ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

鬱金桜植え替え。

2024年02月21日 | 栽培

ベランダの梅が咲きました。いい匂いです(^^)

もう十数年も前に偕楽園の梅まつりで入手した‘春日野’。。。なのかしら。夏の酷暑の水切れやらを繰り返すうちに元の幹がなくなってひこばえが育ったのですが、接ぎ木の土台(=違う品種)からの枝だと思うのよね~。

‘春日野’は、有名な‘おもいのまま’のもとになった品種だとか。色変わりする性質があるのですが、この鉢は今はほぼ白。でも、コロンとした八重咲のこの形のかわいさは、やっぱり‘春日野’っぽいのよね~(^-^;

 

 

梅、咲きました。 - ちび庭日記

冬の間寂しかったちび庭にも。1輪、梅、咲きました。2008年に偕楽園からお持ち帰りした、梅‘春日野’です。http://orange.ap.teacup.com/jardin/102.htmlhttp://orange.ap.t...

goo blog

 

おっと。↑2015年の日記では、この梅が咲いたのは3月1日。今年咲きだしたのは2月中頃。もう散り出してるんですけどっ。そういう今日の気温は22℃。。。(@_@;)

 

ド根性カリブラコアは先日の雪にも耐え抜き。

挿し芽ハボタンも立派になりました(^^)

 

。。。さて。今日のお題の鬱金桜。作業に徹していたので写真はありません。

前回植え替えたのはいつだったか、2017年の記録しかないですが、それ以後植え替えてなかったかしら。。。?コントウガンシュ病があり夏は弱ってしまうのですが、思い入れのある木なので何とか元気になってもらいたい。

そんな鬱金鉢に、同居人が。

すくすく伸びているのはきっとマテバシイ。誰がドングリを入れたのかな~(^-^;

生育を押さえるために切り戻していましたが、やはりここは別にしないと。

で、菌に汚染された土を逃さないよう、大きなビニール袋を切ってシート代わりにして、鉢から鬱金桜の根鉢を苦労して引っ張り出し。

幸いマテバシイの根もそれほど鬱金桜の領域を侵食しておらずはぎ取ることができました。

雨後でどろどろの土を割りばしでほぐして古い土を取り除きます。弱ってた鬱金桜も、前回よりはたくさん細根が出ていてちょっと安心しました。さらに水洗いして根の状態を確認。

根っこのコブは心配したほどひどくはなく、清潔な鋏で切り落とし、切り口を念のためライターであぶっておきました。

「この木は暑がる」、というのは樹木学の恩師の口癖でしたが、鬱金桜も暑がり。本来は根を横に張る空気好き。

どうしようかなあ~。夏涼しくするにはどうしたらいいかなあ~、と悩み。ホームセンターで軽石の鉢底石を買って厚めに敷き水捌けを良くし、土はホームセンターの花野菜用の培養土。弱酸性にするために余っていたブルーベリー用のピートモスを足し、有機肥料とマグァンプも入れました。量は適当(^-^;

鉢に根っこを納めて、周りから鉢のふちまで土を入れて、上から押さえずにふんわりさせたままたっぷり水を入れて、幹をしっかり揺らして「水極め」。根と幹の境目を見極めて上下の位置も調整。

さてここで、普通は鉢に木を植えるときは幹を垂直に立てるのが常識ですが、この鬱金桜の枝ぶりと、本来桜というのは幹を傾けて成長する(というより山の斜面に斜めに生える)ものなので、この子もほんのちょっと幹を傾けてみました。

うん。桜らしくなった(^^) 後は、夏場の鉢の温度を下げるためにカバープランツを考えるとしましょう。

 

途中ちびを迎えに行き用事も済ませてもうすっかり夕方で暗い中、残っていたマテバシイも枝と根っこを縮めて小さな鉢に。この子は強いから土も適当で大丈夫。

2月でこんなに気温が高いと思わなかったから(本当は桜はもっと寒い時に植え替えるもの)どうかしら。

まあ、明日から1週間ほど一気に冬に戻るようですが。みなさまもお体にお気を付け下さいませ(^^)

 

今日のちび庭気温:10~25℃ ←直射日光当たってます。明日は日中9℃まで下がるらしいですよ(@_@;)


