先月終わり頃散歩にとJRの「都区内切符」を利用してみた、23区内何度でも乗り降り自由で1日有効で730円なので時間潰しに丁度いいかと夫婦で出かけて見た、取敢えず一番外側と言う事で赤羽で降りる事にした、此処で降りるのは初めてである、我々夫婦は商店街を散歩するのが昔から好きなので目玉は無くとも結構楽しめるのだ、駅前のアーケードを見つけて入ってみる、食べ物の店が多い、飲み屋さんも有るが基本的に食堂である、洋品店は少ない、宝飾や時計店は入口付近のアーケード外に有った、300m程度で終える直前の右側に小学校らしき建物がある、何か看板が有ったので読んで見ると「本年を持って岩淵小学校(第?が付いていたかも知れない)は廃校になりました」と書いてある、駅からも近く商店街の外れで恐らくマンションになるのではと言う立地だが、実に残念ではないか、此れを見て品川で一部取られている方式を思い出した、すこし突っ込んで学校跡地を今不足している保育所にしたら如何か、一部を乳幼児から就学前の児童に、そして後一部を老人施設にしたら良い、保育所と老人施設は慢性的に不足している、保育士を育てても施設が無いと言うのなら此れを充てれば良い、新聞で見たが「保育施設には調理スペースが必要で此れだけで2千万位は掛かる」と有ったが小学校中学校は給食用の調理スペースがある、又老人施設の調理も可能な大きさは有るだろう、多少は違ったメニューが必要だが味付けを変えればかなりの部分が流用できるだろう、共用スペースを遊戯室に当てて置けば責任を負わせるのではなく年配者が子供の相手をしていれば保育士の目が届かない部分をカバー出来るし、それに寄って年配者の生き甲斐も生まれる、又栄養士や調理師等の職も確保出来る、岩淵小学校の位置だったら手芸的な物や小さな商いも出来るのでは無いか、無論維持管理に金は掛かるがばら撒きの子供手当に使うよりずっと効果が期待出来る税金の使い方ではないか、耐震化工事を進める事でも一時的とは言え仕事が確保出来るのだ、兎に角職を作らなければ就職は出来ない、政府は「雇え」と言う前に「雇う事の出来る職」を作らなければならないのだ、老後が安心なら今の蓄えを使え需要は回復する、そうすれば供給も増えて経済は廻る、金の量が減ったわけでは無く廻っていないだけなのだから