ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

梅の花咲きて散りなば…

2005年03月31日 | 京都
きゃ~!家に戻ったらバラとビオラ(Viola. wittrockiana)が脱水寸前。あぶなかった~。朝は鉢が湿ってるからいいと思ってたんだけど、植物が成長し始めたたんですね。まだ起きてない斑入りノブドウ(Ampelopsis glandulosa 'Elegans')とヒネム(Calliandra eriophylla)は土がしっとりしたまま。
斑入りノブドウは昨秋斑が消えちゃったんだけど、また斑が出てきてくれるのかなあ。ちょっとどきどき。

今日は、買い物がてら嵐山方面を自転車で走ってきました。うちから渡月橋まで15分!既にかなりの人込みでしたが、桜はまだ咲いてませんでした。来週あたりすごい混むんでしょうね。

ところで、桂川の堤沿いに、桜の苗がず-っと植え込まれているのを発見。ずいぶん道路近くに植えたなあ~、全部エドヒガンかあ、なんて品種を見ながらいくと、まだ新しい立て札。「ここに桜を植樹することは河川法に違反します。すみやかに撤去してください。国交省」とかなんとか。

え?なんだ?これかなり数あるよお。個人じゃないだろ~。きっとすごいがんばって植えたんだと思う。でも、確かにここじゃ根っこが車道も護岸ブロックも持ち上げちゃうだろう。こっち側に植えると、渡月橋の見晴しが見えなくなるな。

ネットで京都新聞の記事発見。どうやら地域の小学校の創立を記念して、地元の方達が植えられたらしい。いっぱい思いを込めて植えたんだもんなあ。そりゃ抜きたくないだろう。撤去するとしても、大量の桜苗はどうするか。こまったこまった。こまった、ねえ。

桜花、継ぎて咲くべく、なりにてあらずや(万葉集)

☆今日のちび庭気温 4~29℃ まだ置き場所に慣れないなんて。今夜は星空がきれいです。( ゚∀゚)ノ

草むしりは宝探し

2005年03月30日 | ガーデン
予告通り、今日は草むしり。連れも、「おお、ふえたなあ」といいながら砂利をほじくる。あっという間にビニール袋いっぱい。これがホウレンソウだったら、ねえ。ま、次回はサラダにでもするか。いちおう、昨日のタンポポだけは残ってます。萼が反り返って砂利のとこになんか生えてるから、やっぱりセイヨウタンポポかな。

草むしりの間に見つけたものも。アラカシ(Quercus glauca )のどんぐり、カタバミ(Oxalis corniculata)の球根、そして、ナンテン(Nandina domestica)とマツとユキヤナギ(Spiraea
thunbergii)の実生!すご~い。何にもないと思ってた砂利庭なのに。

ナンテンは、まだ赤い葉がきれいです。咲きこぼれたユキヤナギの親木と好対照。ちびユキヤナギは、バラのような葉の縁がほんのり赤く染まってきれいです。(そうか。バラ科か。)どこから来たのかマツの苗。5cmほどの物がぴよん!と敷地の縁に1本。もうちょっと大きくして鉢上げしようかな?

敷地の隅には、オーナーさんが植えたアラカシと立派な枝振りのユキヤナギがひと株咲き誇って、心地よい一角をつくっています。草むしりのおかげで、砂利との対比もばっちり!やっぱこうじゃなくっちゃね。

☆今日のちび庭気温 4~16℃ 今日もほんとにいいお天気でしたね。お布団も干せて大満足。\(^_^)/

君はダンデライオン?

