ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

春の寄せ植え。

2010年01月29日 | 栽培
今日は、昨年9月↓に作った寄せ植えの仕立て直し。
http://green.ap.teacup.com/jardinera/26.html

え~、一応玄関の軒下だったので、寒さにやられることなくブロワリア以外はなんとか生き延びています.が、これらはちび庭の寒風のあたらないところに地植えしてしばらく養生。うまく越冬してくれると良いですが。

そして、パルテノシッサス・シュガーバイン(Parthenocissus sp.)だけ使い回し。

新たに植えましたのは。

●ディアスシア ‘ピカデリー レッド’(Diascia barberae‘Piccadilly Red’)
●宿根イベリス 2株
●ヘデラ ヘリックス 黄斑 (‘ゴールドセシリ’?)
●はなかんざし

それだけでは高さがないので、主木として。
●トウネズミモチ 実生 丈30㎝
添えに。
●メラレウカ

ちなみに鉢は、ブリキのトラッシュ缶の底に釘で水抜き穴をあけたもの。φ30㎝ほど。防水塗装をしました。
深さがあるので、底の方は発泡スチロールのかけらと赤玉の粒のしっかりしたもので排水を良くしています。
土は赤玉小粒、腐葉土、自家製コンポスト堆肥、くん炭、苦土石灰、骨粉を配合。

なお、ついでに上の土に鹿沼土を混ぜて、ちょっと日弱ってたジンチョウゲとポリポットのままの一子ツバキもそれぞれ6号鉢にサイズアップ。

また、パープルファウンテングラス(Pennisetum setaceum 'Rubrum')は、4つに株分けしてポリポットへ。付いていた穂は切り取って保管。あとでタネを採ってまいてみる予定。

まだやり残している作業があったのだけれど、雨が降りそうなのでここで中止。

先日まいたタネは、ラベンダー以外は無事発芽中。室内だとどうしてもわずかながらカビがつくものがあるのですが、中の芽はいまのところそんなには影響を受けてないようです。もうちょっとしっかりしたら日に当てたいですねえ。

☆今日のちび庭気温:4~14℃ あったかかったですね~、というか、生ぬる~い雨の空気。あまり量は降りませんでした。なんだか3月くらいの雰囲気。(^^;)

時期外れの種まき

2010年01月21日 | 栽培
はい。時期外れとも、気温が足りないことも重々承知しておりますが。

昨日、ダメモトで種まき。秋にまいたタネの成績が今ひとつだったもので。

<種まき>
●カーネーション シャボー混合 →給水しただけで半日もしないうちにタネが割れて中がふっくらと出てきました。まあ、問題はこのあとなのですが。
●ラベンダー
●アリッサム‘スノードリフト’
●切り花用スイートピー レディースミックス
●パンジー F1 ナチュレ 混合

→いずれも用土は赤玉小粒をふるったあとのみじんとピートモスを1:1でふるったものにくん炭を少々入れた物。
食品の包装に使われているプラスチックトレーに穴をあけて育苗箱代わりにし、土が漏れないように底に不織布を敷いています。一回り大きめのトレーを水受け皿に。
発芽後液体肥料を施す予定。
ちょうど良いワイヤーの小物棚があったのを思い出して育苗棚に。とりあえず室内に置いています。

いつもよりは暖かいとはいえ気温が低かったので、他にもやりたいことはあったのですがそうそうにちび庭から退散しました~。

☆今日のちび庭気温:3~13℃ 久々に暖かい日でした。ただいまカメラ修理中のため、画像はなし。(^^;)

おさむうございます。

2010年01月18日 | 栽培
さ、さむいですね~。2010年のちび庭「園芸事始め」はすでにはじまっているのですが、いかんせん日陰にわ。寒いのなんのって、2階のベランダにはさんさんと日が差しているのに、1階のちび庭にはま~ったく日が入らない。まあ、おかげでお正月の帰省中も特に灌水の心配をしなくとも、一部の鉢は土に埋めて、その他は腐葉土でマルチングする程度で無事1週間乗り切ったようです。

さて。帰省を挟むと水管理できないので延ばしていた種まきにようやく着手。まずは、スイートピーをジフィーポットに播いてみました。
あと5種類は、次の休みに播くとしよう。どうせ遅れているので、ダメモトで。

となると、簡易温室がほしいところ。3000円もあれば小さいのが買えるのだけれど、ベランダは風が強いのと、やはりそれなりに場所をとるのがね~。なんせ、借り家なもので、極力物を増やしたくないのよね~。そうはいっても、うちの日の入る室内は全て通り道なので、ほとんど植物をおけないのです。とりあえず、ベランダで苗のケースをビニールで覆うくらい。

