ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

初春やめじろ喜ぶ梅の花

2008年01月30日 | ガーデン
門前仲町。用事の帰りに富岡八幡さまへ。

お、梅が咲いてる!!!ぴょこぴょこ枝が動いてる???とおもったら、めじろが2匹。
せっせと蜜を吸って飛び回っておりました。日本のハチドリだね、こりゃ。


この梅、なんだか花がまんまるで、とってもかわいいです。(ちょっとぼけましたが)
ほろほろっ、と咲いています。


路地裏を歩いていると。おっ!なんだ?この赤い実は。
なんと、アスパラガスではないか。こんなかわいい実が着くのね~!知らなかった。


たぶん、アスパラガス スプレンゲリー(Asparagus densiflorus 'Sprengeri')だよな。夏にせっせと幕張の団地に植えたけど、今頃こんなふうに咲いているのかしら???ちなみに、昔6年ほど、アスパラガス ファルカツス(Asparagus falcatus)を育てていましたが、実どころか花も着いたことなかったなあ。(^^;)

「美」の探究…

2008年01月27日 | ガーデン
ようやく写真をアップ。こちら、頼まれてちょっと試作してみました。金網、なつかしいね。久々にやると、扱いがイマイチ。デザイン的に研究の余地ありだな。


さて、こちら。つれのマイレージでお食事に連れてってもらった(わ~い!)時のホテルの様子。
最上階に近いというのに、フロアに満々とたたえられた水面。

その中のアートが素晴らしかったので、つい写真をとってしまいました。


これ、生け花だったんですね~。草月流だったかな?なんだかラインがシンプルで、とっても気に入ってしまいました。


モダンな生け花って、アクセントに入れる人工物がやたら目立っているようで、あんまり好きになれないのですが、これはほんとにいい感じ。竹の使い方が見事ですね。どうやって立てているのかしら???

こちらは、先日おじゃました農家のお庭に咲いていたロウバイ。


青い空に澄んだ黄色が輝いていました。ん~、しあわせ。いい匂い。


すぐ側にすてきな椿も咲いていて、しっかり種を拾って帰ってきてしまった庭主でした。

☆今日のちび庭気温:-1~7℃ お日様が照ってるとあったかいけど、風はやっぱり冷たい。ちび庭にも霜柱のあとがあってびっくり!やっぱ寒いのね~。(^_^)

寒中働あり。(???)

2008年01月24日 | ガーデン
寒いですね!季節のネタをお届けしたいところですが。

なんと、新しく入手したばかりのカメラの液晶を割ってしまったのです。修理にも行けず、泣く泣く勘で写真を取っておりましたが(なんせ、接写だかフラッシュ消えてるのか設定も確認できない…)、ようやく昨日新宿まで行って直してきました。

あ~あ、これでまた修理代が出ていくなあ~~~。ただでさえ金欠なのになあ~~~。と、かなりめげながらサービスカウンターに差し出したらば。

「こないだウチで取り替えたばっかりなんだねえ。いいよ。ただにしといてあげるよ。」との、愛のこもったお言葉。修理のおじさん、ありがとお~~~~~!!!!!うるうる。うう、○ャノンは素晴らしい!!!

ということで、ようやく復活しましたマイカメラ。しかし、データを取るには連れパソを経由しなくてはならず、連れパソはお出かけ中。なかなか写真がアップできないの~、という、言い訳で今日のところは終わるのでございました。

その間、庭主は雪の林で薪拾いやら強風でハウスのビニールが飛んでいくやら、ネタ的にはいろいろあったようでございます。

そうそう。この寒いのに、サルビア・スプレンデンスが咲き誇っているのも見かけてしまいました。
ん~、なんなんでしょうね。

さて、明日も早いね。みなさま、おやすみなさい!風邪などひかれませんように…!

☆今日のちび庭気温:-1~6℃ 洗濯物もなかなか乾きませんね~。明日はちゃんと干せるかな???(^^;)

お祭りのような?

