梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

行人坂の大圓寺

2021-09-14 13:35:56 | ぶらり
200mmズームを付けて目黒行人坂に行く
40年ぶりの目黒駅はまったく変わっていて面影はない
確か服飾学園が有ったと思ったが大きなビルになっている
行人坂も暗くて狭い印象だったが入口は銀行の脇道で明るい
しかし少し進んだら急勾配になった、車一台がやっとという坂はさほど変わっていない
記憶では上から言ったら右側だと思ったら左側だったのは記憶違いだろうな
入口には大黒天と金文字が書いてある
五百羅漢が有名だが綺麗に積み上げられてやや興をそがれる、植木屋が落葉を掃除していた

五百羅漢の反対側に廻ると塀に沿って幾つもの石像がある、
道祖神

お地蔵さんか?小僧さんの姿

六道地蔵は未だ新しい

仏頭だけ置いてある

寺を出て更に下り雅叙園の入口を過ぎると目黒川にでる
川上にある橋が水面に円を描くのは多分目黒通り

昔来た時には八百屋お七の比翼塚と言うのが有ったはずだが見つからなかった
男女の睦合うさまを比翼と言う、鳥が空を飛翔するのには両翼が必要だ、どちらの羽が重要だと言う事ではなく両方あるから翔べる、日本では愛し合い睦合う男女を尊いとしてきた
夫婦と言う場所も至る所にある、夫婦岩、夫婦坂、夫婦橋、男尊女卑と言われたことも亭主関白と言われることも聞く、
一方ではかかあ天下ともいう、しかし殆どの庶民は互いに睦合い生きて来た、藤沢周平や山本周五郎の小説の様な話が世に出るのはそれが”腑に落ちる”からだろう
しかしイスラム教では女性を差別した社会の様だ、
もし冷静に話す機会他有ったら聞いてみたい「貴方は子供の頃母親を慕い愛した事は無かったのか」と「娘が出来た時愛しく思わないのか」とも
男女平等という、或いは男女同権と言う、無論そういわなければならない様な社会もあるし、そんな風に只女性だから男性だからという判断基準の輩もいる
しかし我が国の文化は平安の通い婚時代の女性文化も戦国時代の男勝りの女傑も江戸時代の母親も、武士の奥方も
近松物の男女も世界的にこんなに男女が同じ高さで苦しみ楽しみ生きて来た社会は私の知る範囲では見ない気がする、だからと言ってジェンダーに異論を唱える気は全くないが