ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

ちび庭にも降れる白雪~。

2006年12月31日 | ノンジャンル
昨日、初雪降りました!!!

嵐山も、真っ白。もちろん、ちび庭も真っ白です。さっそく嵐山パトロール…?

人力車も雪仕様。寄り添って乗るお客さん。


嵐山のコンビニでは、苔や木も売っているのだ!(風で倒れてます)


うう、寒かった。それでもちび庭では、健気にお花が咲きました!

キリンのガーデンカーネ、「いちごラテ」です。おいしそう…!!!
きれいなものって、おいしそうな色をしてるよね~、という、庭主の持論。(単なるくいしんぼ?)

なにはともあれ、来年もいっぱいきれいな花を咲かせられますように!
皆様も、どうぞ良いお年を~!!!

バラ植え付け

2006年12月29日 | 栽培
■バラ植え付け■

ジュード・ジ・オブスキュア 大苗 8号ポットに植え付け
ピンクシフォン 6号ポットに植え替え

土は、ホームセンターにて購入の「バラ専用土」を仕様。
(ほんとはきちんと土づくりからしたいところだけれど、諸般の理由により今回は我慢。)

肥料はなし。水極めで植え付け。

■ハンギング作成■

パンジー(種から育成、色不明…)
アジュガ・バーガンディー(挿し芽で育成)
プリムラ(昨年より夏越ししたもの…どれが残ったんだろう?)
グレコマ斑入り(挿し木で増やしたもの)

初めて、買わずにちび庭産の材料だけで作ってみました。まだどれも株が小さいから、見られるまでかなり時間がかかりそう。色構成は…咲いてからのお楽しみってことで…。

忘れた頃のお届け。(いえ、忘れてません)

2006年12月27日 | 栽培
やったあ~!やっと届きましたよお~、バラ苗。
ジュード・ジ・オブスキュア。
注文を出したのは、半年前。だけど、欲しいと思ってから、も~、3年越しよね、chikohanaさん!

思い返せば、あれは花博、「モネの庭」。お庭もカラフルで本当にすてきだったけれど、お庭の入口、モネの館を再現したという建物のポーチに絡んで、たおやかに蕾を傾けていたバラ。

「うわあっ!これかわいい!こんな蕾が丸いの初めて見た!!ボールみたい!!!これ欲しい~!なんていう品種だろう???」と大騒ぎ。
傍らで手入れをしていらした係りの方に聞いてみると、わざわざその場で事務所に問い合わせてくださって。「セプタードアイルですよ」とのこと。

よしっ、と、帰って調べてみたけど、なんとなく見たのと色が違うような?
う~ん?と、図鑑を見ているうち、なんだか似ているような気がしたのがジュード・ジ・オブスキュア。でも、係りの人が言ってたしね~?

んで、とにかく買ってみよう…といいながら、いざ注文しようとすると、なんと品切れ。国際バラとガーデニングショウでも、ジュードの棚だけ空。あっという間に売り切れてしまっていたのでした。引っ越しもあり、気が着けば時期を逃し、注文受け付け再開を待ち続けて、やっと注文したのがこの7月。

うふふ。うれしいなあ。植えなくちゃなあ。オヤカタ、早く休みにしておくれ~(!)

え~、ちなみに、もう1つニューフェイスが。先日セミナーに参加した際、隣でやってた「関西フラワーショウ」も(とーぜん)覗いてきました。そこには、某有名ナーセリーさんのブースが。ふむふむ。ふむ?え?あの、こちら側の鉢、ご、500円?え?マジで?え、ええ~~~~~!

か、買う。買います。えっと。えっとえっと…あ、この子。この子がいい。「ピンクシフォン」。もう、名は体を表すと申しましょうか。まさにピンクのぴらぴらっとしたやつ。アンティークドールを見ているようです。
がんばって持って帰ってきましたよお~。大阪から帰宅ラッシュの電車の中。

「バラ咲き」が好きなだれかさんの影響だか、いつのまにかピラピラ系も好きになってしまいました。花びらのやたら多いのが、いいなあ~、と思うようになったのは、人に贈った「ワイフ・オブ・バス」の写真をお返しにいただいてから。そーですね、いつか、あの思い出深い「粉粧楼」も手に入れたいなあ。
(この際、植える場所のことはほとんど考えてない…)