2008年01月19日 | ガーデン

「さあ、カルシファー、こっちへおいで。」
と、黒くなったもみがらの中からスコップの先でつまみ出す。風にさらされた塊は、移された一斗缶の中でめらめらと炎を上げ出した。もちろん、出てきたのはハウルの心臓を飲み込んでる流れ星なんかではなく、いい感じに黒く焼けた炭の置き火。

わかります?そう、燻炭を作っていたのです。圃場で1日かけてもみがらをゆっくりと燃やすのですが、これが案外難しい。単なるたき火の上にもみがらを積んでもこぼれ落ちて火もつかず。道具もない中1斗缶と格闘して、ようやく真っ黒く美しい燻炭が出来たのでした。うわ~い、髪も服も、すっかりスモーキー!

オールリサイクルな土づくり、なるか???

さて。先日、祖母が大往生いたしました。おん年97。庭主に最初に畑仕事を教えてくれた人。これがまた、田舎ながらの大変にぎやかな(!)お葬式でございました。庭主の実家の母屋は、琵琶湖北の小さな町の、数代続く呉服屋。

子は11人。孫、ひ孫に至っては…何人かしら?本当に久しぶりに集まった孫達も懐かしく。

「なんだか、この家、ちっさく見えるねえ。」「子どもの頃は、迷路のような気がしたよね。幾つも部屋がある感じで。」「よくいたずらしたよねえ。」

そうそう。昔は、何人もお手伝いさんがいて、夜遅くまで店の明かりがついて、いつも賑わっていたのよね。祖母がお客さんの相手をしている横で、沢山積まれた衣類やショーケースの間をかき分けるように動き回って、売り物の布団の山に載っては怒られ。

そうそう。良くこの階段からも落っこちたよねえ。厚い踏み板がつるつるに光っていて。裏側の板張りなんか、蹴破っちゃって。

これでも一応、地域の大店(おおだな)だったのよね。今は見るかげもないけれど。交通手段もない頃に、ずいぶん遠くからお客が来ていたんだもの。

そんな母屋の襖を全部取り払い、まわりには沢山のお花が並び、お坊さん達もきらびやかに(こちらも身内)、そして、隣近所のお家には、ご近所の皆様が用意してくださったお清めの手作りのお食事がこれでもか!といわんばかりに豪華に並び。(しかも、朝、昼、晩で!)

ご近所のこんな時の組織力も素晴らしい(てか、慣れてる…)。お持ち帰りのお供えも両手にたっぷり。

ええ、おばの結婚式のときもこんなでしたねえ~。人力車に行列に餅播き付きで。って。そう。うちの親族のお葬式はいつも昔話に花が咲いて笑いが絶えない。もちろん悲しいのだけれど、ほんと、なごやか、というか、客観的に見れば、ほとんどお祭り。

いや~、祖母も、喜んでいることでございましょう。今どき、まあ、こんな郷土色豊かで心のこもった華やかなお葬式に出るのは、もうこれが最後でしょうね~。

いとこ達よ。祖母から受け取ったものを大切に、お互い、体に気をつけて、この時代を生きていきましょうね。日本の近代化で消えていったもの、残ってゆくものを、改めて考えさせられた年明けでございました。

☆今日のちび庭気温:0~6℃ 寒いです。底冷えがします。キッチンにミニホットマットを買ってみましたが、小さすぎたようです。(^^;)

お正月そうそう…

2008年01月09日 | ガーデン
数日前の話ですが、藤沢の旧モーガン邸、また焼けちゃったんですね~。

とっても残念です~。素晴らしい意匠を凝らした建築がなくなってしまったのはもちろん残念ですし、そんなことをする状況に追い込まれた人間がいたらしい、ということもまた痛ましい限りです。

一体何が2度も火事を起こさせたのか?あの穏やかに美しい佇まいを壊そうとしたほどの思いとは?なんだか、ダフネ・デュ・モーリアの小説「レベッカ」のラストを思い出しました。そんな明確な意図があるのか?単なるいたずらにしても、あまりにも。

うちの3びきの「モーガン」。種から生えたナツミカン。小さな鉢に植えたままで大きくもならず。いいかげんそろそろ植え変えてやらないと、なあ。