梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

安倍政権継承、アナクロニズム

2021-09-10 10:46:04 | 雑記
総裁選に前々から意欲的だった高市早苗議員が立候補している
総務大臣の時に「現政府に批判的な報道が多いのは公平ではない、再三の指導に従わない放送局には停波の措置も出来る」と宣った、
「現政府に批判的な報道が多い事には“丁重に説明”を全くしないからであり「説明を」と報道するのは使命である、
強引な政権運営に反対する以前に「説明をしろ」と言い続け、質問に答えず関係ない話しかしない安倍瀬総理に関して「おかしいのではないか」と言うのは報道機関の正当な行為でそれでなければ「報道(ジャーナリズム)」とは言えない、
国会中継が放送されている中で国民の眼と耳は納得していないのだ、
安倍政権は戦前の「大日本帝国」を至上としている様に見える、
しかしその軍国主義的な全体主権国家の招いたのが無謀な開戦でその結果が無条件降伏だったことは僅か100年足らず前の事だ、
安倍政権は行き詰り傀儡と思われた菅義偉首相は安倍政権の継承を謳い登壇したのだが憲法どころかコロナ禍に国民の平穏な生活すら対処できず投げ出す事となったのだがこの御仁は再度安倍回顧趣味の政権を標榜して立候補した、
“憲法改正や対中強硬を織り込んだ法整備を訴え、植民地支配を認めて謝罪した村山談話については「安倍内閣の(戦後)70年談話で整理された」と継承を否定。靖国参拝についても「信教の自由」を理由に続ける考えを示し、皇位継承は「男系男子」にこだわった。”
靖国参拝が宗教の自由と言うが靖国神社の立ち位置が宗教では無い事は明確だ
なぜ他の国が現職閣僚の参拝が問題になっているのか、なぜ「個人として」を言い立てて玉串料として納めると言うのかと言う事を議員として理解していなければ政治は出来ない
単なる議員、百歩譲って閣僚だとしてならまだしも日本政府を代表する総理大臣がこの意味を知らないでは済まされない、
知っていてやるなら更に悪質で多くの国民として受け入れがたい事である
靖国神社は「国家の礎として戦った英霊を祀る」と言うのが設立運営の根源だがこの国を戦争に巻き込んだ元凶だと「東京裁判」が下した「戦犯」を神として合祀している、
無論国際的に批判の有る占領国家による一方的な弾劾裁判である事は間違いないがその事は国際的には解決されていないどころか中韓のみならず米英連合国側からも糾弾されている、
言い分はあったとしてもそれは未解決な国家的対外的な問題であり北方4島、竹島、尖閣と同じ位デリケートな国際問題である、だからこそ閣僚としての参拝は控えている、
「信教の自由」は個人の問題で閣僚である立場では「政教分離の原則」が適用される事くらい理解してもらいたい
まあ高市早苗代議士が総裁になる事は有るまいが仮にそうなったら自民党と支持有権者は日本は世界の批判にさらされるだろう事を覚悟した方が良い、