえず作戦としては、事務所の加湿器の側。光源に近い上の方。霧吹きも準備。そして、夜間の低温と乾燥を防ぐべく、カバー用のプラスチックバックも準備。さあ、どうなりますことやら…。

☆今日のちび庭気温 10~20℃ 火星大接近!本当に、きんきらきん、っと、美しく輝いていますね。いい色だわっ!クリスマスツリーの星って感じ。

え~っ!

2005年10月30日 | ガーデン
サ○タネなくなっちゃうのお~!?しくしく。ポストに届いた1通の手紙。いまだに送ってもらっている、湘南の某園芸センターの案内状。あんなに通った、我が青春のサ○タネ。閉店大セールだなんて。暑い日も寒い日も、学校から家から、マイチャリで大きな坂を2つも越えて通ったんだよなあ~。営業時間ぎりぎりに駆け込んでは、自転車いっぱいに、これでもかというくらい、園芸資材に土に花にと詰め込んで、帰りの坂をえっちらおっちら。あの涙ぐましくも懐かしい日々。まあな~、場所的にもちょっと目立たないところだったしなあ~。近くにできたホームセンターとは、やっぱり相乗効果とは行かなかったか。

全品半額セールかあ。あれもこれも欲しかったんだよなあ~。半額ならあの大きなテラコッタ鉢だって買っちゃっただろうなあ~。あの木も欲しかったしあの鉢も、あのこもあのこも…(って、どこに植えるんだよ)。きっと、我が母校のみなさまは、きっとありとあらゆるものを買いに走っているに違いない。なんせ学園祭前だったし。なんせ、半額だし。半年分ぐらい買いだめしたんじゃないか???(え、そんなことない?)

こっちにもあんな感じのガーデンセンター、近くにないかなあ~。定番の物はそこそこあるんだけど、「おっ!」と思う感じの物が見つかるところって、あるにはあっても規模が小さいんだなあ。そういう意味では、やっぱり藤沢周辺って園芸資材が充実してたんだ、と思ったのでした。

そういえば、同じ園芸センターの横浜の方は行ったことがなかったなあ。たしか「多肉手」さんが仕事してるんだよなあ。いっぺん覗きにいきたいなあ!学校の温室の主だったあのこのことだから、きっとキラキラしながら仕事してるんだろうなあ、なんて思うのですが。

さて、きのうもがんばって造園や修行をしてまいりました。私もずいぶん仕事が早くなったなあ。(もしかしてサボってる?そんなことはないと思うのですが。)「くじらのせなか」と名付けている、いとしの築山の写真公開です。どーです。でかいでしょ。どこを撮ろうとしても、カメラのフレームに入りきらなくて、今一つ雰囲気が伝わらないかも知れませんが。こんな築山が姿を替え植栽を替え、が延々2kmくらいつづくのです。

連れに「こんな感じ」と、地図と照らし合わせてたくさんとった写真を見せたら、どこも木でよくわからん、と思われたっぽい。でも、私にはその写真の木がどこの子かちゃ~んとわかるもんねえ~。あいだわっ、あい。

☆今日のちび庭気温 10~22℃ やっぱり降りましたねえ。残念だ。特別拝観を見に行こうと思ってたけど、家でぐずぐずしてしまいました。

The birth month's tree

2005年10月28日 | ガーデン
ちび庭の住人たち。主がここのところ充分に手をかけていないにもかかわらず、ちゃんと花を咲かせています。えらいえらい。

なぜか今までウチでうまく育てられたことのなかった斑入りアジュガ(Ajuga reptans 'Variegata')、まだポットの中だけど今回はうまくkeepしています。花まで咲いたのはお初です!やっと念願が。大きくなるのが楽しみ。今週末こそはちゃんと植えるんだ!

ハンギングのジプソフィラも元気元気。私の好きなダールベルグデージーと場所の取り合いをしています。その横ではフユサンゴが着々とかわいい実を増やしている。

でも、バラ達は夏の中途半端な時期に咲かせちゃったからか、秋に入ってからまだ蕾が上がってきません。肥料切れもしてるかな。無理をさせるのもなんだしなあ。まあ、元気でいてくれたらいいさ。

ちょっと心配なのはクリスマスローズ'デュメトラム'。あんなに元気に夏も乗り切ったのに、暑さが終わったところでばてたのか、急に元気がなくなりました。わずかに中心の芽が残っている程度。それとも、ベニゴウカンの根っこに負けているのか?引っ越しの時に寄せ植えしてしまったから、本当は植え替えてあげるべきなのかも。毎朝、「がんばれ、がんばれ。」とささやいているのですが。

今日は、お客さんから、こんな依頼がありました。誕生日の記念になる木を植えたいのだけれど、といったものでした。お誕生日は、11月。さて?

