ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

今日のちび庭

2006年08月31日 | ガーデン
とっても久々に、やっと夏バテから回復しつつあるちび庭の様子をご紹介。


ルリマツリ(Plumbago capensis)。きれいな水色です。ちょっと水切れに弱いかな~。大株にしてみたい!


お気に入りのベニゴウカン(Calliandra eriophylla)。かれこれこの子も10年くらいのおつき合い。深川の富岡八幡の花市で買ったのですが、当時私の部屋の日当たりが悪くて、会社に置かせてもらっていたこともありました…。今はお日様を浴びて元気いっぱい。株元には、クリスマスローズ デュメトラム(Helleborus dumetorum)とヒメツルニチニチソウ(Vinca minor)を住まわせています。


新入りのヨーロッパブドウ(VItis. vinifera)“カベルネ・ソーヴィニヨン”です。来年は実がなるかな???

虫の声。

2006年08月30日 | 京都
ひりりりり、ひりりりり、ひりりりり…
ぴるる、ぴるる、ぴるる…
じ、じ、じ、じ、じ、じ…
きるるり、きるるり、きるるり… ほろ、ほろ、ほろ、ほろ…

いったい何種類あるのでしょうか。すっかり涼しくなったちび庭の夜。空には少し雲がかかり、前の畑の上を、どこまでも虫の声が響いていきます。

どこからか、ちりんちりん、と、透き通った風鈴の音も。音の贅沢を楽しみながら、パソコンのキーをたたいているのは、なんだか嬉しいものです。

暑さがちょっと和らいだせいか、久し振りに小さなアマガエルやちいさなヤモリなんかが、鉢の影からちょこりん、と顔をだしました。季節は、動いているんですねえ。

鳴き声って、表すのが難しいものですね。よく、鳥や虫やらの鳴き声が図鑑にカタカナで載ってたりしますが、聞く人によって捉え方が違うので、本当はどう鳴くのかさっぱりわからない。

なので、逆に耳で一生懸命鳴き声を覚えていても、いざ図鑑に向かうと、どれもそうなんじゃないかと思えてしまう…。最近はネットにも音のサンプルがあるので、その気になれば調べることはできるのですが。

そうそう。例えば、こちらは昼間ですが、蝉の「ツクツクボウシ」って、庭主には最後の部分が「トッポジージョ」って聞こえるんですよね~。「オーシーツクツク、オーシーツクツク、オーシーツクツク…オーシーツクツク、トッポジージョ-、トッポジージョ-、トッポジージョ-、ジ~~~~~」って。

あと、何ゼミですかねえ?「シ~ゲシゲシゲシゲシゲシゲ…」って聞こえるの。思わず元気な同級生を思い出してしまったり。

もうそろそろ8月も終わり。大好きな、秋の夜長がやってきます。下駄履いてお散歩にいい季節~。

☆今日のちび庭気温:23~36℃ 気温差が大きいですね。でも、よる涼しいのは嬉しい~~~!すこしずつ、植物が夏バテから回復してゆくのを感じます。(*^_^*)

松・リアル

2006年08月30日 | ガーデン
連れの中国出張 続きです。

すご~い景色。うわ~、西遊記、っていうか、仙人さんがいそう、っていうか、山水画まんま、っていうか…。ほんとにあるのねえ、こんなとこ。私もいきた~い!!!

安徽省の黄山というところ。世界遺産なのだそうです。う~っ、鮮烈な風景。

でね、岩もすごいんだけど、松もすごいのお~~~。

ほんっとに、こんな松って、あったのねえ!私たちは、一生懸命こんな形を目指してお庭の松を手入れする訳なんですが。これ、お手入れしてないのにこおんなに形が整ってるのよお~!!!風で吹き飛ばされるのか、古葉もほとんど残ってないし、枝振りも「掌を上にむけたように」すっきり!自然って、すごすぎ。

ほら、右上には、「門冠り(もんかぶり)の松」っぽいやつまで!!!

う~ん、自然は侮りがたし。庭木の松の形は、「自然にあるように」とは言われていたものの、かなり形式的なものだと思っていた庭主。自然界に本当にそのまんまのお手本があったんだ~、と、いたく感動したのでした。

あ、調べたら、ほんとに山水画の題材で「仙境」と呼ばれるところだったんですね。この松も「黄山松」というのだそうです(↓下記サイト参照)。

TBS 世界遺産
http://www.tbs.co.jp/heritage/archive/20050213/onair.html

モダンとレトロ。

2006年08月30日 | ノンジャンル
またまた中国に出張に行っている連れから。
北京の、この超近代的なところに超アナログなところがあるミスマッチがたまりません。

1.ビル掃除。
連れコメント:ホテルの部屋から、仲良く6人でぶら下がってビルの窓・壁ふきをしている集団を発見。ちょっと、「おもろ」。右端の人は左右にぶんぶん揺れてましたよお。

ロープに木の板に缶バケツ。職人魂を感じます。こういうのを見てると、つま先がちりちりしませんか?瞬間藤棚の上から足を踏み外しそうになった時とか…(っていうのは今日の私。)

2.トリチャリ。
連れコメント:街中でチキン4羽を自転車にぶら下げたおじさんが。意味はないけど何かすげええ。

高級レストランの横を食材が生で走るというのは、なんともダイレクトで絶妙なおかしさが。

う~、私も中国行きたいなあ~~~~~。


Live in Kyoto.

