江戸の中にもお山あり

通りがかりの音無親水公園。

ほお～。なかなか凝っています。都市公園１００選。なるほど。

でも、田舎者の庭主的には、ちょっと残念。なんだか風景が灰色。曇り空と、まだ咲いてない桜のせいか。

ん～っとね、きっと、固められちゃった川原がいまいちなんだにゃ。それと、川縁の自然石と石垣の人工的なラインとの不整合。ホントは、せっかく自然石ラインなんだから、川原ももうちょっと砂利とかチップとか、自然なものを使いたいけれど。

まあ、メンテナンス上、というか、増水時には水際も川底になってしまう為の処置なのでしょう。逆に言えば、元々単なるコンクリの川底のところを、ちょっと真ん中小川にしてみたところが「１００選」なんですね。きっと。

で、らくがきしちゃいました。

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えへへ。やだろーな、メンテナンスの人。単なる草むらじゃん、って。ゴミも始末しにくくなるし。
でも、石垣の直線ラインを隠すだけでぐっと全体がなじむし、何より、緑があるだけで、水がとても清らかに映るんですよね。

もちろん、単なる草ぼうぼうじゃ困りますが、リュウノヒゲやツワブキ、石垣の隙間にはヒマラヤユキノシタなんか入れたくなっちゃうな。美しくするって、労力がいるからなかなか難しいんですよね～。


構図的には、京都の東福寺の通天橋も狙えそうだ…。


その石垣の上の花壇。ははっ。ハボタンの生長がみごと！おもしろ～い。


さて、本日の目的地、飛鳥山公園。ん～っ、さむいっ！！！


でも、山の上の日だまりは咲いてきてますねえ。


いよいよお花見シーズン開幕！！！


カナメモチの赤い新芽が印象的な飛鳥山公園でした。(^_^)

おひさま色。

もうすぐお花見。だんだんお花が咲いてくると、嬉しくなってきますね。


ちび庭のニオイスミレもすっかり目を覚まして元気。いいにおい。


冬は日陰だったようやくちび庭の真ん中までお日様が射すようになりました。リカちゃんパンジーが鮮やか。

さて、先日のこと。山野草屋さんの前を通りかかり。

おおっ！探していたヒュウガミズキのちび苗があるではありませんか！と、迷わずゲット。


これこれ。か～わい～い！京都でお手入れさせていただいていた料亭のお庭に植えられていた、かわいいヤツ。剪定ついでに挿し木したのに、惜しいことに留守中に水切れさせてしまったのでした。かといって、小さなちび庭、あまり大きい株を買う訳にも行かず。見つかって嬉しいな。


と。「霧島ミズキもあるんですよ。」とお店の方。「いいにおいがするんですよ～。」えっ、土佐ミズキとヒュウガミズキ以外にもあったの！！！はい、買います。ええ、ぜひ。蕾もちょっと大きめでぷっくり。咲くの楽しみ～。


「さらに、伊予ミズキなんていうのもあるんですよ～。」ええ～っ！そんなに～！あ、あ、コ、コレクションしちゃいます～！！！


でも、シロウトの私には伊予と日向って、同じに見えます～。あはは。「う～ん、日向の方が、ちょっと緑がかってるのよね。」あ～、そ～なんですか。ごく近い種類なんですね～。

ふ～ん。いや～、金欠なのでちょっと苦しいが、良い買い物をした。うんうん。

お家へ帰って、早速ネット検索でお勉強。こんなに変種があったなんてね～。
…あれれ。あれ～。

どこを見ても、「伊予」は「日向」の別名って書いてある…、あは、あはははは。…ま、よしとすっか。
その内庭主が２つの違いを発見してあげよう…と、ひそかに野望を抱きつつ…。(^^;)

☆今日のちび庭気温：４～１４℃　咲きそうで咲かなそうで～。桜、待ち遠しいですねえ。

故宮18 walk in the labyrinth

これぞ本物の迷宮。
お庭の楽しみの一つに、「迷う楽しみ」というものがありますが。
深い、深い、迷宮。自分がどこにいるか分からない、そこはかとない不安と、次は何があるんだろう、という期待。


どこまでも続く、赤い壁。いくつもの小宮房。


皇帝の服の色の黄色いタイル。


壁もお家も、み～んなくっついてます。照り返しが暑い。タイルの緑がなければ、さぞかし殺風景なことでしょう。


小さな門をくぐると、それぞれに四合院のような造りの小宮殿。
昔の妃達は、普段は広大な故宮の中のこんな小さい空間に封じ込められていたとか。
涼しげな木陰をたたえるこの樹は、何を見てきたのでしょうね。


ここは、「外東路」。「ラストエンペラー」で溥儀が誰かを追いかけて走って行ったところはここかなあ。
京都の妙心寺や大徳寺の塔頭街みたいですね。あちらの方は視覚的にもうちょっと開放感がありますが。


