朝通る道脇の勝手口に赤いピラカンサの実の陰に黄色の花が咲き始めた
少し透き通る花弁は蝋梅の様だ
ずっと昔、高崎の達磨寺を訪れた時長い階段を上がりきった所に何本かの蝋梅の古木があった、
当時は毎年高崎迄行って達磨を買っていて前年の達磨をお焚き上げに返納してくる事が恒例だった、
達磨寺は国道18号線が利根川沿いになるとすぐに対岸に渡った所にあって真っすぐでかなり急な階段を上がった所にあるので境内からの見晴らしは素晴らしい、
階段を上がりきった所の右側には鐘楼が有って、誰でも衝くことが出来た記憶がある、
蝋梅を見たらそんな事を思い出した
しかし最近は中々そんな遠出はしなくなり西新井大師で間に合わせていたのだが其れすら此処数年行くこともなく、更に横着になり川崎大師となってそれすらずっと梟の置物の脇に居続けている、
松の内だったら山王天神でお焚き上げをしてもらえるのだが初詣の時は忘れていて「後で持って来よう」と会社に変えるとまた忘れてしまうと言う為体である、
いったいで何処がどこでもお返しはどこでもいいのかしらん?