ああ、でも、家から30kmほど内陸にあるのーえんでは、ハウス内でも夜間最低気温-5℃。霜よけをしておいたはずのディディスカスの芽だし苗も凍結してやられてしまいました。あ~あ。ということで、予備苗をなんとかしなくては。市川は多少あたたかいとはいえ、やっぱりフレームは必要か。う~。

バラ咲きプリムラジュリアンをようやくポットに定植。

挿し木しておいたモクビャッコウを鉢上げしようとしたけれど、まだ根がついていなかったのでやめ。

イチゴのハンギングをベランダに移動。

グリーンネックレスを入手。外に放っておいたセロウムと、お揃いの鉢に植えて2階の窓辺へ。殖やしたいですね~。

東の玄関でがんばっていたフィカス・ウンベラータもさすがに葉っぱが落ちたので、2階へ取り込みました。春にまた茂ってくれるといいなあ。

夏に葉っぱがダメになってしまった木瓜は、それでも小さな蕾をつけ始めました…。咲くんでしょうか?根性あるなあ。

クリスマスローズ‘ルーセホワイト’も蕾を見せ始めました。原種の同・デュメトラムと同・アトロルーベンスも新芽が出てきました。たのしみ~。

バラ‘ユキコ’はまだ先に葉っぱが残っています。その鉢の根元には、クリスマスローズ・フェチダスが。沢山のクロッカスも芽を出しています。

なお、今年は花を見そびれたサフランの葉が長く伸びてあおあおとしています。今頃こんなに葉があるんですね~。

そういえば、蕾が沢山付いたな~と喜んでいたハーデンベルギアが、なんと全体の1/3ほどの枝が枯れて蕾が落ちてしまいました。そんなに乾燥させたつもりはなかったのに、寒波が効いたんでしょうか。それとも、やはりここんとこの乾燥が派手だったのでしょうか。それともそれとも、留守中のダメージが今頃出てきた?あ~がっくり。せめて、残った枝は大事にしたいです~。

今日はこの辺で。ではまた~。

☆今日のちび庭気温:-1~8℃ 日中はちょっとあったかかったですね。洗濯物の乾きは早くて嬉しい。(^_^)

なにでできてる?

2010年01月16日 | ガーデン

「女の子は お菓子でできている」


なんて、昔読んだ少女マンガのフレーズだったか。





え~、お正月このかた、順調に体重が増えている気がする今日この頃。


要因といたしましては、


めでたいお正月は食べて祝わなくては、という心理。


少人数なのに沢山買い込んで、「期限までに消費しなくては」とムリをする。


 →休み明けにはすっかり胃拡張…。


そして、冷え性の庭主としては、


寒い→食べると体が温まる


もしくは、食べると目が覚める


 ので、つい口にしてしまう。





いかん、いかんです。


ということで、なるだけよく歩いて、量は食べても炭水化物を減らす、など(…あくまで食べる量を減らす気はないところが、ね~)と心がけている訳でございます。





さて。のーえんにて。


ん~。イモを掘り上げてみたが。小さな子イモばかり。これじゃあ剥くだけで大変なのよね~。株そのものは肥料が効きすぎていたようでずいぶん立派だったのだけれど。子イモを大きく育てるにはどうしたものか???





庭主、仕事柄、花に関してはそれなりに知識はあるのですが、野菜となると、ちょっと勝手が違う。やはり、食べると観賞するでは、育てるポイントも変わるんですよね~。というわけで、ん~???


そんなときは、素直に知ってる人に聞く。


「肥料が効いてるのに子イモが小さいのはなぜ???」


と。


「ああ、炭水化物がたりないのよ。」


おお!


そうか、炭水化物か!そりゃそーだ!


窒素分はいやというほどあって、草丈も葉っぱもずいぶんジャイアントに育ったのだけれど、デンプンが足りなかった、と。


窒素分は、植物の体を作るもの。人間の食事でいうところの、お肉やお魚などの筋肉を作るタンパク質にあたる。


炭水化物は、そのとおり、貯蔵用の養分。ご飯やパンですねえ。





つまり、このイモは庭主と違って筋肉質だった、って事。庭主のよ~にぷくぷくと太らせたければ、せっせとご飯やパンを食べさせればよい。


…って、実際ど~するの?