やっぱ、お花なんか咲くといいよなあ。でも、11月に咲く木って?う~ん、いまんとこサザンカしか浮かばない…私は好きだけど…。花木の資料を一生懸命めくる。かわいい実のなる木ならいくつかあるんだけどなあ。どうしよう???

センリョウ?地味だ。ウメモドキ?渋すぎる。まだちっちゃい子だからわかんないだろうなあ。イロハカエデなんて、ああ、だめだめ。ありすぎる。マユミ、いい、けど、う~ん。わかるかなあ。

と。おお、「イチゴノキ(Arbutus unedo)」。ツツジ科です。お~、いいじゃん、これ。かわいいイチゴのような実がなる。さらに、実と同時期に花も楽しめる。開花期は11~12月。いけます、いけます。よしよし。

そうそう、去年神奈川の大船フラワーセンターにもちょうど今時分に飾ってあった。なんだろう?かわいい木だな、って思ったのよね。よし、決まりだ。お客さんの反応が楽しみだ。

そんなこんなで、「他の月はどうだろう?」って思っちゃいました。皆さん、ご自分の誕生月の木を選ぶとしたら、なんになさいますか?私は、なんにしようかなあ~?

☆今日のちび庭気温 11~23℃ 晴れ間は明日まで、土曜日は雨なんて書いてる。たまのお休みはお布団干したいのにい~。1日ずれてくれない???〇(・◇・)〇

お久しゅうございます。

2005年10月22日 | 京都
あや~、すっかり日が経ってしまいましたね。寒くもなるはず???ほんと、今日は寒いですね。思わず買い物に薄手のブルゾンを着込んでしまいました。

さてさて、おにゅうな職場。じつは、事務所には窓がありません。とあるビルの一角、パーテションで区切られた、小さなオフィスの寄せ集めのひとつに居るのです。ビルの中って、やっぱり本当、乾燥するのですねえ。湿度計は30%。おかげで、加湿器はフル稼動です。ああ、またこんな世界に戻ってきたな、なんてふと思いました。1日図面書きでこもりっきりになることもありますが、昔事務で務めていた頃と違ってお客さんの所へも頻繁に出かけるので、まあ、まだいい方ですね。

そして、またここで私の「うずうず」が。何か、鉢を置きたい。やっぱり、みどりがほしい。一応、冷蔵庫の上にサンセベリアがいます。まあ、これが限度だろうな。でも、すごく造花っぽすぎて、植物的なものを感じにくい。でも、みどりほしいんだな~。

そう。昔の職場でも、みどりが見たくて、「室内光だけじゃ育たない」なんて知らなくて、とっかえひっかえ鉢を買ってきては枯らしていたのでした。なんせ、昔の職場、東京深川の門前仲町は、毎月なんと2回も富岡八幡宮の花市が立つのです。駅までの帰り道、なんとかその日は8時前に仕事を終わらせるようにして、駆け込みでぎりぎり畳み掛けた花市の屋台の片っ端から目を走らせていく。で、電車に乗る前には大抵ひと株ぐらい花を手にしている。小町リンドウ、チョウジザクラ、バラ"カクテル"、アザレア、エリカ、房スグリ、などなどなど。思えば、これでかなりの花の名前を憶えたんだなあ。山野草、球根、盆栽、季節の花々。でも、当然のことながら、どれも室内では育ちませんでしたね…。ワンルームのベランダもあまり日が当たらなかったし。でも、鉢を眺めているだけで、すごく嬉しかったんですよね。

さあ、なんかないかなあ~。ないのよね~。分かっているんだけど、あきらめ切れない。やっぱり、鉢を日の当たる場所と交互に置くしかないんだろうなあ。う~ん、でも、なんかくやしい。でも、植物が可哀想だし、外出ればいいじゃん、てだけのことだし、でも、でも、あ~ん、くやしい。だって、これが一番克服したいことだったんだもの。だれか、「室内光だけでも育つ」かわいい植物、開発しないかなあ。ま、だから貸し鉢屋があるんであり、根本的に無理だってことは分かっているんだけど。

しかたない、交代制にするか。と、いうことで、ただいまかわいい室内向けちび植物スカウト中。だれにしようかな~。


さて、話題その2。きのうは金曜恒例造園や修行でございました。我が庭○○ニュータウンの巨大築山。ほんのかすかに、色付いてきましたね。サクラ、カツラ、マユミ。トウカエデ、モミジバフウ、ケヤキにプラタナス。まだまだ木々は緑を保っていますが、わずかに落ち始めた葉っぱの中に、時々はっとするようなピンクや赤の美しい葉が混じっています。あんなににぎやかだった害虫たちもすっかり陰を潜めました。朝の築山点検の清々しいこと。大掛かりな剪定や草刈りも一段落し、すっかり健康的になった人工の林。うっとりしながら露にぬれた下草を踏みしめ、木々を一本一本見てゆきます。

