さて、きのうは「園芸セミナー」でございました。前回別のセミナーでたまたまお知り合いになって仲良くなった方と共に、何の予備知識もなく大阪へ。やってきたのは大阪花博記念公園。本当に、ここに来たのはあの花博以来。もう、あのきらびやかだったパビリオンがないと、どこがどこだかさっぱり分かりません。
待ち合わせは「このはなさくや館」の前。中へ入ってみると、本当に立派な温室でした。その数日前にやっと念願だった京都府立植物園へも行ってきたのですが、あそこの温室よりも新しいせいもあって、素晴らしく美しく管理されている。植栽のみせ方も、なかなかうまいものでした。(京都府立植物園の温室も、建物はイギリスのキューガーデンなんかに負けないぞ!って勢いの素晴らしいものなのですが、古いだけあってかなり中の植物が育ち過ぎてしまっている感じ。季節柄もあるのか設備の問題か(???)ちょっと傷んでいる植物もあったのが残念でした。)
珍しい植物、意外な植物にすっかりはまってしまい、2人で危うくセミナーの時間も忘れるところ。病害虫が専門で植物の経験豊かな彼女も、まだまだ駆け出しの私も、すっかりはしゃいでせっせと写真を取りまくってしまいました。
さて、講演者のお一人は、某新聞の1面を植物の話題で飾るY先生。しっかり持っていた先生の著書の最新刊にサインをもらってきてしまいました。日本の植物文化をどう都市に生かすか、という話題でしたが、中でも先生の、「ビルに1人緑化担当をおく」、という提案には、常々私が思ってきたことに非常に近いものがあり、大賛成してしまいました。お聞きしたところ、まだやはり現実にはそういったシステムは存在しておらず、「ぜひ、がんばって実現してください。それにはしっかりした経験と、あとは強い押しが必要ですね。」とあたたかい励ましのお言葉をいただきました。と、とおいみちのりです…。ちびちびとがんばります…。
もうお一方の講演者も、そういえばその著作を読んだことがある方でした。京都の鴨川べりには、昔は本当の「大和撫子」が咲いていた、濃い赤い花とたおやかな茎がとてもかわいらしかったとおっしゃっていました。ナデシコって、いろんな呼び方があるけれど、じつはそれぞれ厳密には種類が違っていたのですね。日本原産種、渡来種、かけ合わさったもの、などなど。本当の日本古来の植物を取り戻すことの大切さをゆかしい和歌と共に教えてくださいました。緑化に仕事として携わっていると、様々な矛盾や問題がだんだん見えなくなってしまうところを、原点に立ち返らせてくれるようなお話でした。
参加された方は皆さん錚々たるメンバーで気後れしっぱなしだったのですが、新参者の私にも「何かあったら電話してくればいいから、何でも聞きなさい。」と、いろいろとても親切に教えてくださり、本当に恐縮の限りでした。ほんと、なかなか経験を積むことは簡単にはできませんけれども、いつかはながさく日を夢見て、だいじにだいじに育ててゆきたいと思います。(いったい、どんなはななんでしょう???)
☆今日のちび庭気温 6~16℃ さすがにスタンダードにしたコリウスの色が褪せてきました。大きな10号鉢、ウチは日の当たる窓辺スペースが少ないから軒下しか入れておくとこがないのよね~。どっしよっかな~。ふむ。キッチンの模様替えでも考えるか???(゚ ⌒ ゚)>
待ち合わせは「このはなさくや館」の前。中へ入ってみると、本当に立派な温室でした。その数日前にやっと念願だった京都府立植物園へも行ってきたのですが、あそこの温室よりも新しいせいもあって、素晴らしく美しく管理されている。植栽のみせ方も、なかなかうまいものでした。(京都府立植物園の温室も、建物はイギリスのキューガーデンなんかに負けないぞ!って勢いの素晴らしいものなのですが、古いだけあってかなり中の植物が育ち過ぎてしまっている感じ。季節柄もあるのか設備の問題か(???)ちょっと傷んでいる植物もあったのが残念でした。)
珍しい植物、意外な植物にすっかりはまってしまい、2人で危うくセミナーの時間も忘れるところ。病害虫が専門で植物の経験豊かな彼女も、まだまだ駆け出しの私も、すっかりはしゃいでせっせと写真を取りまくってしまいました。
さて、講演者のお一人は、某新聞の1面を植物の話題で飾るY先生。しっかり持っていた先生の著書の最新刊にサインをもらってきてしまいました。日本の植物文化をどう都市に生かすか、という話題でしたが、中でも先生の、「ビルに1人緑化担当をおく」、という提案には、常々私が思ってきたことに非常に近いものがあり、大賛成してしまいました。お聞きしたところ、まだやはり現実にはそういったシステムは存在しておらず、「ぜひ、がんばって実現してください。それにはしっかりした経験と、あとは強い押しが必要ですね。」とあたたかい励ましのお言葉をいただきました。と、とおいみちのりです…。ちびちびとがんばります…。
もうお一方の講演者も、そういえばその著作を読んだことがある方でした。京都の鴨川べりには、昔は本当の「大和撫子」が咲いていた、濃い赤い花とたおやかな茎がとてもかわいらしかったとおっしゃっていました。ナデシコって、いろんな呼び方があるけれど、じつはそれぞれ厳密には種類が違っていたのですね。日本原産種、渡来種、かけ合わさったもの、などなど。本当の日本古来の植物を取り戻すことの大切さをゆかしい和歌と共に教えてくださいました。緑化に仕事として携わっていると、様々な矛盾や問題がだんだん見えなくなってしまうところを、原点に立ち返らせてくれるようなお話でした。
参加された方は皆さん錚々たるメンバーで気後れしっぱなしだったのですが、新参者の私にも「何かあったら電話してくればいいから、何でも聞きなさい。」と、いろいろとても親切に教えてくださり、本当に恐縮の限りでした。ほんと、なかなか経験を積むことは簡単にはできませんけれども、いつかはながさく日を夢見て、だいじにだいじに育ててゆきたいと思います。(いったい、どんなはななんでしょう???)
☆今日のちび庭気温 6~16℃ さすがにスタンダードにしたコリウスの色が褪せてきました。大きな10号鉢、ウチは日の当たる窓辺スペースが少ないから軒下しか入れておくとこがないのよね~。どっしよっかな~。ふむ。キッチンの模様替えでも考えるか???(゚ ⌒ ゚)>