まず、植物は光合成で炭水化物を作りますから、光を沢山当てるのはもちろん、光合成を促すようなミネラルを与える。


はあ、なるほど。


もっと直接的には、糖分を与えるようにすればよい。極端な話、砂糖水をまくとかね~。ま、一度にじゃなくて、薄い濃度を何回かに分けてね~。


へ~っ!なんとダイレクト。なるほど。次のシーズンの出来が楽しみね。





そんなこんなで、せっかくですから野菜についても少しずつ勉強中。


ところで、庭主のテーマである花の育成も、ここのーえんで使う肥料は、なじみのハイポネックスやマグァンプなどではなく、農業資材として倉庫においてある、見慣れない肥料たち。


これは貝殻を原料にした資材かあ。こっちは籾殻堆肥。これは鶏糞で、こちらは昆布から作った肥料…。なにやら小難しい名前で正体不明の肥料もいっぱい。う~ん。3大要素も微量元素も含有量はまちまち。でも、私が使いたいのは、何反なんて規模ではなく、ほんの数m四方なのよね~。


ということで、まだ今のところは栽培も試行段階なので、勘というか適当というか目分量。じっと土をにらめば、足りない要素が見えてくる!!!な~んて境地には、そ~簡単には。


せいぜい、鼻を利かせて「この畑」での条件に合った栽培方法の定量化をめざしたいものです~。


☆今日のちび庭気温:-1℃~6℃ ここんとこ零下つづきですねえ。苗の管理に気を使います。(^^;)

はなをたずねて

2010年01月11日 | ガーデン
すっかりあけました2010年、みなさまにとってよい年となりますように!

本年もちび庭日記、お庭に栽培に、ますます精進してゆきたいと存じます。どうぞよろしくおねがいもうしあげます~。さあ、今年はどんな植物やお庭に出会えるでしょうか。とっても楽しみです~。

さて、今年のお正月は庭主の実家、近江で雪を堪能したのでございますが。

ここで目的がふたあ~つ!
その1。「シシガシラ」を見つける!

え~、「シシガシラ」とは、サザンカとツバキの交配種といわれております、「寒椿」と呼ばれる一群の大元となった品種とか。関西では、よく垣根に使われる立ち性の「立寒椿」に対して、這い性の寒椿のことを「シシガシラ」と呼ぶとも。

京都のぞーえんやさんにおりました頃、「シシガシラ」はとてもなじみの深い花でございました。あちらのお宅の坪庭にも。こちらのお得意様の灯籠の陰にも。また別のお宅の池の縁にも。

さむ~い京都の冬、かじかみながらお手入れした懐かしい花木。うっすら降りる雪の中、ポッチリと赤く灯った色は、どれほど心を元気づけてくれたことでございましょうか。

かわいいかわいい「シシガシラ」。

ところが。関東に戻ってきてからとゆーもの、気のせいかあんまり見かけないのです。目にするのは、もうちょっと花びらがつるんとした立寒椿。なんだかちょっと愛想がないような???というか、立寒椿はよく似た色だけど、洋風チックなんですよね。

ということで、帰郷した際にさんざん探してみました「シシガシラ」。まあ、確かに「寒椿」と書いたものがいくつかあったのですが。

ああ、そうか。造園材だから、茶花ツバキと違って思ったより大株になっちゃうんだな~。根巻き苗はあるけれど、ポット苗なんてものは売ってない。なんせちび庭に植えるんだからな~。

しかたない、じゃあ実家の古い方の家の庭にあった(きっとシシガシラであろう)寒椿の枝をもらって挿し木することにしよう…とおもったら、こちらも豪雪ですっかり雪の下。

あらら。気長に探すとするか。

ちなみに、上の写真は知恩院の(おそらく)寒椿。でも、高さ5mくらいあるの~。古木だから???


その2。「フタバアオイ」をみつける!!!

京都の上賀茂、下鴨両神社のお印でもあります(徳川家の御紋でもありますね)。葵祭の「葵」は、この「フタバアオイ」を意味しているのです。

前々から気になっていたのですが、京都の茶寮「宝泉」で入り口にさりげな~くこの「フタバアオイ」が盆鉢に植えられていたのがとても素敵で、ぜひ私も一鉢ほしい、と思っていたのでした。

でも、やはりそう簡単には見つからなかったな~。当てにしてた園芸店もお正月なのでお休みだったし…、
まあ、これも、いつか会えるのを楽しみにするとしよう。


さてさて、なつかしい道をたどりつつ、ひさびさの京都お寺巡り~!

☆今日のちび庭気温:2~8℃ いや~、急にさむかったですねえ。明日も寒そうです…。今日はのーえんであまりに寒かったので、素焼き鉢に灰と炭をいれて、即席火鉢に仕立ててみました。う、ちょっとけむ。でも使えるぞ。(^^;)