きらびやかな門が、区画ごとについています。扉が厚い。火災が多かったというので、延焼を防ぐ目的もあったのでしょうが、なんかもし閉められちゃったら本当に閉じ込められた感が…。


ええと、どこの館だったか。天井が鮮やかでした。鶴は夫婦円満の印なんでしょうね。青がとても美しい。いかにも後宮らしい図案ですね。


今いるのは、「東六宮」です。こうして上から見ると分かりやすいのですが、実際歩くとこのあたりはどこも似ていて、どこにいるんだかだんだん怪しくなってきます。

☆今日のちび庭気温：14～16℃　あったかかったですね～！近所のお寺のしだれ桜が満開でした！！！こちらでどうぞ↓。(^_^)
http://blog.qlep.com/blog.php/quinland/

ぐす、ぐす。

旧住友家俣野別邸が全焼…。

へえ～、住友家って、沢山別邸持ってたんだね～。学校の近くにも住友さんの大きなお屋敷があったんだよね～。なつかしいなあ…。かわいそうに、こっちは焼けちゃったんだ…。

なんて、のんきにニュースを見ておりましたら。

え？ちょっと待って？もしかして、焼けたの、あのお屋敷なの～！！！え”～っ！！！

うそ、うそ、やだ～！！！モーガン邸も焼けちゃったのに、住友さんまでなくなっちゃったなんて！！！！！
戸塚区ってゆーから、そっか、藤沢じゃないのね、なんて思ってたのに、思いっきり学校とあのお屋敷は境界線上にあったのでした！！！ああ～、ショック。

ああ、藤沢の洋館達。あれは青春の幻影だったのか…。って、燃えることないじゃないのよお～。
へえ～、いつの間にか重文になってたんだ。なのに、なのに、しくしく。まさにあのお隣のお宅へ、バラの花壇を作りに毎日通ってたのに。しくしく。あの、個人宅にしてはおそろしく広大な敷地の林の横を、スコップを担いで歩いて、労働の後の清々しい富士山を眺めるのが本当に好きだったのに。うっそうとしたあの雰囲気は、何ていうか、アルフィーの「メリーアン」状態だったよなあ～（知ってる？）。あ～んあ～ん。

モーガン邸よ、住友家別邸よ。心の中に、いつまでも残っているよ。在りし日の姿を思って止みませんですよ。てか、復興されたすてきな姿を、ぜひ見たかったなあ～（出来ることなら、お庭のお手入れさせてほしかったなあ～～～～！）。あれを燃やすなんて、信じられない！！！犯人がいるとしたら、どんな心境で、そんなことをしたのだろう？？？これ以上、どうか放火が起こりませんように。

今日のちび庭気温：３～１６℃　あったかかったですねえ～、のーえんで作業していたら、はや軽い日射病状態に。夏が思いやられるなあ…。(^^;)

匂い起こせよつぎは桃

うっきゃ～。３月が進んでしまう～！
おしごとの方の栽培計画が２転３転。もうそない悠長なことゆーてる時期やないのですが。(^^;)

そんなこんなで、ほったらかされていたちび庭ちゃん。先日、ようやく重い腰を上げて、のび放題のキーゥイ剪定（これもだいぶ遅い…）と、ちょっとした模様替えをしました。そちらはまた後日。

ちび庭ちゃんも、だいぶお花が咲いてきましたよ！

逆光になりましたが…クリスマスローズ‘ルーセホワイト’です。そばかすも鮮やか。


ちょっと頭が重そう。今年は植えかえかな。


お気に入りの八重咲きニオイスミレ。ほんとにいいにおい。ブルーベリーの根締めです。でも、１年越してすっかり株元がエビネ状態。はやくこれも株分けしちゃいたいなあ～。


ジンチョウゲも咲きました！斑入りなんですが、日陰にいすぎて目立たなくなったみたい。ちょっとお日様に当てなくちゃ。


今年もハーデンベルギアはご機嫌です。窒素固定の出来るマメ科だからか、肥料もやっていないのに元気元気。


これは…性懲りもなく、「リカちゃんパンジー」です。大体２９０円とかなのに、なんと、１００円で売ってるとこ見つけちゃったのよね～～～。やっぱり色調がクリアですね。


私の好きなアセビちゃん。‘クリスマスチアー’です。小さな株なのにたくさん花をつけました。今年はちゃんと肥料をあげているので、葉っぱの色も鮮やかです。


そして、ヒメツルニチニチソウ。あ～、おととし、とあるお宅のベランダをこれでちょっとおしゃれに飾ってみたのでしたが。今頃元気にしてるかしら。

この、たくさんの新芽が土の中からのぞいているのを見ると、春を感じますね～。

☆今日のちび庭気温：２～１３℃　いや～、今朝は東西線も総武線も武蔵野線＆京葉線も、見事に止まりましたね。久々にカフェで過ごす朝のひとときとなりました（寝てましたが）。かなり強い「東風吹かば」でしたね。(^^;)