「17日投開票の兵庫県知事選で、前知事の斎藤元彦氏(47)が再選を果たした。新たな知事による県政刷新ではなく、斎藤県政の継続を県民が選んだことで、全議員が不信任を突きつけた議会との判断と食い違う結果になった。」
全議員は全員一致でこの人の下では働けない、信頼できないと評価したが結局県民の評価はまったく逆の様だ
全員一致で不信任を提出したにもかかわらずこういう結果になったのなら全議員は辞表を出すくらいの矜持を示さなければ何だったんだと言う印象はぬぐえない
「斎藤氏はこれまでの取材で「再選ならば大きな負託を新たにいただいたことになる」と強調。告発文書問題を招いた責任の「みそぎ」になるとの考えを示していた。」
禊を済ませたから無罪放免だと言う事になれば彼はおおきな「免罪符」を手にしたわけだ、
問題になったのは「パワハラ」で告発した議員を告発文の検証もしないで告発者の特定をし懲戒を行い最終的に自殺に追い込んだと言う事で100条委員会の開設となりその結果、多くの問題があったと認定され今回の辞職選挙になった訳だが此れで免罪符を手にした彼は「倍返しだ!」となりはしないか、
「私の方針は県民に支持された」と今までより更に厳しく粛清をする事にならないだろうか
本来の県政運営の是非は県民が是としたんだとしても、多くの議員、其の他関係者から理不尽な横暴さを忌避された結果とどうすり合わせて行くのだろうか
多くの人員で運営する組織と言うものは末端までどの部分にも大きな負担のかからない様に運営する事が重要だ
自分のやり方が気に入らないのなら排除すると言うのはたとえそれが長い目で見て有用だとしても組織運営の軋轢になって今回の様な機能不全を起こしてしまう
ネット情報では有るが斎藤氏は社会に出た時から上級公務員だ、
組織は上の者の言う事は無条件に従わなければならないと言うのがその世界の常識の様だ
「親が黒いと言ったら白いものも黒だ」と言うのはヤクザの盃の話だがどうやらこの世界もそういうものらしい
県民は彼を選んだがその下で働く関係者の心労は想像に難くない