2005年03月29日 | ガーデン
建長寺、大丈夫だったんでしょうか。追詰められている人もいるのですね。大事ないとよいですが。

さて、今日のお初はちび庭のタンポポ(Taraxacum spp.)。
「ぽっ」と、ひとっつ咲いているところがかわい~い。気がつけば、砂利のあちこちにタンポポのロゼットが。越してきたときは何もなかったのに、2週間でこんなに出てくるなんて。ぜんぶ咲いたらかわい~だろーな~。

「ヨーロッパには雑草はない」なんて、何に書いてあったんだったか。タンポポもハコベも、グランドカバーにしちゃえばいいんだ!、って、そんなわけにも行かないか。ずっとかわいい今のままで1年いてくれれば問題ないんだけど、ねえ。

今、学名を調べようとしたら、5種類以上もあって困ってしまいました。とりあえずカントウタンポポ、カンサイタンポポ等の在来種はTaraxacum platycarpumで代表されているようです。ちなみに、セイヨウタンポポはTaraxacum officinale。

ウチのはどっちか確かめようとしたけど、もう暗いので明日草むしりがてら確認することにしよう…(非情)。せっかくだからテンプラにでも?

☆今日のちび庭気温 7~26℃
今日は風で温度計が倒れた。あ~。でも、いいお天気でしたね。(^_^)

春眠むさぼりっぱなし。

2005年03月28日 | 栽培
今日は、寒そうだったので家の片づけの続きをやることにしました。なんだか異様に眠いのは、春が近づいてきたってことかなあ。気がつくとうたた寝していたり。

庭におりて鉢を観察してみると。ヒメツルニチニチソウ(Vinca minor)に蕾がついている!お初です。薄紫の形のいい蕾がつん!と上を向いている。株のまん中から、噴水が吹き出すように新しいつるが伸びようとしています。斑入りなので、一番先っちょがクリーム色でかわいい。おお、と見ていると、初ヤスデくんも登場。ほんとに春だねえ。

去年伸びたツルには今のところ芽がついていないけれど、そのうち葉っぱが出てくれるんだろーか?

オリーブ(Olea europaea"Nevadillo Blanco")にも新枝が。ぴよーん、と素直に伸びてます。よしよし。これで今年も花が咲くね。株元のスイートアリッサム(Lobularia maritima)の赤紫の蕾が、ブローチの宝石のようで暫く見とれてしまいました。たのしみたのしみ。

☆今日のちび庭気温 10~15℃ 天気は悪かったけど、案外あったかかったのね。そりゃーねむいわ。○o。(‐。‐)

微笑みは時を越えるのね。

2005年03月27日 | 京都
今日は隣県から山を越えて、両親が車でやって来ました。実家にあった机を運んで来てくれたのです。自分の机があるのは嬉しいですね~。考えたら高校卒業以来。それからはずっとこたつですべて済ませていましたから。これで資料広げっぱなしでもご飯が食べられる。ありがたいありがたい。

さて、「大映商店街」でお昼を食べたその足で、京福太秦駅の前の広隆寺へ。「なんかお寺がある。」と思っていたのですが、門をくぐるとすごく広い境内が広がっていました。見事なクスノキ(Cinnamonum
camphora)に、蕾をいっぱいつけたサクラ(Prunus)、形の美しいアカマツ(Pinus densiflora Sieb. et Zucc.)を通り抜け、お堂を見物してゆきます。

すごい!ここって、ほとんど全部重要文化財じゃない!しかも、一番奥のお堂には、教科書や切手でよく見た、国宝の「弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしゆいぞう)」が!おお、こんなところにいらっしゃるとは!なんとたおやかでお美しい!受験の時一生懸命この名前を憶えたなあ。書けなかったけど。

お堂の前の庭は、スケールがとてもゆったりしており、まるで「もののけ姫」に出てきそうなごく自然にできたように見える池が、とてもいい感じでした。縁がずっとコケで覆われていて、ほおずりしたいような。
じっとしゃがみ込んでひたすらコケを観察している若者もいました。

ほんとにいいお天気でしたね~。よかったよかった。

☆今日のちび庭気温 4~18℃ 昨日はまだ温度計に直射日光があたっていたみたいなので、さらに場所を移動しました。これでちゃんと測れるかな?(^^;)