ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

初めての海。

2023年09月17日 | こども

今年の夏休み。

ちび、生まれて初めて、海水浴に行きました(^^)

コロナ禍と、その前数年のごたごたで、海で泳いだことがなかったちび。ちびというにはすっかり大きくなりましたが。

パパもずいぶん回復したので、帰省の足を延ばして福井まで来ました。

 

7月の夏休み入ってすぐに来るつもりが、なんと直前に私とちびがコロナにかかってしまい、3週間延期した8月のお盆前。

その上台風6号が向かってこようかというタイミング(@_@;)

ああ、憧れの海は遠かった。距離も時間も精神的にも。。。(^-^;

台風の影響で海に入れるのかどうか、ドキドキしながらも若狭高浜の海に到着。

 

でも、とっても素敵な海が待っていました!(^^)!

悩みに悩んで探した海水浴場。

なんせ、車もなく体力もない、あまり泳げない高齢の親にはなかなか海まで子どもを連れて行くのは大変なのです。

駅近で、危険の少ない遠浅で、徒歩圏にほどほどに食事処や買い物、楽しむ場所があるところ、などなど。。。

海水浴グッズを先に宿に送り、通販で旅行前日に届いたライフジャケットを担いで、敦賀から乗り換えた小浜線に揺られること1時間半。

時折見える真っ青な海に、こんなに心が躍るのは本当に久方ぶり(^^)

宿の人が駅まで迎えに来てくださり、本当に来たんだな~と、じんわり感動してしまいました。

 

若狭高浜の海は本当にきれいで、ちびもテンション上がりっぱなしでお目目がキラキラでした。

宿の目の前はもう鳥居浜海水浴場。若狭和田ビーチまでずうっと2kmほど遠浅のきれいな海岸が続いています。

波は少し高くなりつつありましたがまだ遊泳禁止にはならず。まずは浜茶屋でお昼をとり、ちびもウキウキ。

宿の人に教えてもらって、和田ビーチとは反対側の、波の静かな城山海水浴場の明鏡洞まで歩いて行きました。

本当に、きもちい~い!雲がちょうどいい具合にきつい日差しを遮ってくれ、水がつめたいくらい。

こんなにきれいな海は、もう何十年振りでしょうか。私が小学生のころは、よく福井の海へ来ていたのですが。

東京湾の一番奥に住んでいると、ほんと、こんな海が恋しくなるんですよね。

ウチ、海から2kmのはずですが、海岸は工場地帯なので、全く波打ち際なんて行けません。近くの浜辺も水に茶色く色がついてることに、最初はショックでした。

 

ほら、見てください、この透明度!

ちび、これがほんとの海なのよ。

明鏡洞の向こうは日本海の群青の荒い波。でも、小さな入り江のこちら側は本当に穏やか。この日は魚には会えませんでしたが。

ちびも、海の塩辛さを味わい、波の心地よさにうっとり。パパと2人ですっかりはしゃいでおります。

朝から晩まで海を見られるなんて、なんて贅沢なんでしょう。お天気が持ってよかった。

宿のお料理もおいしく、夜は星が本当によく見えて、宿題の星空の観察も出来ました(^^)

2泊して、車ではないので荷物を送る関係で、2日目の午前で海から上がってお風呂に入り、洗濯をして干して荷造り。

午後はレンタサイクルは子ども用がなく、暑かったのでタクシー&徒歩でレストランと海辺の市場へ行き。

夕方ちびが「やっぱりもっかい泳ぎたいなあ~」というのをなだめて、浜辺で貝拾いをしました。

 

宿の方の心づくしに名残惜しくも、3日目は台風が迫る中風に吹かれながら小浜へ。

ちびの希望で、御食国若狭小浜食文化館の工房体験へ。

海が真っ青でほんと綺麗だったけど、とにかく風が強かった(^-^;

メノウのアクセサリー作り体験と、

箸の磨き体験をして。

なんと、市内のカフェでお茶しようと思ったら、どこもお盆前だからかお休み。

電車の時間が迫ってそのまま駅へ。

山あり海あり里山あり、福井の景色って素敵ですね~。

車窓のいい景色にうっとりしておりましたら、なんとなんと強風のため、敦賀駅の手前で30分ほど線路上で停車(^-^;