冬は、バラですね。寄せ植えしたせいか?弱ってしまったコーヒーオベーションも救出しなくては!まだ間に合うかしら…。園芸作業はけっこう時間のかかるもの。この秋はカゼで寝込んで、すっかりいろんな作業を逃してしまいました。お出かけシーズンも一段落したことだし、やるぞやるぞやるぞ~!(早く休みにしておくれ~)

☆ 今日のちび庭気温: 3~13℃ 晴
あったかいですね~!去年は凍えながら松の葉むしりをしていたというのに。ありがたいことです。んにゃ~、お仕事んときは、雪は、すこしでいいにゃあ…。でも沢山降るとそれはそれで嬉しい。(わがまま(;^^)))))

とーいむかしからあるば~しょお~♪

2006年12月21日 | ガーデン

さて、今日のお題は、「原風景」。
あなたの原風景は、どんなふうですか?
実は、気になる新聞記事があったのです。

「わたしがうまれたのは/にほんこくかながわけんべっとたうん/こうがいがたしんこうじゅうたくち/ぽすと/こうどせいちょうき/りょうさんがたかぞく/(中略)/とりたてて これといって/特徴のない、生/私 は」(「ライフ・ヒストリー」)
「日本中のベットタウンが故郷に思える」。詩集『音速平和』(思潮社)で今年の中也賞を受賞した水無田気流(36)の実感だ。戦後日本が必死に築き上げてきた果ての、のっぺりとした社会の姿こそ、彼女の原風景といえる。
(日経新聞2006年12月18日(月)夕刊より)

「そうよね。」と、実感。
えへへ。まどろっこしいですね。
何が言いたいかと申しますと。つい先月の事。尊敬する著名な先生の講演会を聞いてきたのです。
その先生が造園の際にぜひ踏まえるべき要素としてあげられたのが、「原風景」。お話を聞くまでは、あくまで庭の要素の1つとしか認識しておらず、なぜそれほど重要なのか分かっていませんでした。

一番ストン、と来たのは、「原風景」=「自分が生きられる場所」である、というもの。一番安心感に包まれて、癒される、逃げ込める場所。まあ、細かい定義はいろいろあるのですが、つまり、家族がいて、友だちがいて…という心の故郷。

その場所があるからこそ、前に進んで行くことができ、遠くまで行くことができる。そういう、前向きな力を生み出す場所。それを感じさせるものが、庭/公園/ランドスケープには含まれているべきだ、というお話でした。

おお!先日私が日記のどこやらにぐだぐだと書いていたもやもや感がすっきり。そうそう。そう言いたかったのよ。
故郷の情景を見つめ直して、植物を、動物を、自然を、人を慈しめば、他者への思いやりの心が育まれ、それをもっともっとも~っと広げれば、世界平和に繋がるノダ!(でかくでたぞお~。)

ま、世の中はそこまでた~んじゅんななまっちょろいものではありませんが。まあ、簡単に言ってみれば、是非そうありたいものだと。

是非、誰もが「自分のいきられる場所」に居ることができますように。日々、自分だけでも生きるのに本当に精一杯な生活。でも、どうか、隣の人のことも忘れないでもらいたいのです。そういう私もなかなかできないけれど、そんな、願いを込めて。

ところで、「原風景」って、どんどん生まれ変わってますよね。私には「緑深い片田舎」がそうですが、悪く言われがちなふぞろいな建物や電柱いっぱいの風景も、それが原風景な人はいる…。今の子供達にしたら、洋風のおしゃれな建て売り住宅がそうであり、小さい頃の私にすればただ汚いだけにしか見えなかった昭和の町並も、早や人々の懐かしみを込めて博物館入りしている…。確かに、個人単位から地域単位等、いろんなレベルでの「原風景」があるそうではありますが。では、「この公園の原風景はこれに設定しよう」と考えた時、「どれ」をそうするのか、「だれ」が主体となるのか。いざ、捕まえようとすると、捕まえられない、なんだか「逃げ水」のようなものでもありますね…。

☆ 今日のちび庭気温: 2~14℃ 晴
南天。きれいですね。どこもすっかりいい色になってきました。今年はどちらのお宅でも沢山実が着いているようです。何がよかったんでしょうねえ?日当たり?秋の長雨?(^0^)