元官僚と言う人物が保険料負担増に対して反対か賛成かと言うアンケートを行ったら80%以上が反対していると言う発表をしていた
「賞与を除いた年収が794万円を超える給与所得者の保険料負担を数万円上げると言う法案に対してのアンケートだったらしい、いいじゃないかそれだけあれば、
此れから団塊の世代が順次後期高齢者になって来るのに出生率は低下し続け現役世代の負担率が増してくると言う事で「現役世代が割を喰う」と言う
しかし団塊の世代である昭和を生き抜いてきた我々にとっては現役時代に「最終年収の半分を年金が給付される」と言われ給与の1割程度を天引きされていた筈なんだが今となって「年金の基金がこの先維持できないから支給金額は下がります」と一方的に減額され、30年近くのインフレに対応し「物価調整費」と言う名目でさらに減額され、大蔵省か経産省か解らないが「インフレ脱却」を旗印にあらゆる物の価格の上昇を歓迎し、所得増を謳って給与所得をあげたと自画自賛している年収はそれでも一桁でそれも大手限定で中小零細にはその恩恵は遠く及んでこない
やり玉に挙がっている団塊の世代は現在70代後半以上だ、とうに現役を引退と言えば聞こえがいいが社会からは排除されている状況だ
しかし年金支給金額は納めた金額スライドだ、昭和現役の時代に納めた年金額は貨幣価値からしたら恐らく現役時代の平均値は1/10程度、
貨幣価値調整指数を考えて支払われていても現役時代相当の高額年金納付者でも月額22万程度、
消えた年金事件の時年金事務所が教えてくれた自分の納付総額は9千万近く、その半額は企業が負担しているので自分が支払ったのは4500万位になる
しかし支給額は月額12万弱である、担当者は「計算すると貴方の納めた年金がこの金額に達するのは82歳過ぎですね」と言う
この時の男の平均寿命は80歳と少し、平均以上に生き続けなければ納め損と言う事になる
月12万円で東京で生きるには4畳半の木造を探しても半分近く無くなる、
爪に火を点す様な生活を病にも掛かれず平均寿命まで生きても納めた分はもらえない、
体も動かなくなって頑張っても時給も安い、複数働いても雀の涙、子供の世話にはなれないし、なりたくもない
団塊の世代も嫌になる程「割りを喰ってる」んだよ現役世代諸君!