ランがきた。

2024年02月17日 | 栽培

さて。先日の世界らん展で、お迎えしてきたランさんふたつ。

たくさんのランの販売ブースをぐるぐる回って、同じ千葉の生産者さんの物が育てやすいかな、と思ったのですが。

ちびが選んだのは優しい感じのかわいい花がたくさんあった愛知のくろやなぎ農園さんのランでした。

カトレア ルンディー(Cattleya lundii)。とっても小さいカトレアです。ブラジルの原種なんですね。

この花の見本株の咲きっぷりが見事で、遠くからもとても華やかに見えました。

初心者向け、とあったので、まず1つめをこちらに決定。

C.lundii(カトレア ルンディー)(分け株) | 洋らん専門くろやなぎ農園

 

2つめの葉っぱの大きい方は、ちびが一目ぼれした、カトレア マリズ ビート‘スイートハート’(Cattleya Mari's Beat 'Sweet heart')。くろやなぎ農園さんのオリジナル品種だそうで、こちらも初心者向きとのこと。

↓下のリンクにある同品種‘パッション’よりも、もっとピンクの甘い感じの色の花です。

C.Mari's Beat‘Passion’(カトレア マリズ ビート‘パッション’)開花サイズ | 洋らん専門くろやなぎ農園

おじさんが、奥の棚から蕾の付いた、よりしっかりした株を出してくださいました。

1か月くらいで咲くらしいのですが。うまく咲いてくれるといいな~(^^)

 

さてさて。うちは南側の日が差す方は掃き出し窓で置くとこがない。う~ん。

そうだ。吊り下げよう。そもそもランは木にぶら下がって生きてるんだ。

 

ということで、ネットで検索したところ、ありましたありました。オーキッドハンガーの作り方。

ワイヤーハンガーをペンチで切って折り曲げて。いい感じでぶら下げることができました(*^^*)

デザイン的には、追々工夫しよう(^-^;

冬の間は霧吹きで水分補給して、夜は寒くならないよう机の上に引っ込めて。

もうひとつも咲くのが楽しみ~(^^)

 

今日のちび庭気温:5~22℃ 火曜日からまた1週間雨~雪予報。庭作業するなら今の内!!!


世界らん展行ってきました。

2024年02月14日 | 栽培

久々の世界らん展。最後に行ったのは、2009年でしたか?ずいぶん前でしたね。

 

かっちゃいました~。 - ちび庭日記

えへへへへ。きんけつだとゆーのに。いかんなあ~。いかんいかん。あは、あはははは。つれが「クリスマスローズの世界展」のチケットを格安で手に入れてくれましたので…。ん...

goo blog

 

あの頃入手したラン達もずいぶん楽しませてくれましたが、その後子育てやらなんやかんやであまり手がかけられずすっかり絶えてしまいました。。。

久々に、やっぱりランが欲しいな~と思ったのは、ちょっと心に余裕ができたか。

最終日なら平日だしランもお安くなるし...と思ったのですが、せっかくだからちびも連れてってやるか、と混むのを覚悟で3連休3日目の月曜日、お昼に突撃。

昔は東京ドーム内だったのですが、コロナのせいか?隣のホールに縮小されたんですね。着いたら長蛇の列でビビりましたが。まずは横のタリーズでお腹を満たして。

らん展の案内のおにいさんに聞いたら、10~20分くらいで入れるとのこと。案外進んでよかった。

まあ確かに混んでて、目玉の光る胡蝶蘭は60分待ちらしいのであっさりあきらめ(^-^;

縮小されても見ごたえはたっぷりでした(^^) ちびがいるので、じっくり立ち止まって見るわけにはいかなかったけれど。

ちびも新しいカメラで嬉々として撮っておりました。ただ、ちびは花の拡大写真専門のようなので、私は草姿のわかるよう携帯で。

鮮やかですね~。リカステかな。この数日間に向けてこんなにたくさんのランを咲きそろわせるなんて、すごいです。

右下に見えてる銀色のヒモみたいなのが多用されていました。サルオガセと覚えていたら、これはチランジアの一種のウスネオイデスというんですね。別名サルオガセモドキ。スパニッシュモスとも。(^-^;

そっかあ。調べてみたらサルオガセって、地衣類だったんだ~。そりゃ違うわ。

こちらはパフィオペディラムでしょうか。あまりランに詳しくはないのですが。もう、つやっつや(^^)

 

久々に行くと、認識を新たにすることが。

大きくて花も立派なバンダ(ヒスイラン属)なんて、育てるの無理無理~、と思っていたら。

 

ヒスイラン属 - Wikipedia

 

 

あれっ、富貴蘭って、バンダだったの(@_@)

 

えっ、春蘭って、シンビジューム!