さらに敦賀駅で特急しらさぎ運休とのこと。混雑の中慌てて鈍行を数本乗り継いで、ようやく米原へ。

最後は大変でしたが、何とか台風をやり過ごせて何よりでした。

若狭高浜の海が気に入ったちび。また行けるといいね~(^^)

 

 

城山海水浴場 | 若狭高浜観光協会公式ホームページ

海水浴場開設期間 7月8日(土)~8月20日(日) 波が少なく、磯遊びができる岩場があり、小さいお子様連れのファミリーに人気です。高浜町の景勝地「明鏡洞」のある城山公園...

若狭高浜観光協会公式ホームページ

 

 

 

白浜海水浴場・鳥居浜海水浴場 | 若狭高浜観光協会公式ホームページ

海水浴場開設期間 7月8日(土)~8月20日(日) 白浜海水浴場も鳥居浜(とりいはま)海水浴場も、青い海が美しい海水浴場です。お子様連れにちょうどいい砂浜の広さで、砂浜...

若狭高浜観光協会公式ホームページ

 

軽く振り返ってみる。その2

2014年10月26日 | こども
忘れないうちに、出産後の変化を書いておこうかと。

さて。うまれたちび。

生まれたてのとき、感心したのは、「赤ちゃんって、こうやって折り畳まれてたんだ~」ってこと。
生まれてくるとき、産道を通れるように、頭蓋骨のつなぎ目が緩くなっているというのはよく知られたことですが。

まず、お耳がぺったんこ。まるで、種の中に仕舞い込まれたアサガオの双葉のように、耳の縁が折り畳まれている。一瞬、「えっ、つぶれてる?」と思ってドキドキしたのですが、数週間経つうちに、ふっくら開いてきました。

そして、足の骨が、あれっ?てくらい、ぐうんと内側に湾曲している。これも、1年経った今ではほとんどまっすぐに。

面白いな~と思ったのは、足の指。親指が下、人差し指が上、中指が下、薬指が上、小指が下というように、互い違いになって縮こまっているの。これは今でも多少残ってて、もっと成長して指がきれいに一直線に並ぶようになったらしっかり歩けるようになるのかな~と思ってみています。

他には、産まれた時から黒々としていた髪の毛は、言われるように一回抜けてまた生えるということもなくずんずん伸び。でも、毛深かった額の産毛はすっかりなくなりました。よかった。

産まれたときあったお鼻の白いつぶつぶも消えましたね。あんなにちっちゃいのにちゃんと爪がついてる~!と驚いていた手は、爪を切るたびに確実に大きくなってるのを実感。たった一つの細胞だった受精卵から、こんなにも沢山の機能をそろえた体に成長していくというのは、本当に生命の神秘です。

最近自我が出てきた、というかだだっ子になってきたちび。妊娠した時から考えれば、「お、細胞が口きいてる。」なんて、ちょっとおかしかったりもするのですが、きっと、細胞にも意思がある、ってことなんでしょうね~。程度はどうあれ。

先日テレビで、生命の意識というものは、体のどこかにある器官ではなく、脳の神経回路が稼働している「状態」のことを指すのだ、だから人工知能も回路を集積してゆけば意識が生まれるであろう、というようなことを言っていたのが印象的でした。

さて、現在のちびは、どの程度回路が集積されてきたかしら。毎回ご飯時にお皿を放り投げて椅子から立ち上がろうとするちびをなだめて「おすわり!」「まって!」「ちゃんと食べてからよ!」なんてやってると、わんこの世話と変わらないな~、なんてふと思ってしまったりするのですが、パパの電話のまねもできるようになって、そろそろ類人猿の仲間入りかな。(^^;)