木の実もすこおし色が付いてきました。マユミ(Euonymus sieboldianus お、シーボルトさんの名が付いています。)の実の、パウダーピンク。クリスマスカラーがうっすら浮かび上がってきたピラカンサ(Pyracantha coccinea?3種類ほどあるそうですがどれかな?)。そして、たわわに実をつけたクロガネモチ(Ilex rotunda)。もうちょっとで赤くなります。

あれれ???どうしちゃったんだろう。実をつけたクロガネモチが、ほとんど葉っぱを落してしまっている。常緑樹って、葉っぱが落ちるのは春の新芽時だよなあ。病気か?虫食いか?日当たり不足か?あまりにいつまでも暑かったので春と間違えたのか?そういえば右京区のどっかの神社でサクラも狂い咲きしたって聞いたけど…?北の築山の3本が3本とも。でも、雄株はちゃんと葉っぱしっかり付いてるのよ?う~ん、実はしっかり付いてるなあ。あんまり心配しなくてもいいのかな?一応親方に報告しておこおっと。「森の妖精」さん、O先生、どうなんでしょう~?(と、お電話したいのですが、なかなかかけられずにいます…。)
さて、あしたもしごとだ、がんばるぞ!

☆17~22日(!)のちび庭気温 23~11℃ きのうは晴で今日は曇り。うわお、現在最低気温11℃です。やばい。10℃域が近い。そろそろ冬の準備をしてあげなくっちゃ!!!

お月様がきれいです。

2005年10月16日 | ガーデン
いや~、実にすっきりと、濃紺の空にお月様が輝いていますね。思わず月見「大福」を買ってしまいました。そういえば、今朝、久々にまた比叡山のお坊さんが例の「オオ~ッ!」という声を出して3人ひと組で歩いていかれるのを見かけました。う~ん、気が引き締まる感じ。

さて、今日も出勤。私の新しい職場は、ちょっと足を伸ばして、隣県K市。といっても、通勤距離は前の京都市内の園芸店とほぼ同じ、っていうか、通勤の足的には乗り換えも1回だけでお買い物環境も抜群、ずっと便利だったりする。ここは、京都・大阪のベッドタウンで、まだまだこれから住宅が建っていく勢い。敷地も、京都とくらべればしっかりとお庭も道路幅も確保されています。

でも、気になるのは、やっぱり入る注文に緑の割合が少ないこと。ベッドタウンですから、施主さんは働き盛りの方が多く、また、子供達も育ち盛り。やっと家を建てた(建てる)ところですから、お庭の手入れをできるだけの時間も、年数回庭木等の手入れに入ってもらうだけの資金の余裕もほとんどない。

結果、どうしても「手間がかからない庭」=植栽は少なく、雑草の生えない庭、ということになり、敷地内はコンクリor石張りの砂利敷で土すらも見えないものがほとんどになってしまいます。下手すると、シンボルツリーすらも「お隣や道路に枝がのびる」ということで敬遠されてしまう。やはり、緑豊かな庭は、老後資金までしっかり稼いで引退した後の夢ということになるのでしょうか。

そんな少ない抵抗として、一生懸命隅っこに植栽を入れてみたりするのですが。ははは。「緑の町並づくり」には、もっとソフト面の課題が多いですね。自動灌水にも限度があるし、気軽に頼める「お庭の水やり・お手入れサービス」なんてのがもっと充実するといいですが、防犯がネックになり、なかなかいいシステムが思い浮かびません。主婦や定年でリタイヤした人々を「プチガーデナー」として活用して、そんな面倒をみてくれる用になれば、もっともっと緑豊かにできるのに、と前々から考え続けているのですが。地域社会がオープンになることで防犯にもなる、という所までいければいいのですけれどもね。みんな顔見知りの農村と違って、人の出入りの激しい街では、どうやって信用を得るかが難しいところです。どなたか、いい案ありませんかねえ???

☆今日のちび庭気温 16~26℃ 晴れ。
太秦の駅近くにある、かなり立派なお宅のキンモクセイの生垣。まさに今満開、といった所でしょうか。そんな時に植木屋さんが入ってきれいに刈り込んでいかれましたが、さすがにうまいもの。ちゃんと花も充分残して整えていかれました。もう、余りの見事さにうっとりです。いつまでもこのお庭、残していってほしいなあ。地区指定保存してもいいんじゃないか???(^_^)