セッコクって、デンドロビウムだったんだ~(@_@;)

難しいと思ってたのが、案外身近にあるじゃないの。富貴蘭(フウラン)は、最近ネオフィネティア属から分類が変わったそうなのですが。なるほど~。確かに言われてみれば極小のバンダだわ。

和名でお付き合いしてたから、気が付かなかったわ(^-^;

 

素敵なカトレアに(ここにもウスネオイデスでいい雰囲気に)、

今回気に入ったのはこの子。かわい~い。学名見なかったあ~。オンシジュウムの仲間かなあ???

会場の販売コーナーには南米のランのブースもいくつかあって、こんな葉っぱの子がたくさん置かれていたのですが、値段もよくわからず育て方もどこまで聞けるかわからなくて、初心者としては手が出ませんでした。いつか、育ててみたいなあ(^^)

 

ちび庭気温:3~22℃(前回からの最低最高温度です)いや~、あったかいですね~。この気温差。そういう私は風邪っぴき(^-^; 庭作業したかった~。

 


ヒヤシンス。

2024年02月09日 | 栽培

雪、降りましたね(^^)

あちこちで渋滞や停電で大変でしたけれど、2年ぶりの積雪にちびは大喜びでした(^-^;

夕方、雪でおけいこがお休みになって、お買い物に行くと公園にお友達がいてみんなで雪合戦。

降りしきる中を買い物袋を抱え、足元に気を付けながら歩いてゆくと、もう暗いのにあちらこちらの駐車場やマンションの敷地でせっせと雪だるまを作る子供たち。

東京湾の奥じゃあなかなかこんな機会ないですもんね。

明日は学校で雪合戦か!という期待もむなしく、バージンスノーも夜半には雨に変わってすっかりべとべとになってしまったのですが。

とりあえず、少しでも遊べてよかったね(^^)

ベランダの鉢も雪をかぶり。

でもこのカリブラコアはへこたれないっ!

梅の咲くのももうすぐ。後ろにいるのはイタリア松(^^)

 

さて。今日のお題、ヒヤシンス。

家の者が楽しみにしてるので、今年も水耕栽培にトライ。

家の中で鉢が置ける場所は日があまり入らないんですよね~。

今までペットボトルやガラス瓶を利用していたのですが、なんせ徒長して倒れがちなもので、やっとバブルベースを買ってみました。

1つは、ダイソーのバルブベース(オーロラ)。いくらだったか忘れましたが、100均でこのクオリティは素晴らしい。ただ、水替えを考えると、根っこを折りたくないのでもう一つこちらも買いました↓。

SPICE OF LIFE BULB VASE 水栽培ガラスベース クリア ショート | SPICE CO., LTD. | 株式会社スパイス

もう、すっと球根の受け皿を抜くだけで水替えができるなんて感激。

写真がなくてごめんなさいね。水替えの回数を減らしたくて、なんとなく根の部分はクラフト紙で覆って光を遮ってみました。おかげで、水の汚れも少ないです。

 

確か、白と紫の球根を選んだと思っていたら、一つはかわいいピンクでした。

蕾の塊が勢いよく上がって、どんどん咲いて、どんどん伸びて。倒れないように毎日向きを変えて。

 

白は葉ばかりでもう咲かないんじゃないかと思っていたら・・・

プチッと、てっぺんに1輪。

つれもちびも面白がっちゃって、毎日観察。

かわい~い。なんだかほかの花のようです(^-^;

これだけかな、と思ってたら。

よいしょっ、とはっぱをこじ開けるように、ゆっくりとはい出てきました。

なんて清楚なんでしょう(^^)

玄関がいい匂いに包まれています。

なんですかねえ。面白いですねえ、この違い。

あまり球根の大きさは変わらなかったのですが。

白は色素が少ない分、弱い光ではパワーが蓄えられなかったのでしょうか?それとも元々の球根の充実度の違いでしょうか。

ごめんねえ。花が終わったら外に植えてあげるからね~。

というわけで、外のちび庭にはいくつもヒヤシンスが植わっております(^^)

植物の世界は、もう春ですね。

今日のちび庭気温:3℃~15℃ 来週の気温は4月並み!?(^-^;