軽く振り返ってみる。

2014年10月25日 | こども
さて。以下の日記は、今年の2月に書いたもの。ずっと載せそびれていたので、ここにアップします。
その後の変化は、また明日。

妊娠中の変化。
つわりは、早くからありましたね。何週目だったかな~?私の場合は食べづわりでしたが。肉類がほとんど食べられず、匂いにも敏感に。気持ち悪いのもつらかったけど、くわえて頭痛があったんですよね~。普段ほとんど頭痛なんて起こらない質なので心配しましたが、6、7か月になったらなんとか収まってほっとしました。

匂いと言えば、頂き物のハンドソープの匂いがたまらなくきついと思っていたのですが、産後は「なんていい匂いなの~。次もこれを買いたいな!」と思うほど、嗅覚に変化が。でも、パンやご飯の炊ける匂いへの抵抗はありませんでした。

あと、妊娠中は肌が黒ずむといいますが(確かに肌のそばかすが増えた)、私は爪の端が黒ずんだんですよね~。親指と人差し指の爪の縁や真ん中に縦の2、3ミリの黒いラインが。鉄剤を飲んだのと関係あるの?でも、私基本貧血体質なんですよね~。鉄剤飲んで標準だと思うんだけど。これも、産後だんだん薄くなって、今はほとんど分からなくなりました。

うれしかったのは、腕の産毛がほとんど目立たなくなったこと。きっと女性ホルモンの関係なので、これはしばらくしたら戻ってしまうのかな~。私はかなり毛深い方なので、いつまでもこのままでいたいな~。

産後の変化としては。
ご多分に漏れず、私もかなり髪の毛が抜けるようになってきました。シャンプーするとごっそり。おお~、これが産後の抜け毛ってやつか~、と。年も年なので、髪の毛についてはこのまま戻らないなんてことがありませんよ~に。

体重は、妊娠中は+8kg。それが、出産と同時に一気に元の体重に戻りました。おなかの出っ張りはそのままなのに‥!?これには助産師さんもびっくり。出血が多かったのも関係したのでしょうか?あるいは、中年なので、妊娠以前から健康のためにご飯をお茶碗に半分しか食べていなかった習慣が影響したのかも。その後、どうも母乳の出が足りない気がして、現在はせっせことご飯を食べております。おなかは‥ようやく引っ込んできたかなあ???でも、昔のスレンダーさにはほど遠い。いーのさ、どーせ中年なんだから無理しなくても。でも、ちびに恥ずかしがられない程度には体系を維持したいかな。

受け継がれるもの

2014年07月24日 | こども

写真は、ルイジアナアイリスの実です。おっきいね~!

ちび、9か月。最近は動きがパワフルで、ひととこに留めておけません。
あぶないところに行かないように、引き戻しては逃げられて。これ以上パワフルになったら、押さえきれないかも~。お母さん、年なのよん。

暴れ疲れたあとの寝顔はいたって平和。う~ん、この寝顔は、いとこのさっちゃんのちっちゃいときに似てるなあ。
赤ちゃんって、顔の雰囲気がどんどん変わってゆくもんなんですね。ほっぺたがふっくらしてきて前よりほんのわずか大人びた、っていう変化もあるけど、一瞬の些細な表情にも親族に似たところを見つけたり。口を尖らせて見慣れぬものに集中しているとき。抱き上げられた時の、キラキラと期待に輝く目。知らないところに来た時の観察眼。ミルクを飲むとき。かまってもらってキャラキャラと笑うとき。

折々に、あ、この考え込むような表情は、父方のおばあちゃんにそっくりだ、とか、今のまなざしはけーこおばちゃんっぽかった、とか、眉の寄せ方がパパとおんなじ、とか、今の瞬間いとこのじゅんちゃんみたいだった、とか、この笑い方は妹かな、とか‥。

キミは、ちゃんとみんなのDNAを受け継いできたんだねえ。きっと、気がつかないうちに、私も会ったことのない遠いご先祖さまの表情も見せているのかもしれないね。みんな、何代も何代も、そうやって、一生懸命生きてきたんだねえ。ついでにご先祖さまの生きる知恵も全部記憶されていればもっと便利かもしれないけれど、そればかりはこれから獲得していかなくちゃ、ね。たのしみたのしみ。(^_^)