2006年08月21日 | 京都
タイトル、文法的に間違っていますが。今日は、「キョウトで生活」と、「キョウトでライブ」の2題。

まだまだまだ暑いです、ねえ。お家にいても、昼間クーラーを止めていると、もう全然頭が働きません。で、極力外に出ることに。んでも暑い。

このご近所、昨日今日は地蔵盆だったんですねえ。住宅街のあちらこちらで、テントが張られて、子供達とご近所の方々がたまっています。

蛇塚古墳(なんと、住宅街ど真ん中に大きな石室がでん、とあるの。)の横では、ビニールプールを並べてぴちゃぴちゃ。昨日の夜も本屋まで出かけたところ、あっちこっちで本格的盆踊りあり、花火あり、ゲームあり。飲んでる大人達あり、と、町内会によって内容も様々でした。

でも、こうやってご近所さんで集れるって、いいことですよね。私も小さい頃、実家のお地蔵さん傍のお家に緋毛氈が敷かれて、どっさりのお菓子のお供えと折り紙のお飾りとに、すごくワクワクしたのを覚えています。

そういえば、祖母の呉服屋の2階のミシンで、夏休みにせっせとお地蔵さんの前垂れ(よだれ掛けって言ってましたが…)を縫ったこともありましたね~。

そんな町内を通り抜けて、例によってお寺を巡ろうかと、まずは京都駅まで。でも、お昼過ぎはやっぱり暑い…。しばらく構内で涼もう、と、駅の名物大階段を上がっていくと。

なにやらリハーサル中。ふ~ん?と階段に座って休みがてらみていると、どうやらゴスペル系のコンサートらしい、が、なんだかえらい大人数。アマチュアさんなのね、とそのまま座っていたら、これがこれが、頭のとこだけ曲目を馴らしていたのですが、なかなかの歌唱力。い~んではありませんか???

これって無料かあ~。ふ~ん、5時半からか。んじゃ、本番に来てみるのもよいかなあ?でもそうすると、あんまり遠出はできないなあ~。

ふに、じゃあ、ご近所の西本願寺を一度のぞいてこよう。

で、暑い中てくてく西本願寺まで。ところが(っていうかやっぱり?)、残念ながら見られたのは巨大なお堂だけ。お庭も世界遺産なのに~。残念。門徒さん限定なのね、って、うち、お西さんだと思うんだけど…ってのじゃ駄目か。まあ、伽藍としては、重厚なお東さんも迫力だけどこっちの方が雰囲気がやわらかくって親しみやすいかなあ。ちょうどお坊さんがお経をあげはじめられたところで、なつかしい「き~みょうむ~りょう~じゅ~にょ~らい~、な~む~ふ~か~し~ぎ~こう~」の文句を聞くことに(ここしかわからない…)。

いとこの家がお寺さんなので、昔からよくこのお経を聞いていましたが、これが本家本元の「ご声明」なのね~、っと聞き入っておりました。さすが、5人ほどのお坊さんが、姿勢も正しく息もぴったり、音程もぴったり。美しい声です。これってジャパニーズゴスペルよね。

5時半前の京都駅、「Voice of Peace Summer Concert 2006 」。大階段に戻ったら、なかなか階段が埋まっていますが、前から3列目に座れちゃった。

前座に出てきたのが男性4人のグループ「Cooley high harmoney」。これがアカペラで歌うんだけど、うんまい!プロですか?とおもったら、神戸で活動してて、全国ツアーを終わったとこ。最近CDを出したらしい。Voice~の中から認められてプロになったそう。これは今後注目では??もしかして、数年後はこんな近くで観るなんてかなわないかもね~???

そして、100人の歌い手さん達!あの指揮してる女の人、きっと昔、同僚に「ゴスペル習いに行かない?」とさそわれた時にパンフレットに載ってた講師の人だ…。忙しくて結局どちらもいけなかったんだよな~。いいなあ~。ちなみに庭主、小学校の時コーラスやってました…。とっても美しい先生で、「声は人間の最高の楽器です。どうか、忘れないでくださいね。」と言って、お嫁にいかれたのでした…。それからやってない。くっすん。いいなあ~。

曲目は、ゴスペルから、一青窈の「花水木」、夏川りみ「なだそうそう」、平原綾香「ジュピター」等々。も、かなり「歌手本人が歌ってるレベル」にうまかった!!!こういうのって、歌う人によって少しずつ歌い方も変わっちゃうもんだけど、それぞれの発声法まで徹底してるなんて、すごすぎ。舞台を見なければ、そこに一青窈さんや夏川さん、平原さん本人がいるようです。もううっとり。発声力のある歌声って、やっぱりすごく感動しますね~。正直、うるうるしながら聞いていました。


という訳で、ライブ三昧の1日。たまには音楽もいいですね~。京都駅の大階段。駅にあって、しかもこんなにオープンなんて、いいですよね。すごく得した気分。これはかなり街づくりには有効な方法ですよね~!そうそう。京都駅の「えき」美術館でやってる「チェコ絵本とアニメ-ションの世界展」も、大満足でしたよ。京都駅がすっかりお気に入りの庭主なのです…。

☆今日のちび庭気温:28~37℃。けぽ。あ~、夜温が高いですね~。ウチが1階なだけに、窓が開けておけないのが辛い…。やっぱりクーラーなしには…。ブドウ棚、がんばって育っておくれ…。(;^^)))))