やってみて初めてわかること。

2014年06月21日 | こども

ちび、8か月。やっと歯の先っちょが見えてきました。

のんびりやさんなのか、ようやくハイハイ‥じゃなくてずり這いも出来るようになったら、庭主が掃除をサボっているありとあらゆるところに顔を突っ込んで埃チェックを‥。はふ。

しっかし、赤ちゃんって、こんなに手が離せないもんなんですねえ~。私のいた園芸関係の職場は、同僚に若い女性の多い所もいくつかあったので、自分も含めて「赤ちゃんのいるのお母さんでも働きやすい庭仕事」って、できないものか?と考えていたのですが。いざ育児をしてみると、う~ん、仕事にならないな~。本当に思うように動けない。

その、動けないっていうのが、働いていた頃想像していた「お世話することが次から次へとすごくたくさんあって、忙しくて時間的に余裕がない」というよりも、大半が「やることがいっぱいあるにもかかわらず、赤ちゃんを常に抱きかかえるはめになるので、目も手も足もふさがって物理的に何も出来ない」ってことなんだ。と思い知る今日この頃。

まあ、預けられる人がいるかどうかでも違うでしょうが、さらに昔、私が事務をしていた頃の職場では、産んで数か月で仕事に復帰してきた先輩方が何人もいたので、母親が赤ちゃんからほんの少しの時間でも離れるのがこんなに大変だとは想像できなかったんですよね~。

私の顔が見えないと、途端に泣くんですよ。目も手も離せないのは今の時期だけなんだろうけれど。

ちゃちゃっと、伸びすぎた庭のキゥイを剪定しようと、身支度をしたところでちびが泣く。(まだなんにもしてないのにい~‥かっくし。)

畑をいじる為にベビーカーに座らせても、おとなしく待っていられない。

ちびが寝たのを見計らってお風呂に入るのも、すぐ目覚めてギャン泣きするので必死で洗って出る。

ちょっと台所で洗い物をしたり2階へ洗濯物を干しに行くだけで泣き。
(ウチは居間と台所が離れているのです。)

ちょこっとご近所の草むしりを子連れでもいいからと頼まれたので、張り切ってやるぞ!と身支度をしたところで、やっぱりちびが泣き叫ぶ。(きゃあ~、そんな大声出して、寝てる人がいたらすごい迷惑~!)

つれの仕事の手伝いをするのにパソコンに向かうと‥ちびが(私もやる!)とばかり突進してくる。

よその人にだっこしてもらうと声を震わせて大泣き。(これが人見知りか‥)知らないおじさんが近寄ってくるだけで泣くようになってしまった‥。

ベビーカーに乗っても対面で私の顔が見えていないと泣くので、買い物も早々に切り上げる‥。

毎日ちびタイマーに急かされております。で、家事やらなんやらをするために一生懸命あの手この手で寝かせてほっと立ち上がったところで、電話が鳴ったりして元の木阿弥に。始めた作業はどれも途中で打ち切るはめになる。

ウチは実家が遠いので、見てくれるのはつれだけ。ほんの1時間、ちょこっと薬をもらいに行きたいだけでも、つれが家にいる日をやりくりし。ああ、つれが出張に行ってしまったら。ダメ主婦な庭主はさらにダメダメに~。世の中には旦那さんが単身赴任だったり、何人もお子さんを持ちながらお仕事もこなしている方々もいらっしゃるとゆーのに~。ま、いざとなったらなんとかするしかないんですけどね。

う~ん、「ちょっこと木を剪定してほしい」とか、「うちの庭を見てくれないかな~」なんてお話がちらっとあったりして、思わず「はい!喜んで!」と言いそうになるんだけど、いろいろやりくりを考えると、今のところはちょっと難しい‥。ちびを預ける方が高くついてしまうし、この人見知りの時期にのけぞって泣きわめかれると、とてもとても‥。

まあ、お声がけいただいたのを有り難く思って、あせらずぼちぼち出来ることからやるですね。きっと、あとから思えばちびが小さいのは今のうち、ほんの一瞬だけだから。早く大きくなるんだよ。でも、あんまり早く大きくならないでね‥そのうち、母なんか見向きもせずに巣立って行くんだろ~から。ねえ。